ゲーテッド・コミュニティ
WSETは講座を受けるのが前提の試験なので、受講料が20万円弱かかります。
一方、WSETの比較としてよく挙げられるJSAの試験は3万円前後(※受験回数により異なる)の受験料を振り込めば独学で試験を受けることができます。
WSETレベル3受講にはレベル2修了かJSA同等の知識が推奨だったか、とにかく一定以上の知識が前提として求められています。
授業もインタラクティブに行われ、授業では当てられるし、見当違いな回答をしたり整合性のない答えを適当に模試に書いたりすると容赦なく突っ込まれます。
となるとそれなりに参加者の質が一定以上に担保されることにはなるかと思います。ここでいう質とはレベルの話とは違って資格に臨む態度のことです。
そもそもがイギリスの資格であって、試験範囲と言い換えられるSpecificationを読み込むとWSETの「好み」みたいなものがわかってきます。
一種のゲーテッド・コミュニティみたいなものかなと思っている今日この頃です。