竹内謙礼の「ボカンと売れるネット通販講座」 -6ページ目

お客様の声は大切・・・・・・か?

『成功者しか知らないネットショップ運営』
予約販売なのでお届けは16日頃です。
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001715838/

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      「ボカン」と売ります! 売ってみせます!
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竹内謙礼 様


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

まずは本題に入る前に御礼を。

私の本をご予約された皆様!
本当にありがとうございました!
お蔭様で予約の段階で良いスタートダッシュが切れることができまして、
予想以上の販売部数となりました。

ありがとうございます。

ちょっと前半は初心者向けの内容になっていると思いますが、
中盤からは実践的な内容になっているという自信がありますので、
ぜひ、発売日の11月16日までもうしばらくお待ちくださいね。


で、今日の本題。


みなさん、「お客様の声」って大事にしています?
メールマガジンを書いたら戻ってくる返事とか、
掲示板に書き込みされる声とか、ちゃんと店舗運営に反映していますか?
大切なお客様の声なんですから、
しっかり店舗運営に生かさなきゃダメですよ!

……って、今、「ちゃんと反映していますよ!」って思った方!


本当は怖いんです、「お客様の声」って。

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        冷静に、そして客観的に。
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昔、私が出版社に勤めている頃の話です。

クルマの新車雑誌を創刊させて、
そこでプレゼントコーナーを担当していたのですが、
巻末についている応募ハガキを集計して、
「今週の面白かった記事」とか「面白くなかった記事」とか、
いろいろアンケートを取っていました。

で、そのアンケート結果を見ると、

「もっとフェラーリーの特集をしてくれ!」
「スポーツカーの面白い企画をやってくれ!」
「スタッフの仮装しているお笑いコーナーが面白い」

等々、多くの意見が寄せられました。
アンケートの集計結果を編集会議に提出して、
「この企画が読者にウケているから、この企画をやろう!」と、
まぁ、企画案には凄い役立っていました。
で、その新車雑誌は、読者の意見に沿って、
どんどんスポーツカーの特集を組んでいって、
どんどん外国車の特集を組んでいって……。



1年半で休刊になりました。



ま、「休刊」っていうのは、ほぼ「廃刊」に等しいですよね。
ええ、なくなっちゃったんです。
どんどん売上部数が落ちていって。

なぜか?

お気づきの人もいると思いますが、
結局はプレゼントに応募をしてハガキで意見を寄せてくる読者は、
とっても「コア」な読者なんですよね。
熱烈なその雑誌のファン。
でも、その一握りのファンの意見に耳を傾けて、
どんどんそのファンを喜ばすような企画を組めば組むほど、

「ファン」以外の人は離れていってしまったんです。

その証拠に、
当時、売れていたクルマ雑誌は


ステーションワゴンやRV車を特集した雑誌だったんですから。


これが当時、本当に「お客様が欲しかった情報」だったんだと思います。
でも、これらの一般的なクルマが欲しい人は、
わざわざハガキも出さないし、編集部に意見も言ってこない。
フツーのクルマ好きの、フツーに雑誌を読んでいる人たちなんですから、
部数を増やすのであれば、
これらの「フツーの人」をターゲットにした本を作らなきゃいけなかったんです。
ニッチなマーケットでやっていくなら「ファン」も大切ですが、
商売で考えるんであれば、やっぱり最大公約数を狙っていかなきゃいけない。

「少年ジャンプ」が、読者ハガキの反応を見て、
売れている漫画と売れない漫画をランキング付けすると言いますが、
あれは、物凄い数の読者ハガキ集まって
さらに客観的な編集者が導き出した「平均値」があるから役立つわけであって、
数万部しか発行部数がない雑誌では、
やはり一部のファンの声に振り回されてしまうのは命取りなんです。


この話って、凄いネット店舗運営にも言えることです。


「前回の企画、お客様から評判良かったんですよね」


と、話す店長さんとかいらっしゃいますが、
本当に良かったかもう一度考えてみてください。

もしかしたら、そのお客さんって、
いつもメルマガを配信したら、必ず返信してくれるお客様で、
一回も購入履歴がないお客様じゃないですか?
熱烈な店舗のファンのお客様で、
たまたま、嬉しい返事が2~3通戻ってきていただけじゃないですか?

再び編集者時代の話に戻りますが、
私も新人だったので、よくそのクルマ雑誌で全身白タイツを着たりして
仮装をした企画をやって、読者を笑わしていました。
この企画が凄い編集者仲間ではウケていて、
「クルマ雑誌では革新的な笑いだよね!」
って、凄い褒められて、自信満々だったんです。
読者からもハガキが届いて人気コーナーになっていたし、
「俺って編集者のセンスがあるんだなぁ」と勝手に思っていたんですが……。


それから数年後、
クルマが好きな店長さんと知り合って、
たまたま私の編集していたクルマ雑誌の話になった時、

「あの変な編集者に仮装させる企画あったよね。
あれ、ぜんぜん面白くなくて、読んでいる方は引いてたよ」

って言われた時がありました。
もちろん、その店長さんは私がその本を作っていたなんて知りません。
そして、この意見もほんの一握りの「お客様の声」なのかもしれません。
でも、少なからず分かったことは、


同業者が面白いって言っていることは、
あんまり当てにはならないんだな、ということです。
今思えば、「読者」がターゲットではなく、
「身内の編集者」をターゲットにしていたんだと思います。


それからはより一層、お客様からの声は冷静に受け止めるようになりましたね。
いくらキツイ意見が届いても、
その企画と数字に絶対の自信と、売れる根拠があれば続行したし、
コアな意見だとしても「これは最大公約数の意見だ!」と思ったら、
それを優先していたし。

なにより大切にしていたのはやっぱり「数字」です。

売れたか、売れなかったか。
二回目に販売した時に売れたか、売れなかったか。
そして、やっぱり最後の判断は、


「自己満足」か「お客様満足」か。


冷静に、そして客観的に考えられる気持ちが、
インターネットという「メディア」を使う商売は、
必要なことだと思います。


アナタのお店、一部の「お客様の声」に振り回されていませんか?


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            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

以上を持ちまして、
今回のお話はオシマイです。

まぁ、偉そうなことを言いましたけど、
「最大公約数」の意見ばっかり気にしていると、
奇抜で面白いことはできませんし、
そこらへんのバランス感覚って凄い必要ですよね。
世の中のクルマ雑誌だって、
全部が全部、流行を追っかけたクルマばっかり特集されても面白くないし、
ニッチなクルマの情報を載せるから、
わざわざお金を出してマニアな企画のクルマ雑誌を買うわけですからね。

だから、私の編集していた休刊したクルマ雑誌も、
お客様の意見を取り入れすぎちゃったことだけが休刊の理由じゃなくて、
そのマニアなお客様を多く取り込めなかった編集力不足も、
敗因のひとつだと思います。


そんな訳で、
今回も『今週の気になる会話』でお別れしましょう!


とある講演会で名刺交換をした時のこと。


「コンサルタントの竹内です」
「え! あの竹内さん!?」
「ご存知なんですか?」
「はい、そりゃもちろん!」
「嬉しいなぁ~、そう言ってくれると」
「カニ売ってたんでしょ?」


……売ってません。


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    ネット通販、商品企画の『いろは』をアナタに!
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〒270-1505
千葉県印旛郡栄町竜角寺台5-25-5
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お客様の財布が開放台になる時

母に「お前の書いた本はドラマ化にはならないのか?」と、
頭をチョップしたくなるようなことを言われました。

『成功者しか知らないネットショップ運営』好評予約受付中!
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竹内謙礼 様


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

さて!
前号のメルマガで著書の予約受付開始の告知をしたところ……。



10月17日現在、
楽天ブックスの『デイリーランキング』でナント1位!
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/best.html?rbt_nt=01



しかも!この1週間、ずっと1位です!

さらに!

「ページ閲覧ランキング」でも10位に!

いやぁー、皆様のおかげです!
ご協力してくれた各メーリングリストの代表者の皆様!
そして、予約購入してくれた皆様!
本当にありがとうございました!


で。


ちょっと気になる現象があるんですが……。
今回、私の著書が1位になったと同時に、
『楽天市場公認 楽天アフィリエイト&楽天広場 徹底ガイド』が、
ドーンと2位まで追い上げてきたんです

これって、
たぶん、僕が本の告知をして、
みんなご祝儀気分で本を予約したついでに、

「どうせだったらこの本も……」

って、それで購入していると思うんですよね。(逆かな?)
つまり、ネット通販をやっている皆様なら当然気がついていると思いますが、


「同梱」がかかったんだと思います。


今日はそんな「同梱」についてのお話です。
ちょっとビギナー向けかな?

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        あんまり考えていないモード
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

今回、とっても感心したのは、
「楽天ブックス」の同梱の誘い方のウマさです。

「楽天市場公認~」のページを開くと……
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001715829/

下の方に、
『この商品に興味がある人は、こんな商品にも興味をもっています』
って表記が出て、
そこに私の著書が並んでいるんですよね。
ネット通販に興味がある人だったら、たぶん、クリックすると思います。


反対に私の著書の方を開くと……
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001715838/


今度は神田氏のコンサルタント本や、
アフェリエイトの本が並んでいて、また思わずクリックしちゃう……。
つまり関連した本が並んでいるから、
思わず購買意欲をそそられちゃうんです。
さらに送料も1500円以上かかれば無料だから、
ここぞとばかりに思わず買いだめしちゃう。

とにかく、楽天ブックスの「同梱」の仕掛けは、
かなりスムーズなんです。
すんなり、嫌味なく、同梱のトラップに引っかかっちゃう。

これをもし、ネットショップで応用するのであれば……、


■メインの紹介商材と関連づけるような商品を
 引きの強いキャッチを入れて同梱を誘う。

例)
このソーセージを買う人は、
こんなチーズを買ってワインを楽しんでいます。


まぁ、簡単な話ですけど、
一度購入モードに入ったお客さんは、
「これも買ったら、これも買っちゃえ」っていう感じで、
ちょっとお財布開放状態なんですよね。
ネット通販の場合は、実店舗と違って直接財布の中身を見ることがないから、
なんとなく同梱のトラップに引っかかりやすいんです。

あと、もうひとつのポイントとして!
「楽天ブックス」でお勧めの本って、


上段で5冊しか紹介しないんですよね。


もっと紹介すれば、もっと同梱がかかると考えがちなんですけど
5冊で紹介をストップしているんです。
これって、おそらくですけど……。


たくさん紹介したら、
今度はお客様が迷って選ぼうとしないんだと思います。


つまり、同梱を誘いたいからって、
商品を10個、20個紹介しても、
やっぱり同梱にはひっかからないと思うんです。
お客様はたしかにお財布開放台状態なんですけど、
これって裏を返せば、

「あんまり考えていないモード」

だと思うんです。
そんなモードになっているわけだから、
商品なんか選んでいるモードじゃない。
その証拠に下段の3冊の紹介に関しては、
ほとんど記憶がないですよね?
もう下段の紹介本まで目が追いかけていないんです。


つまり


同梱を誘う時は、できるだけ商品の数を絞り込んで、
「これだ!」っていう強いキャッチコピーを入れて、
それで勝負した方が良いんですよね。

だから、買い物籠の下の方に、
ズラズラといろいろな商品をただ並べただけでは、
やっぱり同梱は誘われません。
お客さん、考えるのが面倒ですから。

同梱商品を紹介するなら、
買い物籠より上!
さらに5点ぐらいに商品を絞り込んだ方が、
ぐぐっと同梱率が上がると思いますよ!

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            お知らせ
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横須賀商工会議所様主催で、
ネットショップセミナーを開催することになりました。

そこで11月22日だけ講師として私も参加しますので、

「売れるネットショップを作りたい」

という人は、
ぜひぜひご参加くださいね!

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■ネットショップビジネススクール
 http://www.miuland.com/netshop/

 他府県で「毎回キャンセル待ちが出る」大人気講座がいよいよ
 関東で開催されます。

 講師陣は現役のネットショップ店長もしくは業界の第一人者。
 現場発の「事実に基づいた」講座内容が受講生の悩みや疑問を
 即座に解決します。

 商工会議所での開催のため、民間開催だと15万円相当の受講費が
 「5万円」になっているのも大変魅力的です。
 少し遠方から参加しても、お得な費用では? 


●主催:横須賀商工会議所

●目的
 2ヶ月という短期間で「売るネットショップ」を開店する
 ノウハウを習得。

●定員:20名限定(先着順)

●開催場所:横須賀商工会議所(横須賀市平成町2-14-4)他

●受講料:50,000円

●問い合わせ:横須賀商工会議所情報企画課 工藤迄
 TEL:046-823-0421
 e-mail:you@miuland.com
 URL:http://www.miuland.com/netshop/

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            編集後記
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以上を持ちまして、
今回のお話はオシマイです。


今回予約販売が開始された私の著書は、
記念すべき第一作ということもあって、
どうしても楽天ブックスのランキングに載りたかったところがありました。
でも、著者としても私は無名だし、
宣伝材料といえば、心の優しいこのメルマガの読者のみなさんと、
ほんのわずかな知人のみ。

で、考えた作戦が、


「連休の最終日メルマガ告知」


これだけ楽天ブックスにはたくさんの本が並んでいる訳ですから、
並大抵のことじゃランキングされないと思ったんです。
だから、ランキングに載せるのであれば、
一番楽天ブックスで本が売れない日に、
自分の本を自分のメルマガで宣伝したら、
逆にランキングに載るんじゃないかな、と。

で、楽天ブックスで一番本が売れない日を推測しました。
狙ったのは連休の最終日。
連休の最終日っていうのは、最初の休みの日でお金を使いすぎて、
最後の休みの日は財布の紐がキツくなるんです。
だからネットでも実店舗でも買い控えが起きるんですよね。
あ、これは私のネットと実店舗での経験談ですけど。
だから、おそらく本の購入も他の日に比べれば
連休の最終日は下がるんじゃないかなと予測したんです。

その連休の最終日にメルマガで本の発売の告知をぶつければ、
他の本が売れていない状態だから
自分の本が上位にランキングされやすいんじゃないかなぁ~なんて、
姑息な手を考えた訳です。
ネット通販の運営者は、あまり休祭日は関係ありませんからね。


結果、10月11日の朝一番にメルマガで紹介して、
翌日の月曜日にはランキング1位。



お蔭様で私の存在を知らないお客様までもが、
意味も分からず「ランキング1位」の本として買ってくれて、
一週間もデイリーランキングで1位でいることができました。
ええ、こうやって前職では楽天市場の「売上ランキング」を、
荒らしに荒らしまわっていました。

その他にもネット書店対応として、いろいろやりましたよぉ~。

例えば書籍の表紙と帯を分けてしまうと、
本が紹介される時に帯を取られて撮影されて、
無駄な余白で表紙が紹介されることが分かったので、
帯はつけづに、そのまま表紙に帯っぽくサブタイトルを刷り込んで本を作りました。
おかげで帯がついているように賑やかな表紙で紹介されて、
勢いのある表紙写真で楽天ブックスに掲載されました。

とにかく、今回は本を書くことも大変でしたが、
売るための仕掛けを事前からずーーーーっと練っていました。



「売れる根拠」さえしっかりしていれば、
売れなかった時の反省になりますからね。
反対に根拠なしの『感覚』だけで商売をしていると、
コケた時の反省材料がないから商売センスがいつまでたっても成長しません。




それに、コンサルタントが本を出す訳ですから、
自分の本を売る「仕掛け」が作れなければ、それこそ大問題です(笑)。




そんな訳で!
今回も『今週の気になる会話』でお別れしましょう!




「同梱」の延長線の話ですが、
中学校時代の友達から久しぶりにメールをもらいまして……。


『この本を買おうと思ったら、竹内君の本が勧められていました』

■本のタイトル:『女の具合い』
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=501708&rbx=X




皆様、私の本を購入の際は、
くれぐれも妙な本との抱き合わせで購入はしないで下さい。

へんなデータが反映されてしまいます……。



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    ネット通販、商品企画の『いろは』をアナタに!
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お待たせ! ついに予約販売開始!

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竹内謙礼 様


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

さて!
お待たせしました!
ようやく私の本の予約販売が「楽天ブックス」で開始されました!

その名も!
『成功者しか知らないネットショップ運営』
儲かる秘訣が2時間で分かる本(双葉社)
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001715838/

ええ、当初予定していた、
「世界の中心でネット通販は儲かると叫ぶ」というタイトルは、
編集会議であえなく却下(当たり前)。

その後「バンザイ!ネット通販」という勢いのある名前になり、
表紙まで作られたのですが……。
ネット通販で商品を買うのが「バンザイ!」なのか、
ネット通販のお店を運営するのが「バンザイ!」なのか、
よく分からなくなってしまい、

「ここは無難に分かりやすいネーミングで」

っということで、

■『成功者しか知らないネットショップ運営』
  儲かる秘訣が2時間で分かる本

っていう長~いタイトルで落ち着くことになりました。
はい、本当に無難なタイトルで良かったと思います。
処女作なのですから、やはりビジネス書の路線は外したくありませんでした。
ごめんなさい、勇気がなかったんです。ホント。

とりあえず発売が11月16日ですが、
先行して『予約販売』の開始です。
販売ページにも記載しておりますが、
この本は「ネットショップ運営」全般について書かせてもらってます。
自分がネットショップを運営している頃に、

「こんな内容の本があったら助かったのに……」

ということを、
できるだけ分かりやすく、丁寧に書きました。
そう! 分かりやすさが自慢です!

主な目次部分だけ抜粋しますと……。

=================

・ネットショップの企画が簡単に立てられる方法
・ページとメールマガジンの実例添削
・売りづらい商品を売れる商品に変える方法
・新規顧客をリピーターにする方法
・お客様を呼び込むメールマガジン 6つのルール
・月商100万円を超える方法
・月商1000万円を目指す方法
・多店舗展開で効率良く儲ける方法

=================

そんなに損な内容にはなっておりません!
1500円分はちゃんと楽しませてくれると思います。

しかも、発売する出版社は、
双葉社といって、漫画雑誌の『アクション』や、
『クレヨンしんちゃん』とかを出版している、
どちらかと言えば「漫画系」の出版社さんです。
だから、妙にイラストが多いビジネス書になっていますが、
その分、かなり他のネット通販本に比べれば、
分かりやすい内容になっていると思いますよ。

ネット通販の初心者はもちろん、
玄人の方までしっかりと楽しませる内容になっておりますので、
みなさん、ぜひご予約のほど、よろしくお願いしますね!


■予約はコチラからね!
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001715838/

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      出版記念! メルマガ合宿開催!
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ふぅ~。

本の発売が決まり、ようやく仕事がひと段落。
少し時間ができるようになりました。
独立してから、仕事の依頼を何件が頂いていたのですが、
お断りしていた皆様、本当に申し訳ございませんでした。

で、今回はそんな『一区切り』ということで、

久しぶりに1泊2日の合宿セミナーを開催したいと思います!

=============================

         ≪本発売記念セミナー!≫

          『ボカンと売れる穴』

      【あなたの店舗の弱点はズバリこれ!】

今年の4月に開催されたメルマガ合宿の第二回目の開催です。
1泊2日だから無駄な時間はございません。
まずは事前に文章力、店舗運営能力を調査させていただき、
各店舗のネットショップ運営を徹底コンサルティングさせて頂きます。
その後、店舗ページ、メールマガジンを各店舗添削して、
「売れるネットショップ」のポイントを徹底的にお話する予定です。
無駄に本を読ませたり、
無駄にディスカッションさせたりすることはありません。
時間は有効的に使わせていただきます!

■開催日 11月3日(祝)13:00~11月4日(木)17:00 1泊2日
■場所:川崎グランドホテル
http://www.maxpart.co.jp/kawasaki/

■内容
・事前のアンケート調査による各店舗のコンサルティング報告
(店長のショップ運営能力、メルマガ執筆能力、商品能力等を客観的に調査)
・メールマガジンを中心にした各店舗の売上アップ対策
・「売れるキャッチコピー」の作り方
・お客様を100%満足させるクレーム対応方法
など

■どんな人にむいているか?
・売上月商1000万円以内
・メールマガジン、キャッチコピーのつけ方に自信がない
・店舗運営の方向性が定まっていない
・とにかく不安

■料金 14万円
※ノートパソコン持参(ノートパソコンのない方は参加費プラス2万円)
※宿泊代・食事代・セミナー代・事前コンサルティング代込み

■定員 10名

■参加資格
・ネットショップ運営のやる気のある方
・「売れない」「仕事ができない」ことを言い訳をしない方
・厳しい指導に耐えられる方

■応募締め切り
10月14日 13:00

※応募者が多数の場合は選考とさせていただきます。
 ご了承ください。
14日内にはご連絡させていただきます。

 下記の申し込み内容をこのままご返信ください。

============【申し込み】==============

●店舗名

●店舗URL

●連絡先アドレス

●店舗の平均月商

●この合宿で学びたいこと

●その他連絡、質問事項

================================

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            編集後記
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以上を持ちまして、
今回のお話はオシマイです。
本とセミナーの告知ばかりでごめんなさいね。

今回も第一回と同じように、
必ず満足して、必ず結果が出せるセミナーにしたいと思います。
久しぶりの開催になりますが、
さらにパワーアップして行いたいと思いますので、
よろしくお願いします。

特に今回は本の出版前ということもありますので、





本の発売に関する「暴露話」もしちゃいたいと思います♪





例えば、
執筆が間に合わなくて1.5畳の小部屋に軟禁状態にされた話とか、
楽天三木谷社長に本の帯のコメントを書いてもらいたくて、
手紙を出したら驚愕の返事がきた話とか、
「さすがにこれを書いたらこの業界で生きていけないな」と思って、
直前で20ページ近く内容を削除してしまった話とか……。

得意の辛口マシンガントークと、
徹底したリサーチでお付き合いさせていただきますので、
お楽しみに!

あ、参加できない人は、本の予約をお願いしますね!
しつこいけど、






ノルマは一人3冊ですから。
合言葉は「保存用」「読書用」「鑑賞用」♪
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今回は楽天市場とプロ野球のお話

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竹内謙礼 様


こんにちは。
イロハの竹内です。

さて、今回はちょっとコンサルタントのネタから外れたメルマガです。
そう、みんなが気になっている、


楽天市場がプロ野球チームを買うことに関してのネタです。


まぁ出店者でもないので、一番影響がないと思いますので、
ペラペラと思ったことを語らせてください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやぁー、正直、まさか買うとは思いませんでした!

あ、まだ買った訳じゃありませんけど、
ほとんど「決定」と言ってもいいでしょうね。
なんだか楽天の凄さを垣間見たような事件です。

今回の買収劇で「楽天市場」のマスコミへの露出は、
おそらく数十億~数百億ぐらいの価値はあったと思います。
これで日本中の人たちが「楽天市場」という言葉と、
「ライブドア」という言葉を知らない人はいなくなったというぐらい、
物凄い広告効果があったと思います。

で。

ネット店舗運営者に出る影響はなんなのか?
ちょっと考えてみました。

まず、楽天市場への出店者は「お客様が増えるのではないか?」っていう
期待値が上がりますよね。
言っておきますけど「期待値が上がる」だけですからね(笑)。
そりゃ、ダイエーや西武みたいに、
優勝したらそれなりにセール効果があると思いますが、
おそらく数年は恩恵がないと思います。

たぶん、おそらくですけど、


弱いチームだと思いますから。


そう簡単には優勝できませんよね。
せいぜい「プレーオフ進出セール」ぐらいが、
期待する妥当なラインじゃないでしょうか?
それに球団を買い取ったぐらいで売上が伸びるのであれば、


西武とダイエーはもうちょっと景気が良いと思います。


そーんなにプロ野球と小売業の売上は、
リンクしないと思いますよ。素人の意見ですが。


それに、知名度が上がってちょっとは購入者が増えると思いますが、
それなりに出店者も増える可能性が考えられます。
そういうのに敏感なのは経営者ですから。
それにここまで知名度が上がれば、
もうインターネットをやっている人だけの「楽天市場」じゃありませんからね。
ダイエーと西武と肩を並べたってことになります。

そうなると。

気になるのが「課金」。
それなりに知名度が上がると、さらに「課金」の値上げがあるかもしれません。

あくまで予想ですよ! 予想!

ご存知の通り、楽天市場は過去に二度の課金を行って、
出店店舗さんが「なんでそんなに値上げするんだよー!」って、
食ってかかったことがありましたが、




「たかが店舗が!」




って感じでハネ退けられましたからね(笑)。
おそらく古田選手ぐらいの年俸を稼ぐぐらいの店舗さんは、
楽天市場にゴロゴロしていると思いますから、
ショップオブザイヤーの受賞店舗が「選手会」みたいになって、

「僕らの話にも少しは耳を傾けてください!」

とか騒いだとしても、
一言「じゃ、退店ね♪」で終わっちゃいますからね。

そう考えると選手会より弱い楽天店舗っていうのも、
なんだか涙が出てきてしまいます。
自社サイトの人たちのように「独立リーグ」で商売をしていた方が、
気がラクだったかもしれません。

もし、自分が週刊誌の記者だったら、
「ネット業界の巨人軍は楽天市場です」とか
見出しを書いちゃうかもしれませんね。面白そうだから。

でもでも、これって笑い話ではなくて、

もし、球団を買い取ってうまく成功でもするようなことがあれば、
さらにさらに、「楽天市場」のブランド力があがり、

「楽天市場で商売できて私たちは幸せです!」

っていう構図にはなると思います。
もう「ウイン・ウイン」なんて呑気な関係じゃないですよね!
「楽天市場が成功したから今の私達があるんです!」っていう、
怖~い構図になってしまうかもしれません。(もうすでになっていますが)

まぁ、たぶん、それだけ今まで稼がせてくれた訳ですからね。
店子としては文句のひとつも言えません。
ショッピングモールへの出店者は、
楽天市場におんぶにだっこでぶらさがって商売している訳ですから、
「球界再編」の労使交渉みたいに、カッコよくはいきませんね。

それに、球団とかサッカーチームを買ったりして、
三木谷社長のショッピングモールへ対しての熱意が下がるのが、
ちょっと気がかりなところではあります。
楽天市場全体のショッピングモールの売上比率が下がれば下がるほど、
魅力は薄れていきますよね。
そうなると厳しいルールを作ったり、課金をしたりして、
店舗運営はもっともっと厳しい状況になるかもしれません。


そもそも、メールマガジンの反応が薄くなり、
広告のレスポンスも以前ほどのパワーがなくなり、
店舗運営がマンネリ化しつつある状況では、
楽天市場と他のショッピングモールとの売上の開きがなくなりつつあります。
(といっても、ぜんぜん差はありますが……)

集客力が落ちてしまえば、
自社サイトで運営しているのと変わらなくなりますからね。

そうなって楽天市場のショッピングモールに対して
三木谷社長の魅力がなくなれば……








「ライブドア」にショッピングモールごと売却しちゃったりして(笑)。








高く売れるでしょうねぇ~。
で、そのお金で……。







イチロー選手(ピークが過ぎた)を逆輸入。






そしたら、優勝できるかもしれません。楽天市場も!
今年のアテネオリンピックのチームぐらいは、
サクッて買えるぐらいのキャッシュはできるかもしれませんね。
ライブドアが買えるかどうかは別にして。


と、いろいろ想像しておりますが。


今後の楽天市場の動向が楽しみです。
結局はだーれも三木谷社長の腹のうちは知らない訳ですから、
いろいろな妄想を掻き立てますよね。


それによくよく考えてみたら。


今回の買収劇だって、ちょっとオカシイですよね?
まだ労使交渉の真っ最中だっていうのに、
突然「球団を買いたい!」なんて名乗り出ちゃって。


まるで楽天市場に「プロ野球チーム」っていうのが売られていて、
買い物カゴにポンッて放り込むような感じでね。


で、これは推測ですけども、
「楽天さん、お願いだから手を上げてください!」
って、誰かが裏で手を引いた感じがしますよね。
「楽天さんが出てくれたら、球団が買えるように裏で手を回しますよ!」って、
これぐらいの保証がないと、
球団を買うなんて冒険できませんもん。
もし買うことができなかったら、とんだピエロですから。
株価だって下がるかもしれないし。


あと、球場は神戸だ大阪だって言っておきながら、
ライブドアが宮城でほとんど固定した段階で、
いっきに「仙台で野球をやります!」って言い出すし。
そもそも冷静に考えれば、


神戸と大阪でプロ野球ができる訳ないじゃないですか。


タダでさえオリックスと近鉄が失敗しているんだし。
それで合併して両方の球場を使うって言うんだから、
楽天が入り込む余地なんて、これっぽっちもありゃしない。
あまりにもお客のパイが狭すぎます。
関西地区でセ・パ合わせて3チームっていう状況は、
楽天市場8000店舗中、カニを扱っている店舗が、
2000店舗ぐらいの状況で出店するのと同じですからね(違うか?)。

と。

そういうことを考えると、最初から神戸や大阪で
プロ野球なんてやる気はなかったんじゃないかな、と。
いろいろ想像してしまいます。
そもそもあんな頭が良くて石橋を叩いて渡る(壊す?)三木谷社長がですね、
そんなマーケットの先まで考えないであんなこと言わないですよ。
ってことは、
最初から宮城県って構想があったか、


もしくは。




ライブドアが出てくるところに
最初からかぶせるつもりだったかもしれないですよね?




ライブドアは今回、近鉄買収で名乗りをあげて、
IT企業だ起業成功者だって、さんざんもてはやされて、
まるで「IT企業」=「ライブドア」みたいな感じになって、
そりゃ、楽天としても気分が悪いかもしれません。
そもそも企業規模からして、相手にもしていないのかもしれませんが、

ライブドアはショッピングモールまで始めている訳ですから、
もしかしたら、この段階で芽を摘んでおく必要があったのかもしれません。

もしもライブドアが球団を買収できて、
うまく成功させることができれば、
おそらく株価がぐーんと上がって資金が集めやすくなるから、
次から次へとM&Aを繰り返して、
もっともっと会社を大きくすることができるかもしれません。

手に負えないような相手になるんだったら、
今のうち叩いておこうって発想になってもおかしくないですよね?

だって、ここでもしライブドアが球団を買うことができなければ、
どういう事情であれ、「負け犬」ってレッテルは貼られる訳ですから、
「ただのお騒がせ社長」みたいな感じになりますし、
次に株価を上げるための話題っていうのは、あんまりないですからね。




火星を買うとかロシアを買うとか、
そんなもんしか残っていないんじゃないですか?
もしくは国会議員になるとか。



とにかく、あの堀江社長の慌てぶりから考えると、
「おいおい」って言えるような生易しい状況じゃなさそうですよね?
反対に三木谷社長の落ち着きようっていったら、ないですよね?

あの余裕が羨ましい。

でも、その余裕が生まれるぐらいのレールは
最初から引かれていたのかもしれませんね。
球団は買えるし、知名度は上がるし、
ライバルは潰せるし……良い買い物だったんだと思います。



最初からライブドアが球団を買える可能性は、
ゼロだったのかもしれません。



まぁ長々と書きましたが、
今回の買収劇でネット店舗運営者が学ぶべきことは、





「若い芽は早いうちに潰せ」




ってことですかね?



みなさんの職場では、どんな話題になっていますか?


私の妄想ストーリーでは、

楽天市場の東北の店舗が徒党を組んで、
「頑張れライブドア!」って企画を組んで、
楽天から退店処分になって、
それがネタで週刊誌に取り上げられて大騒ぎになるとか、

どっかのコンサルタントが、
「楽天市場崩壊」なんて本を出して、
帯に堀江社長が「これでも楽天市場を支持しますか?」なんて言葉を入れて、
マスコミで反対に叩かれたり、

ライブドアが球団買えなかった腹いせに、
ショッピングモールを本気で立ち上げて、
楽天市場潰しを始めるか、(たぶん成功しないと思うけど)


で、もしかしたら!



球団経営のコンサルタント依頼が私に来るとか(絶対ない)。
あ、楽天球団のメールマガジンだったら書いてもいいかな♪



ま、妄想を繰り広げてワクワクすることも、
ネット店舗運営者には必要だと思いますから、
みなさんも、たくさん妄想してくださいね!

あと、コレはあくまで私のようなズブの素人の考えであって、
たぶん、もっともっと深い考えがあって、
三木谷社長さんは動いていると思いますからね。
とっても頭が良い人だし。


そんじゃないと、球団買えるぐらいの金持ちにはなれませんからね(笑)。


という訳で、よた話はこれでオシマイ!
次回はちゃんとコンサルタントのメルマガ書きますからね!


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クレーム対応は「感情」ではなく「戦略」で!

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竹内謙礼 様


こんにちは。
イロハの竹内です。

さて、不定期に出している私のメルマガも、
今回でめでたく10号を迎えることができました。

そこそこ、皆様からの感想も寄せられており、
なかなか手ごたえのあるメルマガを書いているんだなぁと、
自画自賛でシミジミ思っているのですが……。

こんなコンサルタント系のメルマガでも、
やはりお客様から「クレーム」は頂きます。
ええ、読んでいるのは全てが身内ではないんですね。
まったく私のことを知らない人も読んでいるわけですから、
それなりにキツイお言葉のメールも頂きます。

例えば前回のメルマガでのミス。
こんな一文があったのを覚えています?

> 先日、金メダリストの室伏選手が
> NHKのインタビューでこんなことを言っていました。
>
>
> 「自分が成長していると実感した時に始めて砲丸投げが面白くなった」
>

気がついた方もいらっしゃると思いますが、
室伏選手は「砲丸投げ」ではなく、

「ハンマー投げ」ですね。

もう穴があったら入りたいぐらい、恥ずかしかったです!
メルマガ配信前は何度も読み直しているのですが、
もう自分が「砲丸投げ」だと思ったら、
誰になんと言われようと「砲丸投げ」になってしまいますよね。

なんだか情けないミスです。

あと、「バドミントン」という単語を「バトミントン」と書いてしまい、
本当にバドミントンを真剣に取り組んでいた店長さんから、
間違いに対してのご指摘のメールを頂いたことがありました。

このメールをもらった時は、
もの凄い落ち込んでしまって、かなりショックを受けましたね。
「バドミントンをやっていた人にとったら失礼な間違いだったなぁ」と、
1週間ぐらい「どよぉ~ん」とした気持ちで過ごしました。

あの時は本当に申し訳なかったです。猛反省。

と。

なんだか自滅的なことを書いていますが、
今回はそんな「クレーム」に対してのお話です。

_____________________________________________________________
         クレームは将棋と同じ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ネット通販をやっていると、
絶対に避けて通れないのが「クレーム対応」。
本当に精神的に参りますよね。
もしかしたら実店舗でのクレーム以上に精神的に応えるのではないでしょうか?

そんなネット通販でのクレームを受けた場合、


まずは落ち着いてください。


ええ、慌てると大変なことになってしまいます。
とにかく何も考えずに返信してしまうと、ロクなことがありません。
頭に血が上っていると、とんでもない返信をしてしまいますし、
謝らなくてもいいのに先に謝ってしまい、
お店にとったら泣くに泣けない損失を生むことになります。

特にメールでのクレームは、
お客様の感情が分かりませんからね。
行間からお客様の心情を推測しなくてはいけません。
だから、できる限り客観的にならないと、
思い込みでクレームの内容を解釈してしまうことがよくあります。

だから、とにかく落ち着きましょう!

クレームを読み終わったら、まずは深呼吸して、
まったく別の仕事をとりあえずやってみて、
それで気持ちを落ち着かせて、
そのクレームに対して客観的になれるような時間をつくりましょう。

で、落ち着いたら、もう一度、そのクレームを読んでみる。

それから自分の出方を考えましょう。
将棋で言うと「どうやったら王将が取れるか?」と同じですね。
クレームは戦略を練る必要があります。
相手と刺しの勝負(?)になるわけですから、
絶対に勝たなくてはいけません。
だから「王将」を取る方法から、逆算して戦略を練る必要があります。

まずクレームでいう「王将」というのは、

「できるだけ少ないやり取りで、なおかつお客様に満足してもらう」

これに尽きます。
ゴールはこの「少ないやり取り」と「お客様に満足」
この二つです。

決して自分がスッキリすることではありません!(笑)

特にクレームでお客様を流出してしまうのは、とってももったいないことです。
商品を買ってもらった「購入者」ですから、
この「購入者」を獲得するために、
莫大な広告費をつぎ込んで、手間ヒマかけてお客様を育てた訳ですから、
石にしがみついても、このお客様を「優良顧客」にしなくてはいけません。
このクレーム客を逃すことによって、
顧客獲得コストである1万円ぐらいを損失したことになることは、
しっかり心に刻んでおいたほうがいいと思います。

で、少ないやり取りを目指すのであれば、

メールでまずお詫びする。
とにかく謝る。
さんざんお詫びして、それから「言い訳」。

最初に言い訳なんてしちゃダメですよ!

お金をもらった以上、「お客様」なんですから、
言い訳して相手をいきなり不愉快にさせるのではなく、
まずは店舗側のミスをお詫びして、それから言い訳をしましょう。

次に「お客様に満足」ですが、
お詫びの商品を送ったり、ミスした商品を差し上げたり、
店舗にとっていろいろなクレームに対しての「お客様に満足」という
スタイルがあると思いますが、
お客様に「損した」と思わせなければ、
それはそれで「成功」だと思います。
店舗側に非があるのであれば、それはお詫びしなくてはいけませんし、
店舗側に非がなければ、それは毅然とした態度で対応するべきです。

ただ。

お客様が望んでいるのは、案外「クレーム」に対しての物欲的なお詫びではなく、

「振り上げた拳の下ろし方を教えてくれ!」

というパターンが多いです。
つまり、「怒りの矛先」が分からなくなってしまっているんですね。
なんともやるせない気持ちで、
クレームのメールを寄越しているパターンが多いのです。

だから。

まずは詫びる。
で、言い訳。

そして、「今後、このようなミスが起きない会社としての対応」。

これがお客様が聞きたい内容なのです。
例えば商品の入れ間違いのミスを犯したとします。

お客様が「どーしてくれるんだ!」と怒っているのですが、

「ごめんなさい、代わりの商品を送りますね♪」

なんて、気楽に返信したとしても、
お客様はクレームの「内容」に関しては解決したんですけど、
「気持ち」は解決していないんですね。
だから、またよくわからないヤヤコシイ怒りのメールを送ってくる!

「そういう問題じゃないんだ!」
「御社から誠意が感じられない!」
「商品を送ればそれでいいってことじゃないでしょ!」

もう、こうなったら、取り返しがつきません。
ナニをやってもお客様とのトラブルが続きます。
メールの文章が、また誤解を生み、そしてまた大きな怒りを増幅して……。
王将を取るどころか、攻め込まれて銀と金を取られてしまったような感じです。

だから、
今回のようなクレームは、
「今後、このようなミスが起きない会社としての対応」
というのを明確にして、お詫びする必要があります。

もし、お詫びするのであれば……。

===============================

例)

今回、このようなミスが起きたのは、
当社が商品を梱包する際、確認を怠ったためによるミスが原因でございます。
ミスが発生するような梱包作業を構築してしまったのは、
担当者である私の責任でございます。大変申し訳ございません。
今後は梱包する際、二人体制で点呼しながら商品を梱包するよう、
システムを改善させていただきました。
また、お客様から、このようなお言葉を頂いたことは、
コピーして全社員で閲覧させていただき、二度と同じようなミスをしないよう、
全スタッフ肝に銘じて、最善の努力をさせていただきますので、
どうかこの度のミスに関しては、
寛大なお気持ちでお許しいただければと思います。

===============================

クレームの対応はできる限り「大げさ」な方がいいですね(笑)。
あと、「お客様のクレームは全員で読んでいますよ」というアピールも必要。
逆にクレームを寄越したお客様にとったら、

「げっ! あのメール全員で読みまわしているの!」

という気持ちになって、
次に送られてくるクレームメールの内容を多少ですが抑制することができます。
あと会社もちょっと大きく見せる演出も必要ですよね。

「責任者」「システム」「全スタッフ」

この単語はいわゆる商品紹介でいうと「キャッチコピー」になります。
お客様に「刺さる」単語ですよね。
たとえ3人ぐらいの小さな会社でも「責任者」には変わりませんし、
梱包をアルバイト2人に任せているといっても、
梱包するための「システム」であることは事実ですし、
「全スタッフ」といっても人数は関係ありませんから。

まぁいろいろと書きましたが、
基本的には、「お詫び」や「言い訳」だけじゃなくて、
「今後の改善策」を提示させてあげることが、
「お客様の満足」につながると思います。

お客様が10のクレームを寄せてくれれば、
店舗側は100の文章量で対応するぐらいの気持ちで、
クレームに対応した方が、のちのちの店舗運営の利益になっていくと思います。

また、やり取りがややこしそうだったら、
無理してメールで返すのではなく、
「お電話でお詫びしてもよろしいですか?」
と、メールを投げてみるのも手だと思います。

お客様もキツイメールを投げた直後ですから、
恥ずかしくて、あまり深追いしてきませんから(笑)。

このように、クレームに対しての着地地点を明確にして、
それに向かって、最短距離で、なおかつ相手に弱みを付け込まれないように、
クレームには感情で対応するのではなく、戦略的に対応していきましょうね。


将棋と同じで、相手の出方のパターンをできるだけ多く推測して、
先の先まで読んだ方がクレーム対応の「勝ち」ですから。


____________________________________________________________
            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

さて、話は変わりますが、
ようやく私のコンサルタント会社も「自社ドメイン」を獲りました!

http://www.e-iroha.com

本当はもっと早く所得しようと思ったのですが、
自社ドメインの名前の付け方にずーーーーーーっと悩んでしまい、
こんな遅くの自社ドメイン所得になってしまいました。

うーん、情けない。

でも、ようやく!
自社ドメインを獲らなくてはいけない状況というか、
尻に火がついたというか、逃げ切れなくなったというか、
「信用」を買わなくてはいけないようになりました!


実は11月16日に私が著者の
ネット通販の本が販売されることが決定しました!


で、10月上旬から「楽天ブックス」で、予約販売開始です!


あ、これって予定ですけどね。

今、私の手元に校正紙がどーーんと置かれているのですが、
まずは私が頑張って文章を校正しないと、本が予定通りに発売されない訳です。
ええ、本を出すっていうのは、やっぱり大変です。
こんなに苦労するんであれば、
大金を払って自費出版したほうがラクだったんじゃないかなぁと、
いろいろなことを考えてしまう今日このごろです。はい。

予約開始と同時に、みなさんぜひ購入してくださいね。
購入ノルマは一人3冊です!

一冊は保存用、一冊は読書用、一冊は観賞用です♪

みなさん、よろしくお願いしますね。
それでは、今回も「今週の気になる会話」でお別れしましょう!


◆今週の気になる会話

台風が上陸したある日。
不動産屋さんの事務所を間借りて、
もくもくと私が仕事をしている時のこと。

不動産屋さんの主のおじいさん(70)が私に心配そうに話しかけてきました。

「竹内君、信じられるか?」
「ナニがですが?」
「この嵐の中、東京湾フェリーは動いているらしいぞ」
「本当ですか!」
「ああ、さっきクルマのラジオで『決行』って言ってたぞ」


おいおい、「決行」じゃなくて「欠航」だよ!


最近「ボケ」と「突っ込み」が明確になってきました……。


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ネット店舗の難しい人材教育

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竹内謙礼 様

こんにちは。
イロハの竹内です。

さて、私、うかつにも体調を崩してしまい、
しばらく自宅で安静しておりました。

いやぁ~、キツかったですねぇ。
自営業の辛さを始めて感じましたよ。
どんなに体調が辛くても、自分の身体が動かなくなってしまったら、
もうオシマイですからね。
日々プレッシャーと戦いながら、なんとか体調も回復して、
ようやく元気に仕事ができるようになりました。

コンサルタントという仕事に限らず、
ネット店舗の場合、中小零細企業が多いこともあり、
体調管理に関しては同じような不安を抱えている経営者も多いと思います。
それを考えると、できる限りリスクを配分する意味で、
アルバイトや社員を雇って自分の仕事をラクにして、
事業規模を上手に拡大していく必要があります。


でも。


従業員やスタッフを雇ったからと言って、
仕事はラクにならないし、余計にストレスが溜まることがあります。

そう、大変なんです。
人を雇うということは。

今回は「人材育成」についてのお話です。

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      目標を立てる社員教育は是か非か
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ネット通販のコンサルタントの仕事を始めて、
意外に依頼が多いのが「人材教育」という仕事です。

まずは社長さんからスタッフ全員の名簿を受け取り、
性格、仕事への取組み、環境、能力、いろいろ話を聞いて、
その後、個人個人に能力テスト、アンケート調査を実施して、
経営者から「○○○さんにはこういう人材になって欲しい」という要望を聞いて、
その要望通りの人材に「誘導する」というのが、だいたいの仕事になります。
コンサルタントは個人的な感情が入りませんから、
結構、客観的にその人の能力が判断できるので、
なかなか面白い結果が出ていい勉強になりますよね。

ちょっと話が横道に逸れましたが、
ネット通販の人材教育というのは、
他のお仕事の人材教育よりちょっと大変です。

よく目標値の売上を設定して、みんなでその目標に向かって、
「エイエイオー!」で突き進んでいくというのがありますが、
これって、ネット店舗の従業員にはちょっと逆効果だと思います。


ネット通販の従業員って、経営者が思っているほど、
数字ではテンションが高くならないんです。


もうちょっと大きな会社規模で、
組織力もしっかりしていて、
中間管理職もいて、ちゃんとした事業計画があって、
ナニをすれば、どうやって売上が上がるのかというのが
明確な会社であれば、売上の目標を立てて、
そこへ突き進む人材教育ができると思います。

目標までの行程が具体的だから、
成功した自分の姿がイメージしやすく、
アナログな仕事であればあるほど、
目標を設定して人を教育することがラクなんですよね。

でも、ネット通販の場合。
そもそもが少人数の家庭的な規模の会社で、
まだ未成熟の「ネット通販」という業界で、
経営者ですら、売上が伸びる計画が明確にスタッフに伝わらない状況で、

「今月は1000万円を目標にするぞ!」

と、言われても「はぁ?」って感じになってしまうんですね。
別に会社が大きくなろうが、
年商が上がろうが、株式上場しようが、
あんまり従業員にとったらドキドキワクワクする話ではないのです。


そうなってくると、
従業員をドキドキワクワクさせるような、
そんな環境にするにはどうすればいいのか?

これは人材教育コンサルタントの勉強会で聞いた話ですが、
従業員が仕事にやる気を出す時は、


「スキルが上がっている時」なんだそうです。


つまり「仕事の手ごたえ」を感じた時なんですよね。
自分の作ったページで売上が伸びたり、
新しいソフトを覚えて仕事の効率が上がったり、、
キャッチコピーが上手に書けたり、
メルマガが上手に書けたり……。

この瞬間、人はドキドキワクワクするんです。
結局は従業員も経営者感覚なんですよね。同じ人間ですから。

売上目標や金額だけを押し付けても、
やっぱり人は動きません。
雇い主はどうやったら売上が伸びるのかを
ウソでもいいから(?)具体的に説明してあげて
さらにその人の「成長」をできるだけ具体的に認めてあげて、
そして成長をカタチとして残すような努力をしないと、


安い賃金と少ない休暇日数では一生懸命働いてくれませんよ。


ほっといても仕事をしてくれるような能力の高い人材は、
もっと大きな会社で、いい給料でバリバリ働いていますから(笑)。


先日、金メダリストの室伏選手が
NHKのインタビューでこんなことを言っていました。


「自分が成長していると実感した時に始めて砲丸投げが面白くなった」


なるほど、と思いましたよね。
努力して記録が伸びることが面白くなって、
さらに努力して記録を伸ばす……。
もし、室伏選手が自分の成長を実感できなかったら、
おそらく、途中で挫折していたんでしょうね。
いくら優秀な元砲丸投げ選手のお父さんがいたとしても、


本人が「面白い」と思わない限り、
辛い努力はしないものです。


もし、組織力で会社の売上を伸ばしたいのであれば、
まずは目標を立てることよりも、
本人の成長が実感できる「仕事の仕組み」を作ることが大切です。
どんなにダメな従業員でも、「仕事が面白い」と思った瞬間から、
180度変わった人間になることがありますから。


「従業員」という言葉が、
「従う」という言葉を使うからといっても、
同じ人間同士を従わせる構造自体がそもそも難しいのですから、
これからは「パートナー」という感覚でどこまで付き合えるかが、
重要になってくると思います。



アナタの会社の従業員は「パートナー」になっていますか?



____________________________________________________________
            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

人材教育の話のついでにもうひとつ。

よく「人を褒めて育てる」って言葉がありますよね。
有名なのが全日本のラグビーの監督、平尾さんの本でもありますが、
「コーチング」っていうのが、最近は注目を集めています。

大変、いい言葉だと思います!
人を褒めて育てるのは、とってもいいことだと思います!


ですが!


平尾さんが面倒を見ていたラグビーのチームは、
「全日本の代表選手」だったから、
褒めて人が育ったような気がします。

褒められたら、そこで満足して仕事の手を抜く人もいると思うし、
褒められて図に乗ってしまう従業員もいますからね。


やっぱり上司や社長は怒ることも大事だと思います。


そんなところで!
今回も今週の気になる会話でお別れしましょう!


◆今週の気になる会話

不動産屋さんの事務所を間借りして早1ヶ月。
お客さんは1週間に2人ぐらいしかこないので、
大変静かな環境で仕事に没頭しています。

そんなある日、
不動産屋に若いサラリーマン風のお客様が来訪。
で、事務所の家主である70歳のおじいさんが対応。

「アパート探しているんですけど」
「ふむふむ」
「ワンルームでいい物件ありますかね?」
「成田駅周辺がオススメだね」
「えー、成田ですかぁ、会社は東京方面だから遠くなるのは嫌なんですよ」


「東京には遠いけど、世界には一番近いぞ」


おいおい、じいさん、質問に答えていないぞ!


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逃げるか? 戦うか?

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竹内謙礼 様


こんにちは。
イロハの竹内です。

さて、先日、ネット通販関連の勉強会に参加したのですが、
参加者20名中、コンサルタントを仕事としている人が、


私も含めて4人もいました。


ライバルが多い職種ですね!
しかも私を除く3人がソフトやシステム関連のコンサルタントで、
一生懸命、独自ドメインの取り方やSEOの話を語っていました。
こっちのジャンルは探せば「コンサルタント」と名乗る人が
うじゃうじゃといますからね~。
雑誌を開けばその手の広告もたくさん出ていますし、
システム系のコンサルタントは競合が多そうです。

今回のテーマは「競合店舗の必要性」についてです。
ちょっとキツイ内容かな?

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      メダルが欲しいから頑張るんです
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

アテネオリンピックでの、
日本のメダルラッシュを観ながら、

「商売はオリンピックと同じだなぁ」

とつくづく思いました。

メダルを貰えるか貰えないかという勝負と同じで、
商売も儲かるか儲からないかという勝負ですからね。
スポーツと同じで商売も厳しい世界だと思います。

「ネットショップは売上だけじゃないよ!」

そうおっしゃる優等生の店舗さんと、
私はたくさん会ってきました。
でも、そういう店舗に限って共通して言えることが、


売れていないということ。


理屈と理想だけは立派なんですけど、
やっぱり売れていないんです。
なぜ売れていないのか考えてみたんですが、

「ライバルを作ろうとしないから」

これって、一番売上が伸びない理由なんです。
だって自分一人で頑張ってマラソンをやれって言われたら、
途中で歩いちゃいますよね。
自分で立てた目標というのは挫折しやすいのです。
それでも自分の作った売上目標だけを頼りに突っ走れる人は、
意志がとても強い人か、


言い訳を作るのが上手な人かどちらかです。


ライバルがいるから「勝ちたい!」という気持ちが生まれるし、
競合店舗がいるから「負けたくない!」という気持ちが生まれるし、
それを原動力にして突き進む方が、
自分で目標を決めて突っ走ることよりもずっとラクだと思います。
「意志」よりも「プライドを守る」ほうが、
人間は少ないエネルギーで最大限のパワーが出せるものです。
スポーツ選手でも「自分との戦い」と言う人がいますが、
ライバルに勝つための「自分との戦い」なのです。

ちなみに私の場合は、
単価の低い乳製品を扱っているネット店舗を運営していたのですが、
ライバルは単価の高い健康食品屋さんやカニ屋さんでした。
もう毎月勝負を挑んでいましたね。
いつも「負けてたまるか!」って気持ちだったんですが、


ずっと連敗していました(笑)。


でも、気がつけば売上は
ちょっとした健康食品屋さんと並ぶぐらいになっていましたし、
売上を伸ばすためには何をするべきなのか、
負けたくないから一生懸命研究しました。
ジャンルが違っても販売ノウハウは徹底的に検証しましたし、
ライバル店舗のメルマガとページは穴が開くほど目を通しました。

うまく言えませんが、
例えるならオリンピックのメダルがどうしても欲しいから、
自分の能力以上に頑張れたんだと思います。
結果的には、この負けず嫌いの性格が、
売上を伸ばすことに貢献してくれたんだと思います。


さて、一方で、
「ネット店舗は売上だけじゃない!」
とおっしゃる店舗運営者の場合。

おそらく最初はライバル店舗が存在していたんだと思います。
「負けてたまるか!」という気持ちで頑張ってたんですけど、
どんどん他の店舗さんに売上が抜かれていって、
だんだん負けが続いて、勝負を挑むことに疲れてきて、


最後は諦める。


で、見つけた言い訳が
「ネット店舗は売上だけじゃない!」
今度はライバル店舗と勝負をしない言い訳を作るのに、
一生懸命になってしまうんです。
そう言っている時点でライバルを意識しているはずなのに……。

「もうあの店舗に追いつこうとするのは止めたんだ」
「売上だけを求めていると疲れてくるでしょ」
「店舗の売上数字なんて相手に聞くもんじゃないよ」
「大切なのは売上じゃなくて中身でしょ」

こう言いはじめると、
だんだん自分本位の店舗運営になってきます。
メダルももらえない、誰も一緒に競技に参加してくれない、
自分だけのオリンピックに参加して、

あなたは頑張れますか?
能力以上の力を発揮できますか?

やっぱり、商売をしている目標は「儲かる」ことですからね。
ボランティアだったらまだいいですけど、
「儲かる」努力を止めてしまったら、
その時点で、ゲームオーバーなんです。
「売上を伸ばす努力」という環境から逃げてしまったのと同じことです。

ちなみに誤解がないように言っておきますが、
私がここで言っている「売上」というのは、
数字だけの目標ではありませんよ。
「儲け」を考えた粗利を計算した上での「売上数字」です。
「儲け」を度外視した売上目標に突っ走るのは、
やっぱり頭がとっても悪いことです。
それに私が多くのネット店舗をコンサルタントした限り、


「儲け」を無視して「売上数字」だけを目標にして
突っ走っている店舗はあんまりいませんでした。


これは意外だったのですが、
トップクラスの売上を出しているほとんどの店舗が
しっかり「儲け」を意識して、
なおかつ「売上」の数字も出していることが分かりました。

「売上だけを追求した店舗は儲けが少ない」
という言葉は、結局は商売を諦めてしまった人が作り上げた
よく分からない「言い訳」なんですよね。
売上数字を作ることができた人間で、
商売が下手な人はあんまりいないということだと思います。
売上数字をしっかり出しているライバル店舗は、
自分達が思っている以上に「儲け」も追求しているということは、
理解しておいた方がいいと思います。
自分の都合のいいようにライバル店舗の戦略を想像してしまうのは、
それこそ「振り回されている」以外ナニモノでもありません。

確かに競合店舗やライバル店舗を意識していると、
とても疲れるし、自分のペースが取れなくなってしまい、
無意味な安売りに走ったり、
無駄な広告費を使ってしまったりする恐れがあります。
もちろん、性格的に競争するのが苦手という人がいますが、
それでも、そこをうまくバランスをとって、
厳しい状況に自分の身を置くことが、
売上を伸ばすことに繋がるんだと思います。

ネット店舗は「オンリーワン」を目指すことが大切と言いますが、
そのジャンルで「ナンバーワン」にならないと、
「オンリーワン」にはなれないということは
商売の厳しさとして常に意識しておいたほうがいいのかもしれません。


アナタはまだ勝負を諦めていませんよね?


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            編集後記
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以上を持ちまして、今回のメルマガはオシマイ!

今回はちょっと戦闘的な内容になってしまいましたが、
そんなにみなさん、深刻に考えないでくださいね。
「ライバル」がいて「売上」という数値で戦うことは、

ゲームと同じですから。

その数字との距離感と、自分の商売の本質との距離感を、
上手に保つことができるのが、「商売のコツ」だと思います。
「友達と本気でやるモノポリー」ぐらいの感覚でいいと思います(笑)。
これもスポーツと同じで、
選手生命を長く保つことも大切ですからね。
戦うことが楽しくなるぐらいの距離感が、一番心地よいと思います。


ライバルの店舗に振り回され過ぎず、
なおかつ意識をしながら、
精神的にも健全な店舗運営を目指していきましょう。


それでは、今回も最後は、
「今週の気になる会話」でお別れしましょう!


◆今週の気になる会話

コンサルタントの仕事も忙しくなってきたので
事務所を借りようと思い不動産屋さんを回っている時のこと。
フラリと立ち寄った小さな不動産屋さんで
初老の社長さんが対応してくれました。

「すみません、貸事務所を探しているんですけど」
「はいはい、で、どんな物件?」
「仕事は一人でやるので、広くなくていいです」
「ふむふむ」
「机とイスがあればいいような仕事ですから」
「ふむふむ」
「この近所の物件で空いているところがあれば」
「ふむふむ」
「冷暖房が完備でファックスやコピー機も置きたいですね」
「……」
「なんかいい物件あります?」



「ほんじゃ、アンタにこの不動産屋を貸してやるよ」



「へ?」
「邪魔しないからさ」
「いえ、邪魔とかの問題じゃなくて」
「コーヒーは台所にあるからね」
「ちょっと待ってください!」
「燃えるゴミはココ、燃えないゴミはアチラ」
「僕は物件を探しにきたんです!」
「ファックスは自由に使っていいから」
「話を聞いてください!」
「いやぁー、自分の息子が来た感じで嬉しいなぁ」
「……」
「これからヨロシクな!」


「……はい」


ということで。
不動産屋さんの片隅でコンサルタントを始めることになりました。
最近は不動産屋さんの来客に、肩書きでへんな勘違いをされて、



土地の売買の相談をされる今日この頃です。



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 「愛している」だけじゃ通じない!

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竹内謙礼 様


こんにちは。
イロハの竹内です。

結構、ごぶさたしていますよね?

実は、ネット通販の本を11月に出版することが決まりまして、
8月からずっと執筆活動をしているんです。(←自慢)
総ページ数で250ページ。図版も入れたら、もう少しボリュームがあるかな?
自費出版じゃないから、思うように書けないところはありますが、

いやぁ~、嬉しいもんですよねぇ~。


本当は自慢話を3回に渡って連載でお届けしたいところなのですが、


そんな話をしているゆとりもないので(ほぼ軟禁状態で執筆中)、
今日は久しぶりに実践的なお話をさせていただきますね。

テーマは「キャッチコピー」です。

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      「愛している」だけじゃダメなんです
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ネット通販で商品を販売する上で、
もっとも大切なものは
僕は「キャッチコピー」だと思っています。

キャッチコピーで、うまく読者やお客の購買意欲を「キャッチ」しないと、
商品に食いついてくれませんし、
商品そのもにも興味を持ってくれません。

どんなに上手なメルマガを書こうが、
どんなに有効な広告を買おうが、
どんなに優秀な受注管理ソフトを導入しようが、

ネット通販はお客様をページに飛ばせて、説得させる「商売」ですから、
キャッチコピーを上手に作れない人は、
営業で「口下手」と同じですから、商売にならないのです。

言っておきますけど、
特にキャッチコピーがなくても売れているお店ってありますよね。
あれって、気がつかないだけで「キャッチコピー」が存在しているんです。

価格だったり、
商品そのものだったり、
型番だったり、

商品価値が、「キャッチコピー」なんですよね。

「えー、50%オフなの!」
「この商品が、この価格で売られているんだ!」
「この型番、ずっと探していたんだよなぁ~」

商品価値=キャッチコピーになっているのは、
「想像力」に力を入れる必要がないから、
それはそれで売上が安定するので、商売しやすい商材だと言えます。

ですが、

ほとんどの人が、商品力が「弱い」ものを扱っていますから、
やはり「キャッチコピー」でお客様をひきつけないと、
買ってはくれませんよね。



「えー、そんなにキャッチコピーは重要じゃないでしょ~」


そう思います?
それは、ただ単に「キャッチコピーを考えるのが苦手」だから
言い訳しているだけじゃないですか?

だって、考えてみみてください。

メールマガジンを配信する商材だって、
サブジェクト(件名)のキャッチコピーが下手だったら、
誰も開封してくれませんよね?

検索で商売している人だって、
商品ページで最初に飛び込んでくるキャッチコピーでお客をひきつけないと、
誰もそのページを読んでくれませんよね?


例えばですよ。


「そば」を扱っている店舗が、
下記のようなキャッチコピーをつけたとします。


「店長お勧め! 素材にこだわった、美味しいそば!」


このキャッチコピーで、食べたくなりました?

これって、どこにでもあるキャッチコピーですよね。
こんな一般的な言葉だと、お客様の印象に残らないんです。
あと、「よくある言葉で表現した商品」って、


「よくある商品」になっちゃうんです。


安っぽい言葉で表現した商品は、安くしか売れないし、
ネガティブな言葉ばかりを使った商品は、
やはりマイナスイメージしかお客様には伝わりません。

ネット店舗運営者は、
言葉について、もう少し、真剣に考える必要があります。

みなさんは、「言霊」(ことだま)って言葉をご存知ですか?
古くから日本で言い伝えられていることで、
「言葉には命がある」という意味のことを言います。

例えば、縄文時代、弥生時代の頃、
病気になった人に対して「呪文」を唱えるというのは、
言葉で人の病気を治そうという、「言霊」を信じた風習といえます。
また、生まれた子供に名前をつける時、みなさん真剣に考えますよね?
これも「名前」という言葉を大切にする「言霊」の流れでもあります。
結婚式に「別れる」「離れる」という言葉をスピーチに使わないのも、
「言ったことが現実になってしまったらどうしよう」という、
言葉に「魂」が宿っている考え方があるからこそ、
成り立っている古くからのマナーと言えるでしょう。

話がちょっと横道に逸れましたが……。



言葉には「魂」を込めなくてはいけないということです!



だから、さっきの「そば」のキャッチコピーに、
魂のこもった商品価値をつけるんだったら、



「そば粉の生産農家だけが食べている、歯ごたえと香りが違う厳選そば!」



ちょっと大げさかもしれませんが、
このくらい、言葉をを選んだり、作ったりしないと、
やはり商品のインパクトはお客様に伝わりません。
キャッチコピーには「魂」がこもっていないとダメなんです!


「こだわり」=「そば粉の生産農家が食べている」
「美味しい手打ち麺」=「歯ごたえと香りが違います!」
(ちょっと『厳選そば』という言葉が一般的ですが・・・)


こうやって、よくある言葉だけを拾い上げて
オンリーワンの言葉に置き換えることが、
いいキャッチコピーをつけるポイントなんです。


みなさんは、キャッチコピー、真剣に考えていますか?
毎日のメルマガ配信に一生懸命になっていて、
内容が薄くなっていませんか?


「愛している」という言葉だけじゃ女の子はくどけませんよ!


キャッチコピーを勉強するには、
やはり、キャッチコピー作りのポイントを抑えて、
何度も何度も練習をしてみることですね。


本の執筆作業が終わったら、キャッチコピーについて、
じっくり勉強会でも開きたいところです。


____________________________________________________________
            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

以上を持ちまして、今回のメルマガはオシマイ!

今回はキャッチコピーについて書かせてもらいましたが、
やはりネット通販は「広告」を主体で打っていく商売ですから、
人に「欲しい!」と思わせることが必要な商売です。

通常、マーケティングとは、統計学や社会学が主体となる、
生活者のニーズに答えて、数字で戦略を立てることを指しますが、
1980年代のバブル時代から、生活者の意識や感情に訴えかけることを主目的にした
エモーショナルマーケティング(Emotional Marketing)が
主導権を握りるようになりました。

いわゆる人に感動させて、消費行動させる方法ですよね。

コンサルタントの先生で言えば、
神田先生や藤村先生の本で紹介している内容が、
いわゆる「エモーショナルマーケティング」の典型的な例だと思います。

このエモーショナルマーケティングの手法の、
もっとも古典的なのが「キャッチコピー」の戦略であり、
一番単純で、簡潔に人にメッセージを伝える方法だと思います。


ただし。


そのエモーショナルマーケティングのおかげで、
生活者の心理を逆手にとった「ねずみ講」が流行り、
脅迫観念に迫るような宣伝で、消費者を追い詰めたり、
商品が自分の生活を高めてくれるものだと、錯覚を起こさせたりして、


スピーディに消費マーケットを食いつぶしてるのも事実です。


気軽に使えるのもエモーショナルマーケティングだけど、
慎重に使わないと、店舗の寿命を縮める怖い武器であることは、
頭の隅っこに入れておいたほうがいいかもしれませんね。


それでは、今回も最後は、
「今週の気になる会話」でお別れしましょう!




◆最近あった気になる会話

本を出版するにあたっての、
編集者と私の会話から。

「竹内さん、本のタイトル、決まりましたよ!」
「ホント! で、どんなタイトル?」
「いやぁ~、絶対売れますよ!」
「えー、もったいぶらないで、早く教えてよ!」
「あのですね、たぶん、竹内さんの本って、まともに売ったら売れないんですよ」
「まぁ、ビジネス書だからね」
「あと『ネット通販』っていうマーケットも狭い」
「確かに」
「だから当たり前の表紙タイトルをつけてもぜんぜん売れないんですよ」
「あー、そりゃ言えるね」
「『儲かる』『成功』『売上』とかがつくビジネス本は、実際売れていないし」
「なるほどね、本のタイトルはコンサルタントの資質も問われるわけか」
「コンサルタントが商売下手だったら、カッコ悪いですからね」
「うんうん」
「だから、そもそも売れない本は、売れている本に便乗するのが一番なんですよ!」
「で、どんなタイトルになったの?」








「世界の中心で『ネット通販は儲かる』と叫ぶ」








……おいおい、訴えられるぞ!



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エアロとネット店舗

◆「いろは」のご利用者の声のページできました!
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竹内謙礼 様


こんにちは。
イロハの竹内です。

さて、先日、私が通っているスポーツクラブで、
初めてエアロビクスというのにチャレンジしてきました。

「右足上げて! ハイ、三歩進んで!」
「ハイ、後ろバッグ、バッグ、バッグ、下がって回転!」
「ハイ、ジャンプで右足、ワンツー、ワンツー!」

もう、体力が続かなくて大変!
スピードが速くて、速くて、
周りに合わせて動こうと思っても、
ぜんぜんついていけないんですよね!
私、そもそも運動神経が鈍いほうなので、
やはり、スポーツはダメなんだなぁと、
あらためて思ってしまいました。

で、そのエアロビクスをしながら思ったことなんですが、

「運動神経」と同じで、
商売にも「神経」があるんですよね。


「ビジネス神経」ってご存知ですか?


今日は、そんな『本質』についてのお話です。

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           商売が苦手な人
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「お前、運動神経が悪いなぁ」

こんなこと、体育の先生に言われたことがありますか?
私は小学生の頃から、しょっちゅう言われていました。
バスケもダメ、サッカーもダメ、野球もダメ。
体育はからっきしダメ人間でした。

あ、努力はしていましたよ。

中学生の頃、バトミントン部に入部していて、

人より早く練習に参加して、
人より多くトレーニングして、
人より多く、いろいろな試合を見て研究して。

でも、最後までレギュラーにはなれませんでした。

レギュラーになったのは、
ぜんぜん部活に参加しない友達だったり、
サッカー部と兼部している友達だったり、
私みたいにコツコツ練習している人ではありませんでした。

で、やはり中学生ながら、思いましたよ。

「そもそもの『運動神経』が違うんだ」って。

いわゆる「センス」ですよね。まぁ「素質」とも言うんでしょうか。
私、そもそも運動する才能がないんだと思います。
だから、この年になって、エアロビクスについていけなくて、
ヒー、ヒー、言っているんです。
同じ年のおばさんだって、
私よりデブなおじさんだって(失礼!)、
みんな、みんな、私より機敏に動いていました。
やはり「本質」の問題ですよね、コレって。


で、ふと思い出したんです。


昔、とある経営者の方に、
「運動神経と同じで、人間には『ビジネス神経』がある」って。

「運動神経」が高い人っていうのが、やはり体育が得意なのと同じで、
「ビジネス神経」が高い人っていうのが、やはり商売が上手なんですよね。

裏を返せば、
『ビジネス神経』が鈍い人は、いくら頑張っても、
『ビジネス神経』の鋭い人にはかなわないんです。


このメルマガの書き出しの文章、覚えていますか?

> もう、体力が続かなくて大変!
> スピードが速くて、速くて、
> 周りに合わせて動こうと思っても、
> ぜんぜんついていけないんですよね!
> 私、そもそも運動神経が鈍いほうなので、
> やはり、スポーツはダメなんだなぁと、
> あらためて思ってしまいました。

エアロビクスで私が思ったことは、
おそらく、ネット店舗の運営でも当てはまることだと思います。

一緒にスタートしたのにも関わらず、
会社の体力は続かないし、
情報の変化と、販売のスピードについていけなくて、
周りは売上を伸ばしているのに、ぜんぜんついていけない。

まるっきり、同じですよね?

この差は、やはり「ビジネス神経」なんです。

今、ナニをやるべきで、ナニをやれば売上が伸びるのか、
直感的に感じて、それで売上を伸ばせる人は、
やっぱり、どんな商売をやらせてもうまくいくし、
時流に乗せて、どんどん自分を変化させていくことができて、
ビジネス神経をビンビンにフル活用しているんです。

だから、ビジネス神経の鈍い人は、
無理してビジネス神経の高い人の話を聞いても、
あんまり意味がありません。
それはプロのサッカー選手に会って、サッカーのやり方を聞くのと同じで、
感動はするけど、ためにはなりません。

そもそもの「ビジネス神経」が違い過ぎますから。

よくカリスマ店長の話を聞いて、感動はしてやる気が出るけど、
会社に帰って、「じゃあ、俺はどうすればいいんだ?」って、
悩む時がありませんか?
あれって、ビジネス神経に差があるから、できないんです。
じゃあ、ビジネス神経のレベルの近い人だけで集まって、
商売のノウハウを教わればいいのかといえば、
そういう問題じゃないですよね。


へたっぴな生徒達だけでサッカーの練習をしたって、
テクニックが向上しないのと同じです。
となると、

「ビジネス神経の鈍い人はどうすりゃいいのさ?」

そういう結論になりますよね。
で、私なりに考えました。


【1】・≪限界まで努力する≫

とりあえず、限界まで頑張る!
まずは基礎からしっかり見直して、
足腰の強い店舗にして、最低限のことをやってから、
それから少しづつレベルの高いネット店舗を参考にしながら、
成長していく。

【2】・≪得意分野をみつける≫
そもそもビジネスの神経が鈍かったら、
他の神経を尖がらせればいいんです。
ページ神経だったり、
メルマガ神経だったり、
商材神経だったり、
広告費神経だったり、
システム神経だったり、
SEO神経だったり。
ほとんどの店舗運営者がこの方法で伸ばしていると思います。

【3】・≪いい先生を見つける≫
ダメな高校野球チームが優勝するのも、
ダメな歌手が紅白歌合戦に出れるのも
やっぱりいい指導者に出会える「運」だと思います。
勉強会でいつもお世話になっている先輩、
コンサルタントの先生、
絶対ためになる本……。
センスが鈍い人は、センスのある人からいろいろ教わると、
いきなり、どーーーんと爆発的に伸びることがあります。
もちろん、その教える人が、その人の身の丈に合った内容で、
目線を合わせて教えてくれればのことですけどね。


と、まぁ、そんな感じです。
だから「ビジネス神経」が鈍いからって、
諦めることはありません。
誰だって、才能があることは1つぐらいあります。
それがなんなのか、まずは見つけて、
いろいろと戦略を練ってみるのもいいと思いますよ。

え、私の場合ですか?

私は典型的な【1】のタイプです。
そもそも私、商売がヘタクソですから(笑)。
だから、自分なりに、ネット通販は基礎から頑張って固めました。
特に2次元画面による商売だから、
表現力については徹底的に勉強しました。
で、少しづつ、レベルの高いネット店舗を目標にして、
それを参考にしながら、売上を伸ばしてきました。

だから、みなさんも安心してください。
私が今まで何百人っていう経営者と会ってきて、
「この人はビジネス神経が鋭い!」と思ったのは、


たった2人だけですから。


肝心なのは、『自分はビジネス神経が鈍いんだ』と自覚して、
謙虚な努力を続けることですよね。
逆に一番問題なのは、
『自分はビジネス神経が鋭いんだ』って、
勘違いして努力しない人ですよね。

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            編集後記
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以上を持ちまして、今回のメルマガはオシマイ!

今回は『ビジネス神経』についてお話させて頂きましたが、
最近は『コンサルタント神経』というのに、
とてもドキドキ意識しながら生活しています(笑)。

先日、某コンサルタントの先生の授業に参加して、
とても参考になる話を聞きました。

「話が面白くないコンサルタントはダメ」

その先生いわく、
いつまでも単調で、面白くない話をするコンサルタントは、
結局はクライアントの心理も、お客様の雰囲気もつかめない人だか、
根本的に自己中心の指導しかできない、という理屈らしいです。
つまり、話が面白くないコンサルタントというのは、
お客様を楽しませるノウハウがないってことですよね。

言われてみたら、
著名なコンサルタントさんって、話が面白いですよね~。


納得。


それでは!
精神論ばかり話していて、
ちょっとシンミリしているところがありますので、
今回は最後の挨拶で、
最近あった、気になる会話をお届けしてお別れしたいと思います!


◆最近あった気になる会話

「竹内さん、独立したんだって」
「はい、会社を起こしました!」
「で、やっぱりアニマル関係?」

前職が牧場だからって、『アニマル関係』って何だよぉ…。


いろはにほへと!


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広告の反応、落ちてます?

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竹内謙礼 様


こんにちは。
イロハの竹内です。

さて、最近、よく耳にするのが、

「広告の反応が悪くなった」

という言葉です。

「○○広告は昔、3万アドレス集まったのに、今は1万しか集まらない」
「○○広告で去年は1000個も売ったのに、今年は10個しか売れない」
「○○は『売れる』と言っていた広告なのに、ぜんぜん売れない」

広告をハズして時は、落ち込みますよね。
その気持ち、よーく分かります。

でも、最近になって、
「広告の反応が悪くなった」という言葉は、
ちょっと間違っているな、と思うようになりました。
広告の反応が悪かった理由を、
コンサルタントのせいにしたり、
ページデザインのせいにしたり、
セール時期のせいにしたり、
メルマガのせいにしたり、
プレゼントや商品のせいにしたりしていたと思いますが、

最近は、その原因を探すことすら、大変になってきたんです。
そう、「広告の反応が悪くなった」のではなくて、


「広告の反応が正常に戻った」のです。


今日は、ちょっと怖い話をひとつ……。

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        あまり考えたくないこと
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これもネット通販の経営者から、よく聞く話です。

「今年の成長率は最低でも200%を狙っている」
「昨年の年末は500万円の売上だったから、今年の年末は1000万円」
「フツーにやっていれば、コンスタントに1000万円の売上が出せる」

目標を立てるのが、悪いと言っている訳ではありません。
とってもいいことです。意気込みって大事ですから。
でも、その計画はどれだけ信憑性がありますか?
言っておきますけど、次にあげるようなものは「計画」ではありませんよ。

「楽天市場が成長し続けているから」
「まわりが200%の成長を続けているから」
「アドレスが倍になるから」
「商品アイテム数が倍になるから」
「お店が2店舗になるから」
「自社サイトを始めるから」

これらの理由で、
ネット通販店舗の売上が倍倍ゲームで伸びると思っている人は、
ちょっと冷静に立ち止まって考えてみる価値はあると思います。

なぜなら、これらの成長理由は全部、


「広告に反応があっての成長率」なのですから。


アドレスを倍にして、売上が倍になったり、
お店を2店舗にして売上が倍になったり、
商品アイテム数を倍にして、売上が倍になったり、

これらはすべて、
買った広告、手に入れたアドレスが、
しっかりレスポンスした場合に、叩きだせる数字です。

ところが。

最近、広告の反応が悪くなってきました。
最初は時期とか商品の問題なのかと思っていましたが、
だんだん、そうではないことにみんな気がつき始めました。

お客様が「ネット通販」という「遊び」に慣れてきたのです。

どうせ当選しない、アドレス収集型のプレゼントには
お客様がだんだん参加しなくなってきました。
ちょっとした大げさな表現のサブジェクトでは、
メールマガジンを開かなくなりました。
読みづらいメルマガ、つまらないメルマガは当然、購読解除。
買い物したぐらいで、馴れ馴れしいメルマガを読むぐらいだったら、
すぐにゴミ箱に放り込んだほうがマシです。
あと、回遊していたお客様が、だんだんと固定客として定着し始めたのも、
広告の反応が落ちてきた原因だと思います。

つまり、ネット通販という出来事が、
とっても「珍しかった時代」から「当たり前の時代」に移ったのです。
生活の一部として浸透してきたわけですね。

「生活の一部として浸透したなら、もっと活用されるのではないか」

そう思っているネット通販運営者の人はとっても多いと思います。
しかし、違ったんです。
生活の一部になりすぎてしまって、


ただの「広告」になってしまったんです。


毎日、新聞の折込に入っているチラシを全部見ますか?
電車のつり革広告を真剣に全部見ていますか?
テレビCMの間にトイレにいったりしていませんか?

そう、「どうせCMだから」と思って、
真剣に反応しなくなってしまい、
真剣に考えなくなってしまったんです。
最近になってアフェリエイトの反応がよくなってきているのは、
報酬目当てがもちろん大半を占めていると思いますが、
おそらく「CM」ではなく、信頼できる人からの「情報」だから、
お客さんが信じて買っているのだと思います。
「CM」より「口コミ」のほうがパワーがありますから。

「じゃあ、もうネット通販の時代は終わっちゃったの?」

いえいえ。勘違いしないでください。
今までがおかしかったんです。
勢いだけで売れる時代が終わっただけであって、
ネット通販の時代が終わった訳でありません。

これは若輩者である私の推測ですけど……、
今後、広告の反応はどんどん悪くなっていくと思います。
中には画期的な広告で売上を伸ばすことがあるかもしれませんが、
おそらく、一時的な「麻薬」であって、
顧客獲得コストは、最終的に紙媒体とほぼ同じぐらいになってくると思います。
「100万円かけた広告で、アドレスが1000件集まりました!」
そんな時代がやってくるかもしれません。
成長率も200%なんて誰でも出せる時代じゃなくなってくると思います。
そうなってくると、成長率も紙媒体通販とほぼ同じになってくるので、
対前年比の成長率は、せいぜい5~30%のアップぐらい。
「そんな弱気な!」って思われるかもしれませんが、
私たちのやっている仕事は所詮は「通信販売」です。
優良顧客が獲得できなかったら、売上を伸ばすことはできません。
しかも、ただ集めて商品を買わせるだけでなく、
紙媒体通販のように、次につなげて買ってもらえるような「仕掛け」が、
もっともっと、必要となっていきます。

今まで以上に広告費を投下して優良顧客を集めなくてはいけないし、
その顧客を育てる仕組みをしっかり作っていかなくてはいけません。
加えて、莫大な広告費を投下しても、運営し続けられる企業体力作り……。


頭も使うし、金も使う。


これが『次世代ネット通販』なのかもしれませんね。
でも、これが本来の商売の姿でもあります。
あまり考えたくはないことですが、
ここまでネット通販の売上が伸びてきたのは、もしかしたら、



「実力」ではなく「バブル」だったのかもしれませんから……。



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            編集後記
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以上を持ちまして、今回のメルマガはオシマイ!
なんか、説教じみて、しみったれたメルマガでスミマセン。

最近、コンサルタントという一歩引いた立場から
ネット通販を見られるようになったのですが、
本当にネット通販の「勝ち組」と「負け組」が、
クッキリと分かれてきたと思います。
売上を伸ばしているところは、広告の反応がいくら悪くなったとはいえ、
どんどん売上を伸ばしています。
で、どんなにダメな広告を買ったとしても、


ちゃんと当てます。


で、当たった理由を聞くと、
やっぱり根拠があるんですよね。商売人としての。


基本的には、私は広告費をたくさん使うことと、
メールマガジンを大量に配信することは、反対ではありません。
どちらかといえば、やや賛成のコンサルタントです。
我々のやっている仕事は基本的には「通信販売」ですから、
顧客獲得コストがあってこその仕事です。
広告費を先行投資しなくては成立しない商売ですし、
お客様に認知度をあげていかなくてはいけないのが仕事です。

ただ、今までのように何も考えないで勢いだけで運営している店舗は、
おそらく淘汰されていくと思います。
ちゃんと「売れる根拠」を考えられる店舗だけが、
生き残れるのではないでしょうか。


アナタのお店には売上を伸ばす根拠、ありますか?


ちょっと立ち止まって、
ゆっくり考えてみるのも、いいかもしれませんよ。


いろはにほへと!


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    ネット通販、商品企画の『いろは』をアナタに!
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