キミカレ桜庭秋夜くんのネタバレです。

知りたい方だけお進みください。


告白から内容が続いてる感じなので

キミカレサイトで秋夜くんの

告白を聞いてから

読むことをおすすめします。

(告白はいつでも見られます)







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第1話 転校生







教師『転校生の桜庭(さくらば)くんだ、

 仲良くな?』



そう言って紹介された、

私の隣に座っている

転校生。


彼のみんなへの

第一声が、



『ウザイ』



ってこともあって、

クラスのみんなは話したくても

近づけない状態。


まあでもそうだよね。

『ウザイ』

だもんね。


それに……。


私なんて、初対面なのに

『嫌い』って言われたし。

ただ私は隣の席だし

挨拶だけしようと思った

だけなのに。



エ「はあ……」



昼休み。

ジュースを買った帰り、

廊下の窓から自分の席の

隣を見て、ため息。



エ「別に仲良くしたい、

 ってわけじゃないけど……

 嫌いって言われると

 ショックっていうか、

 すごく気になる」

???「えりさん」


エ「え……

 あっ……!

 お兄……南先生!」

千「はい。

 南です。

 こんにちは
split second


 えりさん。

 どうかしましたか?

 なにか気になることでも?」


エ「え、ああ……」



さっきの聞かれてたのかな?



エ「んー……別になんでも、

 ないこともないけど」

千「??」



お兄ちゃんが首をかしげ、

どう話そうかと視線を

ふと教室内へと向ける。


その時、自分の席に

クラスの子じゃない女の子が

座った。



後輩女子「桜庭先輩って、

 ひとり暮らしなんですよね!」



わっ……すごい、

話しかけた!

クラスメイトも同じことを

思ったのか、そのひと言で

彼女は注目の的となった。



秋「……?

 誰、アンタ」

後輩女子「一年の……」


秋「で?なんか用?」

後輩女子「あ、えっとー。

 お弁当、作ってきたんです。

 食べてくれませんか?」


秋「手料理は怖いからいらない」
split second


後輩女子「え……」



固まる女の子。

その子と同時に、

教室の中の雰囲気も変わる。


ヒドイよ、

そんな言い方。

もっと他の言い方、

あるよね!



後輩女子「それなら……

 それならなにか食堂で

 一緒に食べませんか!?」



すごい、あきらめてない!



秋「食べない。

 お金ないし」

後輩女子「じゃあおごります!

 それならいいですか?」



……いや、

それはちょっと。



秋「それなら行く」



ええっ!?

思わず窓わくに手をかけた。



千「……えりさん?

 あ、あの……」



心配そうに顔をのぞかせてくる、

お兄ちゃん。



エ「あ、うん。

 ごめん……」



謝りつつも、

目は彼と女の子を追ってる。



エ「最低」

千「え!?」


エ「え……」



……ああ!

違う!!



エ「違う、ごめん!

 お兄ちゃんじゃないよ!?」

千「は、はい……。

 良かったです

 というか、いま、

 思いっきり言っちゃいましたね

 お兄ちゃんって」


エ「……あ」

千「まあ誰かになにか言われたら

 ちゃんと説明すれば大丈夫だと

 思いますし

 平気ですよ」


エ「そうだよね


 ……!」

秋「……」



そうお兄ちゃんに言った時、

彼と女の子が私と

お兄ちゃんの横を通り過ぎる。



エ「……」



いま……

もしかしてにらまれた?



千「えりさん?」

エ「南先生!

 今日、一緒に帰ろー!」


千「え、あ、はい!

 ……あ、はいって

 言っちゃいました」

エ「じゃあ放課後ね!」


千「……わかりました」



ちょっとビクビクしてる

お兄ちゃんに背を向け、

教室に入り

お弁当を広げる。


なんでにらまれなきゃ

いけないんだろう!


……なんで。


……どうして私は

彼に嫌われてるんだろう。





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【By秋夜

転校生ってだけで騒ぐよね、

みんな。

まあ最初だけだと思うけど……

正直面倒くさい。】