普段はあまり検査受託がないのですが、久しぶりの分譲戸建て案件。
当センターでは、大手のハウスメーカーのインスペクションが多いですが、比較すると施工状況はどうなのか?気になる方も多いかもしれませんね。
竣工検査では、文字通り「完成した状態」ですから、構造躯体を直接見ることが出来ない箇所が多いです。目視確認できる個所はまずUBの上部。UB天井には点検口がありますから、そこから覗きます。
断熱材の隙間が気になりますね。一部を確認して、こうですから他個所も同じような感じかな・・という印象を受けます。
次の写真は床下点検口から覗き込んだ写真ですが、土台の含水率が超過していました。
梅雨時期施工とはいえ、土台施工から結構な時間が経過していますから、床下換気で追いつかないという事は、建前時にまぁまぁな濡れ具合・・ということが推察されます。
壁はライトを使用して確認すると、ボードのひび割れなどがわかります。
引渡し前の、設備関係の試運転は必ずやってほしいものですが、食洗器は試運転の様子はなし。
指摘の一例も見ただけですが、やはり管理状況は芳しくないですね。すべての分譲住宅がそうだと言い切れませんが、この案件では「きちんとした管理」は出来ていたとはいいがたい検査結果でした。
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