新NISAをきっかけに「投資本」の発刊が続きました。「本を読めば儲かる」訳はありませんが、「好きな分野」なので買いました。

 

四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい は「業績も良く、配当も安定してて、割安な株」でも「パッとせず、株価が低迷している」会社があり、不思議に思っていたので、この本の目次にそれらしいことが書いてあったので買いました。読んで納得です。四季報を調べるのは株取引の王道と思います。

 

わが投資術 はプロ中のプロが書いた本で「中、小型株に妙味あり」で、やはり地道な分析が必要と感じました。「寄らば大樹の陰」と対照的です。

 

87歳、トレーダー シゲルさんの教え は一日のうちに何度も売買するデイトレードです。長年の経験と地道な計算によるものです。

 

経済評論家の父から息子への手紙 は今年の一月に亡くなられた山崎さんが息子さんへ残した遺言に似たような内容で「サラリーマンは搾取されるだけ」と「当面必要なお金以外はオルカンのように信託報酬料が低くリスク分散型のファンドで運用せよ」というものです。もちろんリスクのことも書いてあります。

 

暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ! 作者の澤上さんは信託報酬料の高いファンドを運用しています。高いにもかかわらず人気があるのは運用が上手く顧客の満足度が高いからと思います。年金運用などの機関投資家の動きなどが分かれば株価の暴落やその後の動きなどの予想がつき、リスク回避が可能になりると思います。

 

それぞれ、考え方、アプローチは違いますが、読んでいて面白かったです。今も読み返しています。