【決断の仕方】 | カリフォルニアの建築家日記

【決断の仕方】


アメリカ、グランドキャニオンの上で「ヤッホー」って叫んだ時も、

イタリア、シエナ広場でホースレーシングを観戦した時も、

インド、シミラのヒマラヤ山脈で音のない空間に立った時も、

クウェートの砂漠道を車全開で走った時も、

スペイン、マヨルカ島の洞窟を探検した時も、



あの時、決断して良かったって思う瞬間がある。




大学時代、言語力の乏しさに絶望感や妥協感に教われた時も、

いくら頑張っても結果がでない人生に失望感を感じた時も、

自分が信じる事柄や情熱が他人に通じることができない欲求不満に襲われた時も、




あの時、決断したんだから大丈夫って思う瞬間がある。





社会に入り安定した生活を支えていた大企業をやめ独立しようと思った時も、

リーマンショックの影響で設立した2つの会社が同時に危機に落ち、
例題や実例という答えがない決断を24時間内に決めなくてはならなかった時も、

入国招待状の内容もわからないまま、深夜飛行機に乗って砂漠の都を訪ねた時も、




あの時、決断した事は間違っていないんだぁって思う瞬間がある。






あの時、
あの時、決断できたら今という夢のような時間があるんだぁ。




別にスーパーマンでなくても、
生まれながら天才でなくても
「決断」は誰だってできる。



もし、これまで達成できた事柄の秘密を一つに絞って話すとすれば
それは「決断の仕方」をチョイスするだろうなぁ。



もし、将来チャレンジする事柄の成功・不成功の鍵があるとするならば、
それは「決断の仕方」だと思う。




「決断の仕方」といっても一つというわけじゃないし、
個人にあった仕方がある思う。

でもねぇ、実際は決断の仕方を話す以前に
決断を避けるために生きようというライフスタイルが一般的だと言われているんだよ。


決断が必要ないライフスタイル。


なんとも理想的でプレッシャーがない簡単そうな人生に聞こえるよねぇ。


決断をする必要がないということは、
誰かが決断しているというライフスタイルに住むということなんだよ。


「みんなと同じことをしていれば、安全でリスク回避できる。。」

「波を立てずに進みましょう。。」という言葉を聞くけれど、
決断が必要ないライフスタイルとは、
赤信号で一時停車している車のようなものなんだよねぇ。



赤信号は、決して悪い事ではないんだよ。
交通整備のために赤信号で、たまに休憩する時間が必要だということ。


でもねぇ、実際は信号が次々と青信号に変わり
スースーって運転して景色を楽しんだり、
目的地へ早く辿り着いたりしたいよねぇ。



赤信号で止まっている時間が長ければ長いほど、
他の道を進む車は前に進んでしまい、
自分の車はガソリンだけがダラダラ流れてしまう。。

車内はエアコン・暖房で気持ちがよいかもしれないけれど、
景色の変わらない風景に何れ飽きがきてしまうだろうねぇ。



僕たちのライフスタイルも同じことなんだよ。
みんなと同じことしている時は、確かに安全でリスク回避をしていると思っている。

正確には過去の時間を楽しむ「休憩時間」を楽しむということなんだよ。

前へ進んでいる人から見ると、
実は止まっているのではなく後ろに進んでいることになる。



「Dさんはなぜ、いつもそんなに楽しそうなの?」と言う質問をいただくけれど、
僕がいつも楽しくしている理由は、変わったことをしているからなのかもしれないなぁ。


もし、いつも同じ事をしていたら、毎日退屈で終末が来るのが待遠しいライフスタイルを経験しているのかもしれないし。

もし、目標や夢に向かって進んでいないのなら、
明日に対する希望やワクワク感もないだろうし。。



そうだねぇ、

人と違ったことができない自分。
やりたいことなのに、どうしても行動におこせない自分。


いろいろな理由があると思うよ。


「そんなこと言ったって、今仕事をやめたら誰が家賃を払うの?」とか
「私のケースはみんなと違ってもっと複雑」だとか、
「子供がいないからそんなことが言える」とか。


みんなと違うことをするということは、
仕事をやめることや、子供のいない生活をするということではないんだよ。

みんなと違う事をするということは、
毎日仕事を楽しみ、子供と一緒に過ごす時間が十分あり、
社会貢献を沢山していて、みんなから愛され、
複雑と言えるライフスタイルを自由自在にコントロールするような
充実感のあるライフスタイルを満喫するということなんだと思うなぁ。


当然、そういった夢のようなライフスタイルを実践している人は、
世の中でもとっても少ないし、周りに近く存在しないかもしれない。


ポイントは人生を楽しみたいって本当に思うのならば
ちょっとみんなと違うアプローチをする必要があるということを理解することなんだよ。


みんなと違うことをすることがゴールということではないけれど、
「Achieving your Goal」つまり、目標を達成するためには、
今までと変わったアプローチをする必要があるんだよ。


ゴールは挑戦であって、挑戦するためには以前と違ったアプローチや考え方をしなければ決してゴールを創造したように達成し味わうことができないというわけ。



とってもシンプルでしょう?



周りと違ったアプローチとは
もっと練習するとか、
努力の仕方を全面的に変えるとか、
以前試されていない方法を試すとか。。

自分の壁を越えるということは、
今まで自分がしていなかった方法を試すとか、
今まで以上にエネルギーを費やすとか、
知らなかった分野へ飛び込んでみるとか。。


実際の行動はロケットをデザインするような複雑な方法ではなくて、
とってもシンプルなんだよねぇ。



「じゃぁ。問題は何?」


「なぜ、成功者はゴールを確実に達成するのに、失敗者は達成できないのだろう?」


それが、「決断の仕方」なんだと思うんだぁ。




「決断の仕方」を読む  



See ya,


:D



追伸:3月生まれのみなさん誕生日おめでとう!