娘は私のDNAを引き継いだらしくお絵描きがあまり好きではない(笑)何かを描きたがるし、クレヨン片手に何かしているけれど小さな円がたくさん描かれているだけで(たまに顔らしきものがある)すぐに飽きが来る。代わりにこれまた私の影響なのか絵本が大好きで家の中では5冊を持ち歩いているほど。とくにお気に入りの絵本は内容を全て暗記してしまってて、私と一緒に読み聞かせができるから驚きだ。ミュージカル好きな私の影響か、歌うことも大好きでダンスをしながら何か歌ってる最近。
ある日娘が誤って牛乳をこぼした。私も出かける前で急いでいたのもあって感情的に怒ってしまった。(これは今でもかなり反省…)手を挙げそうな勢いだった私を見て娘が「もうしません…もうしません…(涙)」って。この言葉を聞いていかに自分が愚かでたった2歳の子どもに恐怖を与えてしまったことをひどく反省し、情けなくなった…私はまだまだだな。娘から教えられてしまった。ハッと我に帰り「お母さんがいけないね。怖かったね…ごめんね。ごめんね。」と言って抱きしめたけれど、果たしてこれでよかったのかな。娘の小さな心はきっと傷ついたし、失敗をしちゃいけないなんて思ってしまってるかもしれない。そう考えると取り返しのつかないことをしてしまったな。
そして娘がいつの間にかその場の空気を感じ取り、どうすべきなのか考えられるようになったということに冷静になったとき気づいて驚いた。この子の心はいつの間にかこんなにも育っているんだ…
また別の日、娘に以前聞いたことと同じことを聞いてみた。「お腹の中のこと覚えてる?」娘はコクンと頷いて驚くことを話し始めた。
「おかあさんは えんえん してたでしょ。いた~い、いた~いっていってたでしょ。○○ちゃんね(←娘の愛称)だいじょうぶ、だいじょうぶっていってたよ」
私、絶句…そして号泣。娘を妊娠して、安定期に入るか入らないかの頃、元主人の知りたくないことたくさん知って…私、当時は毎日片道40分かけて通勤してたんだけれどその40分間毎朝泣いてたんです。誰にも言えなくて、でも抱えてるものが重くて、将来を考えても真っ暗で…苦しくて心が痛くて、どうしてこんなことになっちゃったんだろう、この先どうすればいいんだろう…って。お腹の子と私、消えちゃえば楽になるかななんて考えて本当そうしようと何度も思ってた。本当悩み過ぎて考え過ぎてちょっとおかしかったのかも。でも、嘘みたいだけれどそんなこと考えてたらお腹の中の娘が蹴ってきてたの。私は生きたいよ!って言ってるみたいに…だから私、帰ってこれてたんだ。誰にも言えてないことだったのにーあのタイミングで胎動を感じてたのはたまたまだと思ってたのにー。
娘の言葉がそうではなかったんだと教えてくれたのだ。この子には全てお見通しだ…この子は私の子であって、そうでない。こう書くと語弊が生じそうだけれど確かに私の子なんだけれど、どこか私の上を行ってて私を導いてくれてるような…そんな存在。この子がいてくれたから私は生きている。娘が引き合わせてくれてるもの全てが今温かい。娘が私に教えてくれることは全て私に足りないもの。無駄なものなんて一つもない。この子は私とっての希望であり、行く先を照らす光だ。
日々の慌ただしさに忙殺されそうになるけれど、娘ともうちょっとしっかり向き合ってみよう。娘という1人の人間を尊敬し、慈しんでみよう。
ここに書くか悩んだけれど、娘と私の忘れてはならない思い出として残しておくべきだと感じました。改めて…生まれてきてくれてありがとう。
