4.24 うっすら曇り空



  ​レベル3を検討中の人へ


WSET Level3試験を受験し終えて、結果が出るまでは時間がかかるので合否はまだ不明ではあるものの、一応ひと段落したので勉強の進め方などについて感じたことを書いておこうと思います。(すべて個人的な感想です)


1. ノートはまとめなくていい


これ、綺麗にノートにテキストの内容を書き写す必要はないという意味です。

紙に書くだけでなく、Excelにまとめる、アプリでまとめる、なども必要ないと思いました。

ただ手を動かして書き出すという行為はやっておいた方がいいです。何も見ず実際に答案書いてみる練習はしておかないと、意外と本番で書けないです。


2. 問題を自分で作成してみる


これはたまたま聞いたのがスカラーシップ取った超優秀ソムリエだったので、ファッ?!問題を考えるとか何?天才すぎるでしょ!とか思っただけではじめは半信半疑だったのですが、試験勉強が進んでくると自分の脳内で問題が自然に錬成されるようになってきます。

おそるべし、WSETメソッド…笑

というか、最終的に自分で問題が作れるくらいにならないと試験に向けてスタンバイ状態になっていると感じられないかも。

問題を考えるというか、一つの要素からキーワードをどれだけ引き出せるかみたいな感じなので、「ひとり連想ゲーム」みたいな…?


3. ワインの情報は視覚的に入れておく


普段から飲んでるワインの情報を目に入れておくことはなんでも役に立ちます。

あるワインについて情報を知るためにできることはラベルを読むだけではないです。そのワイナリーがどこの国のどの州のどの地域にある畑なのか?近くに山はあるのか!川は、湖はあるのか!海岸線からどれくらい離れているのか!平地なのか、それとも丘陵なのか、高地なのか?Googleマップを駆使して特定し、Googleアースで空から眺めるんだ…!!そしてその畑にどんな風が吹き、どんなブドウが適しているかを妄想しましょう。これは本当に楽しくて気付くと何時間も経ってしまう作業なので時間がある人にはオススメの勉強方法です。


時間がない人は、YouTubeで動画を探して観るといいと思います。(「Wine with Jimmy」推奨。)


4. 気になるワインはとりあえず買って飲む


高くて手が出ないワインや、レア物で入手困難なワインはさておき、手に入るもので気になるワインは自分で探して購入して飲むといいと思います。

テキスト読んでると、きっといくつかは、「そういえばちゃんと向き合って飲んだことないんだよなぁ…」という銘柄や品種があるはずです!(むしろ一つもない、という猛者はスルーでOK)

私は試験前一ヵ月以内に買って飲んだボトルの中からセオリー試験に何問か出たので、少なくとも20点位はそこでもぎ取れたと思います。


5. 意味わからない単語はとりあえず調べる


普段の文章読んでる時って、知らない単語があっても数個ならそのままにしてサーッと目で追って全体の意味がわかれば調べないことが多くないですか?(日頃から調べるよ!という方は素晴らしいので継続してください)

原語の意味がわかると理解も深まります!(たとえば、私には呪文にしか感じられなかったソブレタブラやトラモンタンとか。)

ハッ、もしかしたら仏語や西語を第二外国語で選択していた人にとってはアドバンテージがあるのかも知れないが、露語選択としては「知ってて良かった!スラヴ系言語♡」と感謝するのはトカイの「サモロドニ」くらいなんだよなぁ…


とりあえずそんなところでしょうか。