今回は実際に治験に参加した方の体験談をお届け致します、この方のボランティア費用は平均すると少し低めかも知れませんがご参考下さい。


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もう何年も経ってしまいましたが、こちら の紹介で治験に参加しました。

気になる箇所が直るかもしれなくて、その上、お金ももらえるかもしれない、という少し怒られそうな動機です。

数ヵ月に1回ほど病院で少量採血し、その分の薬を渡され、次に病院に行くまで毎日その薬をつけるだけです。

義務としては、時間もかからず簡単な内容です。

薬には偽薬と本当の薬があり、どちらかわからないようになっている、とのことでした。私の場合、ハズレを引いたためか、何の効果も感じられませんでした。残念。が、病院に行くたびにお金をもらえました。

トータル半年ほどで終了となり、6万円を頂きました。どうもありがとうございました。

いわゆる医薬部外品は、薬のようなものではあるが、何ら効果は確認されていないものと思っていましたが、きちんと治験で確認されたものであると知ることができ、その意味でも貴重な経験をさせていただきました。



40代男性の体験談でした。




以下は新薬が販売されるまでの話となります。


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治験は、大きく3段階の開発ステージに分かれます。


動物を使った試験(前臨床試験)を終えた後に、初めて治験に入ります。


ひとつの治験におよそ3~7年の年月がかかり、費用は何十億円もかかっています。一つ、一つ、段階を積み重ねてお薬は作られているのです。

1.⇒【第1相試験(フェーズ1)】安全性の確認試験


主に、健康な男性にお願いすることが多い試験です。被験者の血液や尿を調べて、体の吸収・分布・代謝・排泄などの状態を調べます。薬の基本データを調べるためには、何度も採血、採尿などの検査をします。最近は、対象の患者さんにお願いすることも、多くなり始めました。

2.⇒【第2相試験】「安全性」、「用量」などの検討試験


少人数患者さんに、いくつかのお薬の使い方(投与量・投与間隔・投与期間)を試しながら、効き目などを調べて最適と思われる使い方を決めます。

3.⇒【第3相試験】実際の治療に近い形で効果などを調べます。


多数の患者さんに、多数の施設で行われる試験になります。既存のお薬との比較などもこの時に調べられます。


~その他の試験~

【市販後の調査も含めたすべての試験】


認可がおりて、市販されたあとも、試験があります。それは、長期間にわたって、調べることで、有効性などに疑いがないかを調べます。

【同等性試験】ジェネリック薬などは、この試験を行い、認可申請を行います。


既に使用されている薬と同じ成分を持つ新しいお薬が「同等の効果」であるという証明をするための試験です。こちらも健康な成人にご協力をお願いしています。健康な方への試験は、主にこの試験を実施しているものが多くなります。