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中之島線開通で知名度が一気にアップした「なにわ橋」
地元の人々には「ライオン橋」としても知られております。「なんにゃ~ばし」と発音する大阪人も少なくありません。江戸時代には天神橋や天満橋と共に浪花三大橋と呼ばれ、大阪の名橋50選にも選定されております。
現在の姿になったのは大正時代の始め、市電の開通を契機に拡幅されたもので橋の真ん中にある親柱も「ペディメント(破風)」や「みおつくし(市章)」の意匠などがあしらわれた特徴あるもの。
ある種、なにわ橋の風格を表すものでもあります。
1975年に整備されて現在の姿をとどめておりますが、整備にあたっては戦争での金属供出で失われた橋上の灯具や、みおつくしの市章をあしらった欄干部分が見事に再現されました。
京阪中之島線の駅入り口は建築家の安藤忠雄氏が設計したもの。各駅の入口の中で際立っております。
地下1階コンコース(西側)の一部には、イベントなどが行われる「アートエリアB1(ビーワン)」も設けられております。
なにわ橋の両側にあるライオン像は天岡均一の作。
このライオン像は左側が口を開く阿形像になっております。
向かって右側のライオンは口を閉じる吽形像となっており、文字通り「阿吽の像」になっております。
まるで神社の狛犬を想像させてくれます。
なにわ橋:大阪市中央区北浜1丁目~北区西天満
京阪線・地下鉄堺筋線 北浜駅または中之島線 なにわ橋駅下車。
元町大丸の裏手に位置する旧居留地の38番館。
かつてはナショナル・シティバンク・オブ・ニューヨークの神戸支店の建物でした。
昭和4年竣工の銀行建築は現在、LIVE LAB WESTとしてショップ、カフェなどが入居しております。
南側の正面にイオニア式の円柱を4本並べて、その両端が目地を目立たせた石積みで引き締めたタイプのアメリカン・ルネッサンス様式が特徴です。
設計は関西の近代建築ではお馴染のヴォーリズ氏。
この建物も大丸デパートの別館として用いられておりますが、京都四条・大阪心斎橋の大丸店舗もヴォーリズが手掛けており「ヴォーリズ×大丸 三都物語」なる企画すら即効で出来てしまいそうです。
旧居留地38番館:神戸市中央区明石町40番地
JR神戸線・阪神線 元町駅下車、徒歩5分。神戸市営地下鉄海岸線 旧居留地・大丸前駅下車、徒歩2分。
郵便創設100年を記念した、ここだけのポストです。
1971年登場という事は、管理人と同年代。
そう言えば、最近は宅配の普及から速達用の青いポストを見なくなりましたね…
金色のポスト:京阪電鉄 淀屋橋駅・大江橋駅下車。 地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅下車。徒歩2分
神戸北野町、トアロードとパールストリートがクロスするところに、イスラム教の回教寺院があります。
建物は昭和10年の竣工。チェコ人の建築家であるヤン・ヨセフ・スワガーによる設計です。
もう70年以上の歴史を刻んでいるワケです。
神戸に居を構えたトルコ人やタタール人、インド人といった貿易商たちが日本国内での礼拝を望んで出資、ここに日本で2番目のモスクが誕生したというワケです。
繊細なエントランスの装飾や玉ねぎ型の大きなドームに眼が移りがちですが、このモスクには頑強な地下室が備えられているほか、建築構造も頑丈に出来ており神戸の大空襲や阪神淡路大震災でも一切の被災がなかったのだとか。
神戸ムスリムモスク(回教寺院):神戸市中央区中山手通2丁目25-14
阪急・阪神・JR・ポートライナー・地下鉄各線 三宮駅から徒歩10分。シティループバス 北野工房のまちが最寄の停留所です。












