光を感じる時 | カリフォルニアの建築家日記

光を感じる時


「光」

光は僕達の出発点でもあり、終止符でもあると言われている。

光を見ることで神・自然の素晴らしさを感じることができる。

光を見ることで悲しくて泣き出す人もいないだろう。

光を浴びて嬉しくなったり、

光を感じて冷静さを取り戻す人もいる。
カリフォルニアの建築家日記

子供のころ隠れん坊しているとき、外にある物置に急いで隠れたことがある。

昼間なのに、扉を閉めると真っ暗な狭い部屋は、

隠れる自分にとって、とても怖い空間で少し臆病になった自分がいた。

そんな時、物置の天上に少し小さな穴が開いていて、

ほこりまみれの空気にそっと光が注いでいることに

気づき、なんだか安心したのを覚えている。



ヨーロッパで感じた「光」は

そんな東洋で育った自分にとってとても、印象的だった。


空間一杯に沢山の光を注ぐことで、

光の存在を感じることが出来る。



東洋では影の存在を知り、光を感じる。

西洋では光の量を感じ、光を感じる。



考え方や見かたで心の感じ方も変わるものだなぁ。




D.



追伸・ ランキング・建物訪問で1位-3位になっていました。 応援していただいた皆様、ありがとう。
これからも順位に惑わされること無く、一つ一つ大切に記事を書きたいと思いマス。   D.