キミカレ彩人先輩のネタバレです。

サイドストーリーを勝手にSSと略しました。


本編第17話のあとに続く5話の

うちの4話目です。

なので17-4と私が番号を

つけました。

実際には番号はついていません。



サイドストーリー全体でいうと11話目です。


知りたい方だけお進みください。






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わからない

-寛貴Side-








もう気にしないように、

考えないようにしようと

決めたのに、

気づいたら考えている。



須「綾瀬川先輩の本性……」



本当の僕という言葉から、

二面性じゃないかと考え、

それなら本当の綾瀬川先輩は

どんな人だろうと考えだし、

いまにいたる。



須「もしかしてえりも

 同じことを考えてたから、

 先輩のことを聞きにきたのか?」



以前に、先輩はどんな人かと

聞かれたことを思い出す。


その時、自分は答えられずに

咲坂に聞け……

と言った。



須「咲坂か……」



聞くのは簡単だが、

聞くほどでもないというか。



皐「俺がなんだ?」

須「!?」


皐「なにそんなに驚いてんだよ」

須「悪い。

 あまりにタイミングが

 良かったから、つい」



コイツ、いつも良い

タイミングで後ろから

声をかけてくる気がする。



皐「それで?

 声に出すほど俺様のことを

 考えていたのは

 どうしてかな?

 須賀くん?」

須「その言い方やめろ。

 それにお前のことなんか

 考えていない」


皐「おい、人の名前を

 呟いておいて

 それはないだろ」

須「……考えていたのは

 綾瀬川先輩のことだ」


皐「は?」

須「それで、先輩のことを

 知っている人物って

 誰だと考えたら、

 お前が浮かんだだけだ」


皐「あっそう

 それで?

 俺様になにか聞きたいことでも

 あんのか?」

須「先輩がよくわからない」


皐「…………

 ……は?」

須「えりをイジメていたところに

 鉢合わせたんだが、

 それはイジメではないらしい

 彼女への気持ちが

 そう言わせているらしい。

 しかも本当の自分がいて……


 悪い。

 自分でもわけがわからなく

 なってきた」


皐「……須賀」

須「なんだ?」


皐「わからなくていいと思う。

 彩人さんのことは」

須「?」


皐「あの人は『わからない』人で

 いいんだよ
split second

 そう思っとけ!

 もう考えんな!!

 じゃーな」

須「……」



……それもそうか。






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【By寛貴

もう考えないようにしようと

決めたのに、気づいたら

考えている。

あの人の本性って、一体……。】