中東・サウジアラビア・リゾート計画 フェーズ01 | カリフォルニアの建築家日記

中東・サウジアラビア・リゾート計画 フェーズ01


サウジアラビアのリゾート計画 フェーズ01
(マスタープラン)

マスタープラニングが始まり数週間がたつ。
頭の中は彼らが独自に育ち上げた文化・宗教など価値観について考え続けている。

独自の文化をより理解し、受け入れる。 
受け入れることでお互いの理解が深くなる。

文化を理解するということは「文化っぽい建築」を建てることではないと思う。
歴史を理解して歴史にあった空間をつくることではないか。

文化とは常に成長するとおもう。
京都のプロジェクトでもそうだが、文化は保存するだけではいけないと思う。

歴史が在る街、自然と共存する街とは「成長する街」だと思う。

常に成長し、変化する。 ルーツを持ちながら成長する。

そう考えると、成長する街はいつも新しい考えを受け入れているのではないか?

クライアントとの契約時、こんなことを言われた。

「世界中のデザイン会社からR204DESIGNを選んだ理由は柔軟性にある。
私達は常に柔軟性が必要だ。 強くなることはやわらかくなることだと私は考える。
君達が私達の文化を理解し、世界の視野を植えつけることで、より柔軟性のある街づくりができると信じている。 新しいものだけなら、誰だってできる。 また古いものなら美術館に行けばいいじゃないか。 君達が育ち続けさえすれば、君が言っている「育つ街づくり」や「私達の将来」をデザインできると思う。」


プレッシャーがかかるけどやる気がその10倍でてくる。
頑張ります。


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コンセプトステージではスケッチを時間が揺らされる限り繰り返す



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ランドスケープは建築と同時にデザインする。 「空き地」があるから緑を植えるのではない。


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スケッチと同時にモデルを作成する。 

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バーチャルの世界でどんどん作っていく。
凄く大変な作業だが、
とてもエネルギッシュ。
スタジオは常に音楽をかけムードを保つ。

やれる時に精一杯やる。

R204DESIGNでは全てのプロジェクトが
「一生に一度のチャンス」と考える。


来週のプレゼンまでもう一息。



D.