キミカレ桜庭くんのネタバレです。

知りたい方だけお進みください。





**************************************************




第3話 興味なし










秋『アンタ、

 俺の女よけになってよ』



そんなことを言われた朝。

私と桜庭くんの関係が

変わった。


無関心でうざいと言われる

存在から、彼の『女よけ』の

存在に。


あまりいい存在じゃないけど。

っていうか、女よけってなに?



秋「は?なに?」
split second


エ「だから、『女よけ』ってなに?

 なってって言われても、

 なにしたらいいのか

 わからないんだけど」

秋「アンタ、馬鹿?

 女よけって言ったら、

 『彼女』でしょ」


エ「彼女!?」

秋「そう

 ってことで、よろしくね」


エ「よろしくねって……」



そんなこと言われても。

彼女……って。

あれだよね?


別の言葉でいうと、

恋人って意味の……。

あれだよね?


じゃあ私、桜庭くんと

つきあうってこと??



秋「ああ、そうだ」

エ「?」


秋「勘違いしないでね」

エ「え?」


秋「俺、アンタにキョーミないから

 ウザイ女子よけだから、

 形だけだからね」

エ「か、形だけ!?」


秋「そ。形だけ。

 じゃーね」



言いたいこと、伝えることを

伝えたらまた教室に

戻ろうとする彼。



エ「ちょ……待って!」



その彼の腕を

つかんで止める。



エ「なにそれ、

 意味わからないよ!」

秋「……」
split second



……?


え、なんで固まって……。



秋「必要以上に

 近づかないで」
split second


エ「きゃっ」



勢いよく腕をはらわれ、

にらまれる。


そんな嫌がらなくても

いいのに。



秋「……っ

 ……とにかく!

 俺には彼女がいるって

 いうことにしといてって

 いってんの、わかった?

 あと面倒だから、

 俺のこと好きにならないでよ

 

 まあ特別に名前で呼ぶこと

 くらいは許してあげるけどさ

 じゃーね」



そう言ってやっぱり彼は

さっさと教室へ戻る。



エ「なんかものすごい

 自分勝手っていうか

 マイペースっていうか……」



ボーゼンとしてしまう。

なんかイライラ通りこしちゃったかも。



エ「名前で呼ぶことを許して

 もらったのはいいけど……

 桜庭くんって私の名前

 知ってんのかなぁ」



本当につかめないって

いうか……

わからない人だなぁ。





**************************************************


【By秋夜

名前で呼ぶことは許したけど、

面倒だからイロイロ誤解しないでね。

これからヨロシク。】