【タイミングを待つ】
「タイミングを待っている」という人もいる。
でも、
良いタイミングというのは
過去にならないとわからない。
つまり、やってみないとわからないんだよねぇ。
確かに。。
タイミングを知ることは大切だと思う。
雪が積もった寒い冬に種を植えたり、
人が話している時に、口をはさんだり。。
連日、晴れた日に傘を売ろうとしたり。。。
駆け込み乗車を試み、目の前でドアが閉まったり。。
増してや、 ネクタイがドアに挟まったまま、電車が走り出したり。。。w
タイミングが悪い。。。?
いや。
全てはタイミングが合っていないだけ。。
ダンスみたいなものかなぁ。。
ステップが悪いではなく、ステップのタイミングが合っていないというだけ。。
だから、
タイミングが悪いから、ダンスができないのではなく、
タイミングを合わせることに集中すれば、難しいダンスだってできるようになる。
つまり、
ステップを始めるのは早いほうがいい。
やりながら、タイミングを合わせるという考え方が、
ダンスを早くマスターできるコツなんだって。
大地震直後、全ての水を買い込み、
翌日現地へスタッフを直行させる。
「そうか。。水を売るのか?!」
いや。。
「水をみんなに配るんじゃ。。。」
「地震の次は火事、その次は生命に必要な水不足が起きるからなぁ。。」
タイミングがバッチリ合っている。
パニックが起きた直後は、不安という感情はない。
生きる事に集中しているから。
でも、時間が過ぎて、考えるようになると
不安になる。
なぜなら、
当人の心境は将来の不安や、過去の出来事を惜しむ時間に集中してひまうから。
パニックになっている時に次の次を考えることができるようになるのは、
「経験を積む」しかない。
「水を買い取る」という突発的なアイデアを、
人として心を乱すことなく、行動させることができたのは、
当人は戦後、関東大震災を経験したからだと言う。
経済が崩壊した直後、世界各地へ旅にでる。
飛行機代、宿泊代、食べ物だって通常の半額以下。
そこで出会ったボランティアの友人達と将来子供達が真に必要とする教育システムの源を作る学校計画を始めることになる。
グローバルでは不況の時だからこそ、
ボランティアとして活動している人は
情熱や信念という素晴らしい考えを持っている人々に加え、
富裕層の人物も多いようだ。。
当時、マーケティングやコンペなどでは絶対に関わることができないような案件も、
全て自然に、自分のペースで進めることができるようなチャンスを得たのは、
計算や駆け引きではできない、何か不思議で且つ、シンプルな行動力から始まっている。
あの時のタイミングもバッチリ合っている。
「良いタイミングを待つ」ということは、
将来が来るのを待っているということ。
または、過去のタイミングを思い出しているということ。
「良いタイミング」を考えると2つのケースしかないだよ。
「良いタイミングが来る」というケースと、
「良いタイミングが来なかった」というケース。
人生っていうのは、宝くじではないので、
「良いタイミングが訪れればいいなぁ。。。」という
ラスベガスのようなギャンブル的な考えで人生を過ごすのは、どうかなぁ。。って思う。
「良いタイミング」が来ればラッキー。
でも、自分の人生は「良いタイミングは来ない」って考えるようにしている。
良いタイミングを期待せず、それとは別に行動するほうが、
確実に自分が創造した世界へ辿り着くことができるって思うし、
実際にそうなっているんだよねぇ。
一つだけ、忘れてはいけないことがあるんだよ。
「時間」という「タイム」は常に流れ続けているけれど、
本人に与えられた時間には限りがあるということ。
だから、
タイミングを待っていて、もし来なかったら、
あなたの人生は将来を待ちながら時間を過ごしたことになる。
また、
もし良いタイミングが来たとしても、それが人生の後半で
待ち続けた時間の方が長かったとしたら、
人生を振り返ってみると、殆どなにも覚えていないというデータもあるんだよ。
なぜなら、本人は常に未来だけを見て, 待ち続けていたので、
一番大切で満足できる「経験」をしていないから。。
そんな時に口から出る言葉は世界共通しているんだって。。。
「あぁ。。もっと早くやっておけば良かった。。」
危ない時はわかるし、その危険度がどの程度なのかもわかる。 でも、危ないから渡れないということではないし、渡らないとわからないと言うような、難しい問題でもないんだよ。
See ya,
:D