【I believe in Miracles】 | カリフォルニアの建築家日記

【I believe in Miracles】

ふとしたきっかけでブログを始めたけれど、
11月8日で2年の月日が経とうとしている。


過去2年間も、
いろいろな事を学んで、
いろいろな事を経験したなぁ。


ブログを始めた当時は殆ど日本語を使っていなかったから
忘れかけた日本語の練習にもなるし、
いつか友達ができて実際に会えることができるかも。。なんて考えていたもの。

こうやって沢山のみんなとメッセージやコメントを通して意見交換できたり、
実際にブログを通してお会いできたこともあったり、

普段では絶対に触れることができない経験が出来たのもブログという不思議な存在を始めたからかなぁ。

あの当時から考えればこうやってみんなに思ったことを素直に文章にして
表現している自分は「ミラクルの世界」に住んでいると思うんだぁ。

どんなに頭が良くても、
どんなに細かく予測してみても、
今の時間を確実に創造することは出来ないんだよねぇ。


なぜミラクルかって。。?
達成してみると創造していたより、実際は素晴らしいことが多いからかなぁ。

本当にやってみると思っていたより簡単で、
一般に言われていたより素晴らしい。


でも、やっている途中は創造していたより、難しくて、
自分の視野からでは不可能のように思うもの。



こんな経験の積み重ねが「ミラクル」を呼ぶのかなぁ。


“Miracles”


ミラクルって自分とはとてもかけ離れていて
絶対に起こり得ることではないって思ってた。

ミラクルって自分ではコントロールできなくて
何か予想もつかない不思議なことが起きなければ経験できないことだと思ってた。



最近ねぇ、1-2年前に書いたスケッチブックを読み直してみたんだぁ。
当時、目標に定めた夢。 

好きな時に好きな場所で好きな人と時間を過ごす」


創造した当初は、そんなことが出来るようになるためには
「ミラクル」が起こらない限り絶対に不可能だと思ったもの。


僕はその夢の世界に「建築という乗り物」を利用して辿り着こうって思ったんだぁ。

そのためには、固定概念を捨て、
強く、賢く、そして変化に即座に対応できる柔軟性を身に付け、練習する。。
10月のテーマはこの練習に終止点を打つため。
練習はずっと続けるけど、
いつかは練習から習得へと変化させなくては上達しないからねぇ。


これまでに例がないことだって、勇気を出して一歩だけ進んでみる。
明日からではなく、「今」からやる。


簡単じゅないよ。

当然だよねぇ。  

だって夢の世界に飛び込もうとしていたのだから。


口癖でよく聞くよねぇ。

「難しいなぁ。。。」って。

でも難しいというのは“感情”がそうしているだけなんだよ。

だから、心のあり方を常に練習すれば、
いざという時にとても強い行動にでることができるんだぁ。


物理的には難しいことなんて殆どないんだよ。





今月からもう一つの夢が現実となる。


「好きな時に好きな場所で好きな人と建築(時間)をする」


この答えは社会からリタイアすることでもなく、
億万長者や有名人になることでもなかった。


自分という人を深く理解して、自分が生まれてきた理由を
大切な役目として確認するだけでいいんだよねぇ。


人は役にたつために生まれてきていることに気がつくこと。

人は与えるために生まれてきたということ。

人はお互い必要として生かされているということ。


技術、知識、能力は問題じゃない。
心のあり方だけ整えば、人はどんな場所でも求められるようになる。


1人でも多くから求められれば、
人生の意味がとてもシンプルに見えてくる。

求められるためには、与えればいい。

つまり、求め続ける限り、求められないということ。

もの凄くシンプルだよねぇ。 人生って。

お金や地位、学歴などで計る成功度ではなく、
心の満足感を基準として計る成功度。

自分で選び、自分で決める。

そんなシンプルなルールだけで良かったんだよねぇ。



そうしたら、突然わかったんだぁ。

ミラクルって実は昔からすぐ側にあったんだって。


ミラクルって遠くにあるものではなくて、
すぐ近くにあったんだって。


曇ったメガネのレンズを綺麗にした時みたいに。
ミラクルは僕たちの周りに沢山充満していたんだよねぇ。


I believe in Miracles.


どんなに不可能って思っていることでも、
どんなに絶望的な環境にいても

僕はいつも、このミラクルを信じてる。


どんなに人々が反対しても
どんなに人々から笑われても

僕はいつも、このミラクルを信じてる。


ミラクルだって僕たちのことを待っているのだと思う。


ミラクルはいつもすぐ側にいて、僕たちが気づく事を待っているだけ。




歩道の脇(わき)で咲いているタンポポもミラクル


今こうやって自分の目で文字を読み、自分の指でタイプしていることもミラクル


今朝、目が自然に開いて、呼吸をして、ここに居ること自体がミラクル。


僕たちがここに生まれてきた時からミラクルはずっと続いてる。



そっと振り返って全てに感謝できた時、
世界全体がミラクルになるんだねぇ。




ミラクルは訪れるものではなく、
ピントを合わせて見るものだったんだねぇ。


きっと昔から。

これからもずっと。

I believe in Miracles.




See ya,


:D

2010年11月
Pacific Ocean