【教育制度について】 | カリフォルニアの建築家日記

【教育制度について】

【質問】

世界ではどのような幼児教育、一般教育制度が一般ですか?また新しい考え方などがあれば教えて下さい。


【:D】

教育制度のトピックスは様々であり、これが一番だ!という考え方はないかもしれませんねぇ。
自分は東洋、西洋の教育を通して、アジアにいるときには見えなかった視野、西洋からでは理解できない考え方などを習得できたことでさまざまなチャレンジを乗り越えることができました。
アジアといっても、日本での教育であり、香港、シンガポール、韓国、台湾、中国、さらにはインドと様々な考え方や教育の仕方があるけれど、一般に「英国」を主とした教育方法であり、 西も東も基本的には変わらない軸で教育されている現実を理解することが大切なんですよねぇ。

また、重大な現実として、
一流大学を卒業したからといって、お子さんが立派な人に成長したということはないということ。

逆に例えると、立派な人、成功者、真のリーダーなどという人は
本人の心の成長度や物理的体の健康度、常に学ぶ心を養っている環境を保っている人だと言われているんだよ。

つまり、教育制度という範囲で考えるならばこれからは、

◯◯制度にするべきだという考え方から、

◯◯だけは避けること。

と置き換えるほうが時代の流れにうまく対応できるんだよねぇ。



過去200年の教育のあり方。

これは教育制度を作った人の視点から考えるとわかりやすい。

つまり過去200年は一言で述べると産業革命。
つまり、トップに立つ人々は工場、さらには会社の持ち主。

「大量生産」するために沢山の人を動かすことが必要。

沢山の人を動かすためには、一つの方向を向かせるために「訓練」が必要。

当初の「教育」では「教える」という基本的な理由は
「工場で働けるようになるため」という「訓練」にあった。。

つまり、
一般で言われている教育制度が創り出す人間とは?

「優秀社員」という考え方になるんだよねぇ。


学校を優秀な成績で卒業する=優秀社員

だから、リーダーが育たない。。。(育ちにくい)




21世紀の教育制度のあり方とは?
いろいろな例えがあると思うけど、シンプルに述べると、

起業家を育てる教育なんだと思う。


起業家といっても、起業することが目的ではなく
いつでも起業できるぐらいの独立した能力を備えること。


時代の変化に十分対応できる順応性を得ること。

社会生活でうまく生きるために必要な「コミュニケーション能力」を習得すること

そして、
経済の変化に影響されることなく生きるための資源=「経済知識」をマスターすること。


この環境、社会生活、経済という3つの軸を中心に教育する。


これが、立派な人、成功者、真のリーダーが習得した「技術/知識」なんだって。




See ya,

:D