ミーシャ 2021



  ​黒と白の混醸


WSETのlv.4ともなると終わるまでに何年もかかるそうで、例えるなら大学みたいなものという話を聞きましたが、lv.3でもすでにほかのワイン系の資格と比べると大学生と小学生くらいの違いはあるんじゃないかな…?と思います。


Lv.3で大学が言い過ぎだとしても、大学に通う前の予科くらいのレベルではあるんじゃないかと。


先日、とある県の日本ワインを試飲する機会がありました。

生産者さんと直接話せる会だったので、説明を伺うとメルローとシャルドネのブレンドとのこと。

めずらしいですね〜という話からはじまり、赤と白のブレンドだけどロゼではないんですねみたいな話をして終わったと思います。


さて、前回のWSETの授業ではコート・ロティのワインが題材に取り上げられました。

コート・ロティでは黒ブドウに白ブドウのヴィオニエの混醸が20%まで認められており、その目的は、

・黒ブドウからの色素の安定化

・ワインのアロマの強化

・ワインの輝きの向上

などがあります。


こういう醸造法による目的を知ってると、生産者がどのようなワインを目指してワイン造りをされているかが理解できるようになる気がしてさらに面白いです。