【決断の仕方】中編
決断の仕方
→前編を読む
頭の中ではわかっているんだよねぇ。
「本気なら今やるべきなんだぁ。。」
「本当はこんなことずっとしたくないけど、今やめたら。。」
嫌いな人と嫌いな事をしながら時間を過ごす。。
文章で書くとこんなに非常識で
人ごとに聞こえるかもしれないけれど、
普段、なにごともないかのように行われていること。
「本当はこんなはずじゃないのに。。。」
「完璧なタイミングがいつかくるから。。」
修行とか、運命とか。。。
言葉を置換えては、「あの時」が来るのを待っている自分。
1日は過ぎ一週間、一ヶ月、一年、10年。。
10年過ぎたら、戻れない過去に怯え、20年、30年。。
30年過ぎれば「妥協」が「常識」となり40年。。
人生の大半を嫌なことをしながら過ごす人がいる。
人生の大半を「あの時」が来るまで待っている人もいる。
確かに毎日楽しい日なんてあり得ない。
辛い事や、悲しいことがあるから、
嬉しい事や、楽しいことを感じることができるんだよねぇ。
慣れないことをする時、ぎこちない経験をしたり
創造していなかった体験をする事は当然気持ちが良いとは言えないけれど、
自分が信じていないことや、
本当にやりたいことを我慢するほど辛いことはないよねぇ。
本当は誰に言われなくてもわかっているのに。。。
本当はずっと前からわかっているのに。。。
でも、心のどこかでブレーキがかかってるんだよねぇ。
大切なことだから。
絶対に失敗したくないから。
なぜわかっているのに、決断できないのかなぁ?
もし、家が火事になったらどんなに疲れていても、
どんなに反対されていても、家を飛び出すだろう。
もし、地震がおきて全てを失ったとしてたら
全力を費やし、一からやり直すだろう。
決断できない理由はただ一つ。
「緊急性」がないからなんだよ。
人生は一度限りだから。
本当に大切だと思うから。
自分の可能性というものを「もうだめだ」っていうまで試してみようよ。
緊急性を感じれば、人は誰でも決断できる。
これが、「決断の仕方」。
一般では「決断の仕方」と「ゴールの立て方」を重ねてしまう事がある。
でもねぇ、今まで人生を変えたと言える重大決断の全ては
「ゴールを定義すること」より「不安を定義すること」のほうがよほどパワフルで
確実なことはないんだよ。
夢を見たいのなら、ゴールを決める。
夢を確実に実現したいのなら、不安を定める。
18歳の時、アメリカに行こうって夢見ていたときも
事故に会うまで実現しなかった。
一生かかってでも建築を学ぼうって夢見たときも、
決断できた結果はゴールを明白にした後、
「やらなかったらどうしよう。。」という不安からだった。
ゴールを設定することは当然大切だし、誰もが重要性を知ってるよねぇ。
ゴール、夢を創造することは楽しいことだし、
胸がドキドキするようなポジティブな体験だものねぇ。
でもねぇ、それだけじゃダメだったんだよ。
やっとわかったんだぁ。
決断の仕方にも表裏があるってことをねぇ。
ゴールを明確にするだけでは、不安を取り除くことができない。
だから、いつまでたっても「完璧なタイミング」は訪れないのかもしれないねぇ。
【あの時のために】
決断は一瞬でできる。
でも、「不安という力」が決断することを防御してしまう。
達成者と言われる人たちが共通してマスターした技。
それが不安をコントロールする能力というわけ。
実際の行動は簡単だけど、
決断するこことが一番難しい。。
なるほどねぇ。
行動=労働は大変そうだけど、実際は簡単。
決断=思想は簡単そうだけど、実際は困難。
不安を感じるということはとても自然なことで、
もともとは敵から身を守るために与えられた力。
だから、新しいことや、今まで例がなかったことを試す時は
当然不安になるのは当たり前。
問題は不安という感情に自分が正直に対応し、
きちんと耳を傾けてあげる事。
不安をきちんと明白にしてあげることなんだよ。
「不安なことを考えたら、実際に恐れていることが起こりそう。。」
不安とはネガティブな感情ではく、
ポジティブになるために必要な感情って思うようにすること。
また、
不安という感情に自分がコントロールされるのではなく、
感情の一つとして自分でコントロールできるようになること。
つまり、不安という感情を自分の見方にすることができれば、
確実に一瞬で決断できるようになるということなんだよねぇ。
「あの時、決断していよかった。」
そんな経験を沢山してほしいなぁ。
【決断の仕方】
12年前当時、
勤務していた企業ではキャリアも順調に進みあまり苦労もなかった頃、
心のどこかでもっと自分の可能性を試してみたいって思っていた自分。
独立しようと決断し、実際に行動するまでには半年が過ぎてしまった理由はなぜか?
3年前、自分が設立したはずの会社にコントロールされてしまった自分。
週70-80時間働き、会社が自分を「あやとり人形」のように操っていた時代、
会社方針を変更しなくてはならないとわかっていたはずなのに
決断するまでに1年間、同じことを繰り返したのはなぜか?
それは、忙しいという理由からだけじゃなかった。
失敗を恐れる不安からだったんだぁ。
どんなに肉体的に辛い事より心の傷の方が怖い。
だから、わかっていても続けてしまうんだぁ。
ある日ねぇ、
不安に怯える自分がイヤでイヤで仕方なくなったんだぁ。
一日に「やる気」というものが全くなかった。
普段は普通振る舞っていたけれど、
心の中は怠慢で、退屈でねぇ。。
土曜日の朝だったなぁ。
US 軍事対策の記事を読んだことから
ふと考えたんだぁ。
「そっか。軍事ってこうやって決断するのか。。」
戦争などと大げさなことではないけれど、
僕にとっては自分と闘う小さな試合のようなもの。
「彼らのコンセプトをライフスタイルにも応用できないかなぁ?」
そう思ったんだぁ。
スケッチブックに縦線を等間隔に3つひいてみた。
1 不安を描く
行動した結果、どんなことが起き得るのか?
「会社から首になるかもしれない。。。」
「愛する人を失うかもしれない。。」
「家賃が払えなくなるかもしれない。。」
「みんなから笑われるかもしれない。。」
沢山あると思う。
まずは、自分はどんな事柄に恐れているのか?
具体的になにが怖いのか?
そんなことを文字で書いてみよう。
自分を患者さんのように客観的に見てみる事がコツだよ。
結構、シンプルな事に怖がっていることがわかると思うよ。
2 防御策を立てる(Back up Plan)
「(行動後)首にならないようにするにはどうするか」
「(行動後)愛する人を失わないために、どのようにするべきか」
実際にリストしてみると、いろいろな案が生まれビックリするぐらいだよ。
僕はいつも2つ以上のバックアッププランを立てるようにしているよ。
3 再び参上策を立てる(Exit Plan)
最悪、予想されてしまった問題が起きてしまった場合、
どのようにして昨日までの自分に戻ることができるだろうか?
つまり、もう一度始めから繰り返す時、どのような問題を予知して
確実に昨日までの自分に変えることができるのか?
実際に計画してみると、今まで掛かった時間より遥かに早くステータスを取り戻すことができるということ明確になると思うよ。
こうやって不安を分析してみるとねぇ、
不安だった事でやらなかった結果のほうが、
比べることができないくらい、リスクが高いということが明確になると思うよ。
だってねぇ、時間は取り戻すことができないからねぇ。
一生の一大事という決断を何度となく繰り返してきたけれど、
僕はこの決断の仕方で自分自身にケジメをつけて、
自信まで抱いたぐらい。
Defines your fears, instead of your goals.
目標より不安を先に定義せよ!
人生の達人達はゴール設定より
不安を先に定義する。
次回は不安との戦い方を紹介するねぇ。
→不安との闘い方を読む(3月14日発行予定)
See ya,
:D
→前編を読む
頭の中ではわかっているんだよねぇ。
「本気なら今やるべきなんだぁ。。」
「本当はこんなことずっとしたくないけど、今やめたら。。」
嫌いな人と嫌いな事をしながら時間を過ごす。。
文章で書くとこんなに非常識で
人ごとに聞こえるかもしれないけれど、
普段、なにごともないかのように行われていること。
「本当はこんなはずじゃないのに。。。」
「完璧なタイミングがいつかくるから。。」
修行とか、運命とか。。。
言葉を置換えては、「あの時」が来るのを待っている自分。
1日は過ぎ一週間、一ヶ月、一年、10年。。
10年過ぎたら、戻れない過去に怯え、20年、30年。。
30年過ぎれば「妥協」が「常識」となり40年。。
人生の大半を嫌なことをしながら過ごす人がいる。
人生の大半を「あの時」が来るまで待っている人もいる。
確かに毎日楽しい日なんてあり得ない。
辛い事や、悲しいことがあるから、
嬉しい事や、楽しいことを感じることができるんだよねぇ。
慣れないことをする時、ぎこちない経験をしたり
創造していなかった体験をする事は当然気持ちが良いとは言えないけれど、
自分が信じていないことや、
本当にやりたいことを我慢するほど辛いことはないよねぇ。
本当は誰に言われなくてもわかっているのに。。。
本当はずっと前からわかっているのに。。。
でも、心のどこかでブレーキがかかってるんだよねぇ。
大切なことだから。
絶対に失敗したくないから。
なぜわかっているのに、決断できないのかなぁ?
もし、家が火事になったらどんなに疲れていても、
どんなに反対されていても、家を飛び出すだろう。
もし、地震がおきて全てを失ったとしてたら
全力を費やし、一からやり直すだろう。
決断できない理由はただ一つ。
「緊急性」がないからなんだよ。
人生は一度限りだから。
本当に大切だと思うから。
自分の可能性というものを「もうだめだ」っていうまで試してみようよ。
緊急性を感じれば、人は誰でも決断できる。
これが、「決断の仕方」。
一般では「決断の仕方」と「ゴールの立て方」を重ねてしまう事がある。
でもねぇ、今まで人生を変えたと言える重大決断の全ては
「ゴールを定義すること」より「不安を定義すること」のほうがよほどパワフルで
確実なことはないんだよ。
夢を見たいのなら、ゴールを決める。
夢を確実に実現したいのなら、不安を定める。
18歳の時、アメリカに行こうって夢見ていたときも
事故に会うまで実現しなかった。
一生かかってでも建築を学ぼうって夢見たときも、
決断できた結果はゴールを明白にした後、
「やらなかったらどうしよう。。」という不安からだった。
ゴールを設定することは当然大切だし、誰もが重要性を知ってるよねぇ。
ゴール、夢を創造することは楽しいことだし、
胸がドキドキするようなポジティブな体験だものねぇ。
でもねぇ、それだけじゃダメだったんだよ。
やっとわかったんだぁ。
決断の仕方にも表裏があるってことをねぇ。
ゴールを明確にするだけでは、不安を取り除くことができない。
だから、いつまでたっても「完璧なタイミング」は訪れないのかもしれないねぇ。
【あの時のために】
決断は一瞬でできる。
でも、「不安という力」が決断することを防御してしまう。
達成者と言われる人たちが共通してマスターした技。
それが不安をコントロールする能力というわけ。
実際の行動は簡単だけど、
決断するこことが一番難しい。。
なるほどねぇ。
行動=労働は大変そうだけど、実際は簡単。
決断=思想は簡単そうだけど、実際は困難。
不安を感じるということはとても自然なことで、
もともとは敵から身を守るために与えられた力。
だから、新しいことや、今まで例がなかったことを試す時は
当然不安になるのは当たり前。
問題は不安という感情に自分が正直に対応し、
きちんと耳を傾けてあげる事。
不安をきちんと明白にしてあげることなんだよ。
「不安なことを考えたら、実際に恐れていることが起こりそう。。」
不安とはネガティブな感情ではく、
ポジティブになるために必要な感情って思うようにすること。
また、
不安という感情に自分がコントロールされるのではなく、
感情の一つとして自分でコントロールできるようになること。
つまり、不安という感情を自分の見方にすることができれば、
確実に一瞬で決断できるようになるということなんだよねぇ。
「あの時、決断していよかった。」
そんな経験を沢山してほしいなぁ。
【決断の仕方】
12年前当時、
勤務していた企業ではキャリアも順調に進みあまり苦労もなかった頃、
心のどこかでもっと自分の可能性を試してみたいって思っていた自分。
独立しようと決断し、実際に行動するまでには半年が過ぎてしまった理由はなぜか?
3年前、自分が設立したはずの会社にコントロールされてしまった自分。
週70-80時間働き、会社が自分を「あやとり人形」のように操っていた時代、
会社方針を変更しなくてはならないとわかっていたはずなのに
決断するまでに1年間、同じことを繰り返したのはなぜか?
それは、忙しいという理由からだけじゃなかった。
失敗を恐れる不安からだったんだぁ。
どんなに肉体的に辛い事より心の傷の方が怖い。
だから、わかっていても続けてしまうんだぁ。
ある日ねぇ、
不安に怯える自分がイヤでイヤで仕方なくなったんだぁ。
一日に「やる気」というものが全くなかった。
普段は普通振る舞っていたけれど、
心の中は怠慢で、退屈でねぇ。。
土曜日の朝だったなぁ。
US 軍事対策の記事を読んだことから
ふと考えたんだぁ。
「そっか。軍事ってこうやって決断するのか。。」
戦争などと大げさなことではないけれど、
僕にとっては自分と闘う小さな試合のようなもの。
「彼らのコンセプトをライフスタイルにも応用できないかなぁ?」
そう思ったんだぁ。
スケッチブックに縦線を等間隔に3つひいてみた。
1 不安を描く
行動した結果、どんなことが起き得るのか?
「会社から首になるかもしれない。。。」
「愛する人を失うかもしれない。。」
「家賃が払えなくなるかもしれない。。」
「みんなから笑われるかもしれない。。」
沢山あると思う。
まずは、自分はどんな事柄に恐れているのか?
具体的になにが怖いのか?
そんなことを文字で書いてみよう。
自分を患者さんのように客観的に見てみる事がコツだよ。
結構、シンプルな事に怖がっていることがわかると思うよ。
2 防御策を立てる(Back up Plan)
「(行動後)首にならないようにするにはどうするか」
「(行動後)愛する人を失わないために、どのようにするべきか」
実際にリストしてみると、いろいろな案が生まれビックリするぐらいだよ。
僕はいつも2つ以上のバックアッププランを立てるようにしているよ。
3 再び参上策を立てる(Exit Plan)
最悪、予想されてしまった問題が起きてしまった場合、
どのようにして昨日までの自分に戻ることができるだろうか?
つまり、もう一度始めから繰り返す時、どのような問題を予知して
確実に昨日までの自分に変えることができるのか?
実際に計画してみると、今まで掛かった時間より遥かに早くステータスを取り戻すことができるということ明確になると思うよ。
こうやって不安を分析してみるとねぇ、
不安だった事でやらなかった結果のほうが、
比べることができないくらい、リスクが高いということが明確になると思うよ。
だってねぇ、時間は取り戻すことができないからねぇ。
一生の一大事という決断を何度となく繰り返してきたけれど、
僕はこの決断の仕方で自分自身にケジメをつけて、
自信まで抱いたぐらい。
Defines your fears, instead of your goals.
目標より不安を先に定義せよ!
人生の達人達はゴール設定より
不安を先に定義する。
次回は不安との戦い方を紹介するねぇ。
→不安との闘い方を読む(3月14日発行予定)
See ya,
:D