原作が発表されてから12年も経過しているのに、何故今更映像化??と原作読者なら思うはず。
タイムリープ作品を多く手掛けている上田誠氏が脚本を担当。なるほどね。
序盤でサクっと時かけ展開後、20~30分後あたりから本題へ突入。上映1時間後には同窓会でのネタばらしへ。
救いようのない展開が多い法条節はなりをひそめ上田氏によって、
バッドエンドからビターエンドな青春ミステリにリライトされている。
原作とは異なり人もそんなに死んでないし、ラストとそこまでの展開はこれはこれでアリ。
主演の池田エライザはいいね。助演の橋本愛は赤毛になるまで気づかんかった。
茂役の倉悠貴もいい感じ。保彦役の阿部慶は START TOの人か。
観始めは演技が棒だなぁと思ったけど、役柄の設定とシチュエーションを考えるとあの演技でいいのかも。
ファーストデーなのに観は自分含めて6人。人が少なくてリラックスできたけど大丈夫かな!?