お施主さん(マイホーム購入者)が学べること
*とりあえず木造に限定

学ぼうと思えば、参考になる本・法・マニュアルなど
現在ではインターネットでも入手できるものが多くあります。
便利な世の中になりましたね。

見ていきましょう。


建築基準法 建築基準法施行令 告示

各市町村の建築部署の手引きのようなもの

木造住宅工事共通仕様書(解説付) 住宅金融普及協会

工事写真の撮り方・建築編

木造建築工事共通仕様書 公共建築協会

木造建築工事標準仕様書

日本建築家協会編 建築工事共通仕様書

公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 公共建築協会  

建築工事監理指針(上)公共建築協会

建築工事監理指針(下)公共建築協会 

工事写真の撮り方・建築編

建築大辞典

あとは、設計、構造、積算、維持管理、電気関係、設備(建築機械関係)がありますが省略

他に建材メーカーやの設備メーカーの施工者マニュアル
*たとえばサイディングの貼り方や、システムキッチンの取り付け方などなど


この中から、あなたが建てようとする家に関係するものばかりを、抜き出していくんです。

それを学べば・・・


できない?


そりゃそうだ!!


私だって無理です。


ただ、覚えておいてほしいのは、基本的なこと(法、規則、凡例、施工方法などなど)は、
これらのどこかに書かれているケースが多いのです。

それを知っているかどうかで、決まることが多いです。


すべてを知る必要はありません。

基本的なことや、問題点等、どうしたら調べれるか、回答できるか、学べるかを答えれるかを、
関係者や、あなたが理解してほしいのです。


もしも業者が、

「普通はこのようなものですよ。」

「今までこのようにしてきたので大丈夫ですよ。」


なんて、回答したら・・・


「では、なぜいいのか教えてください。」

「根拠として、どこの法令や規則、文献などにかいてありますか?」

「そちらの根拠が理解できる資料や、抜粋したコピーをください。」



なんていってみてください。

絶対にいい加減なやつは、困りますから。

逆切れするようなら。


「契約書に書いてあることを、守れないのか?」

なんていっちゃってください。


*当然、こういいきれる契約書や約款でないといけません。その書き方はいずれ書きます。
 そして、いうタイミングも事前でなくては・・・直前じゃだめですよ。


まあ、しかし、必ずこれらの中にあることが現場において、可能かは言い切れないことも
あります。

理論だけでは解決が出来ないことも多いのは事実です。

(法や文献を書いたり、つくったりした輩が、現場経験がないのに等しい学術経験者や役人
だったりする。)


それを補うのが、経験と各担当の能力、独自の使えるノウハウであったりするわけですよね。


回答例

「ええ!!確かにおっしゃっていることは、共仕や法に記載がされていますが、このようにすると
 ここが収まり悪くなったり、本来のことが出来なくなります。
 そこで、○年前からは、このようにすることにしたら、現在までも問題がなく、またこうしたほうが
 ○○にもなるメリットがあります。
 総合的に考え、このようにさせていただくようにしています。」

ちょっと、やらせくさいが・・・(笑)

まあ、とにかく違うことを業者がおこなっていたら、なぜか?をきちんと、説明してもらえばいいんですね。
当然、実績や根拠とともに・・・
自己紹介から


住宅専門の工務店の現場監督
設計事務所で主に住宅の設計・監理
ゼネコンの監督
家屋調査会社
そして現在、某政令指定都市でこそっり働いている。


これがわし。

バブルと呼ばれる時期にちょうど建設業界に入り、良いも悪いも体験したね。

住宅は、得意。そして好きな分野。

自分で設計して、確認申請を出して、実行予算を組んで、下請けを段取りして
儲けて(笑)、お客さんに喜ばれてなんてことも経験した。

自分が担当した現場を週末に販売活動までしたことはあった。建売。


最近のまぐまぐや、無料レポート、情報商材と呼ばれる類に、
欠陥住宅を防止するマニュアルらしきものが、宣伝や販売されていたりしている。


それらのものは、紹介してあるもんもんを読むだけで、業界にいる長けた現場監督や設計士
そして、大工さんを初めとした職人さんなら、容易に想像ができ、当たり前のことと思われる。


そんなものが、多くの修飾された無駄な文を、つらつらと書き、
何も知らない人に買われているような気がする。


ふざけるなといいたい。


大体、自分の家しか、建てたことがない素人や、現場にいる時間が、現場監督よりはるかに
短い設計者や、売ることしかできない営業のやつら、ましてやハウスメーカーの元社員の
いうことが、なぜ信用される?


誰が現場や、実行予算や、設計内容、施工内容を一番把握しているのか?


わしら、監督兼監理者兼管理者だ!!

そして、情熱と手間と使命感と喜びを持った優秀な技量を持った、職人さんたちだ!!



これから、しばらくの間、


わしらが、実践していること、横着な建設会社の方たちが、お客さんに言わせたくないこと、
言いたくないこと、そして本来やるべきなのに省略していること、決して、第三者機関や、
立ち会う工事監理者には言わないこと


すべて、ぶちまけてやる。

そして、しばらくしたら、潔くこのブログから消す。



これから、マイホーム(住宅)を建てる人へ・・・・がんばれ!!