【:D流 仕事術】〜コミュニケーションの謎
朝からニュース番組を時間が許す限り読み続けるのも良いだろう。
でも、昨日読んだ新聞の内容。 どれくらい覚えているかなぁ?
また、新聞・テレビで学んだ内容。 どれほど役にたっているだろうか?
知る事は興味であり大切なこと。
でも知ることに忙しくなってしまって、
「知識」が必要な時に「知恵」として使えなくてはねぇ。。
知識人から賢人へ。
この考え方の違いが“時代にコントロールされるライフスタイル”から
“時代を利用するライフスタイル”へ変化させるコツなのかもねぇ。
“情報とは「今」使えなければただの文字”
知識は覚えるだけ得られるが、
知恵は観察しなければ身に付かない。
さて今日はどんな事柄を観察してみようかなぁ?
【:D流 仕事術】
第一章~コミュニケーションの謎
「あいつはどうして俺の言う事を聞かないのだろう?」
「彼はどうして私に反抗してばかりなの?」
「私は良き人材に恵まれない。。」
コミュニケーションは生きている中で一番大事な行為であり
一番深い謎が隠されているんだって。
人として生きている限り誰かとコミュニケーションするわけだし、
無人島に流されて誰も話す人が居ないとしても
人間は最後に残った人、「自分」とコミュニケーションを取り続けるという。
コミュニケーションを制する者は世界を制すると言われているぐらいパワフルな道具。
仕事ばかりではなく、家族や友達とだってコミュニケーション無しでは
生活すらできないものねぇ。
例えばアメリカではスピーチのクラスが一般教養として登録され、
幼い頃から人の前で話す練習をしたり、
大学では発言力の大切やリーダーシップの取り方など
コミュニケーションに大切な知識を学んだりもするんだよ。
「自分の伝えたい意思をより正確に相手にコミュニケーションするためには。。。」
自己主張をサポートするアメリカらしいスタイルだけど、
この考えは良くも悪くもあるよねぇ。
どんなに上手くこちらから伝えたって、聞く相手が理解していなければねぇ。。。
でも、意見を主張しなくっちゃ相手はわからないし。。
コミュニケーションをマスターしていたと言われるインディアンはどうだろう?
彼らはこんなことを言っているよ。
「話す前に聞く事」
コミュニケーションを「知恵」と考えるインディアンは
コミュニケーションとは意思を確かめ合う「道具」であり
道具の使い方を学ばなくては(知識)効果を出す事ができないという。。
「なるほど。。」
確かにその通りだよねぇ。
日本でもそうだと思うけど僕たちは話すこと、つまり主張することは学んだけれど聞く事は授業として学んだ事があるだろうか?
作文の発表や国語の朗読。
練習したことと言えば「こちらから話すこと」ばかり。
「聞き方」なんていう授業は無かったよねぇ。
多数存在するインディアンを一つの家族として代表するLilakoi 連盟(リラコイと発音)は子供が成人となる際、コミュニケーションを実施することが大人になった証拠でもあるという。 ドクターコビが書いた7Habits(7つの習慣)でも有名だよねぇ。
彼らが伝えたコミュニケーションのルールは簡単。
マスターと成人と化する子供が一本の棒を交換する。
棒を持っているものだけが伝えたいことを話すことができる。
持っていない者は反論することも同意することもできない。
質問もメモも取ることもできない。
つまりただ聞くだけ。
伝え終わったらその棒を相手に与える。
受け取った側は聞き取った内容を自分が理解した言葉で言い返す。
また、わからなかったことがあれば棒を持ち続けている限り質問ができる。
しゃべり終わったら棒を相手に返す。
こうやって両者が理解し合うまで棒を与えたり、受け取ったり。
確かに僕たちの社会では棒を持って与えたり受け取ったりはしないよねぇ。
でもこんなシンプルなルールすら実際に知恵として実行している人は少ないんだって。
話すことは聞く事であり、聞く行為は話す相手により多くの信頼を与える。
話をしている時に途中から意見を主張する人。
話を聞いているのに途中で携帯やメッセージを確認する人。
話を丁寧に聞かない人は必ずと言って良いほど
コミュニケーションも下手なんだよねぇ。
人が話を聞かない理由はただ一つ。
「興味が無いから」
悪気があって聞いていないのではく相手が自分のペースと異なっているからと考えてみるのはどうかなぁ。
相手の立ち場に立って聞いてみる。
話す前に聞いてみる。
話し上手になる前に聞き上手なったら
仕事も人間関係も大きく向上したよ。
「聞く力」は「話す力」より効果あり。
特に口論になってしまったりトラブルに直面した場合、
「賢人」がする行動。
冷静になって観察する。
つまり「相手の意見を聞いてみる」
こんなシンプルなステップなのに
コミュニケーションの良し悪しが大きく変わってくるんだねぇ。
See ya,
:D