米国で進むスマートフォン『定額制』崩壊は他人事じゃない | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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週刊ダイヤモンド http://diamond.jp/articles/-/13193

アメリカ最大手の携帯通信事業者、ベライゾンワイヤレス(以下、ベライゾン)が、スマートフォン向けの定額制データ通信プランを廃止し、従量課金制に移行したことが大きな波紋を呼んでいる。

ベライゾンはこれまで月額30ドルでデータ通信し放題のプランを提供してきた。テキストメッセージもメールもウェブも音楽もビデオも使いたい放題。そのおかげで、利用者は、いつでもどこでも情報が手に入るスマートフォンならではのうま味をとことん味わってきたわけだ。

当然、今回のベライゾンの決定は、スマートフォンのユーザーに衝撃を与えている。何と言っても同社は31%の市場シェアを占める米国ナンバーワンの携帯通信事業者。ユーザーの好感度調査でも常にダントツの高得点を上げてきた。しかも、アップルがAT&Tに次いで第二のキャリアとしてiPhoneを任せた通信会社でもある。

7月7日付けで新しい加入者向けに提供され始めたプランは、2GBまでは月額30ドル、5GBまでは50ドル、10GBまでは80ドルで、それぞれ10GBを超えるごとにさらに10ドルが加算される仕組みとなっている。

競合のAT&Tはすでに従量課金制に移行しており、200MBで月額15ドル、2GBで25ドル、4GBで45ドルだ。Tモバイルも同様に、200MBで25ドル、2GBで40ドル、5GBで50ドル、さらに10GBのヘビー級の85ドルも設定している。一方、スプリントは、まだ定額制にとどまっている。

ベライゾンでは、ほとんどのユーザーは2GB以下の利用にとどまっており、従量課金制に移行しても影響を受けるのは5%(のヘビーユーザー)に過ぎないと強調している。だが、要注意なのは、これは「今のところ」という意味であることだ。

日本でもスマートフォンへ切り替えたユーザーなら痛感していることだろうが、スマートフォンには、いろいろ使える機能が揃っている。アプリ、ウェブ、音楽や読書機能まである。暇ならビデオでも見てみようかという気にもなるだろう。スマートフォン革命をリードするアメリカの市場では、過去1年間で平均的ユーザーのデータ使用量は89%も増えたことがわかっている。つまり、今日のライトユーザーは明日のヘビーユーザーなのだ。それは、あなたかもしれない。

当のベライゾンも、従量課金制への移行は、今後のさらなるデータ通信量上昇に備えてのことだと説明している。すでに通信各社はネットワークのアップグレードに猛進しており、そのアピールに忙しい。ネットワーク整備にかかる多額のコストを、ユーザーに少しでも負担してもらおうというわけだ。

AT&Tのサイトは、どのプランでどの程度のことができるのかを表にして説明している。たとえば2GBならば、1万通のメール送受信と1500通の添付ファイル付きメール送受信、4000ページのウェブブラウジング、500回の写真アップロード、200分のビデオストリーミングなどができるという。

十分に余裕がありそうだが、2時間モノのビデオや映画を何本か見ると、それだけでもう2GBに届く。ビデオのストリーミングには、アップルやアマゾン、グーグルなどが参入しているが、そんな便利なサービスもうっかり楽しんでいると、後で自分の首を絞めかねない。加えて、話題のクラウドサービスもつなぎ放題で利用していてはエライことになるだろう。

いずれにせよ、ここアメリカでは、スマートフォンを巡る通信会社とユーザーの蜜月の時代は終わったといえよう。これからは、財布の口ならぬ、データのスイッチに注意しないと、利用明細を見てノックアウトされないとも限らない。スマートフォン革命で米国の後を追う日本のユーザーにとっても、やがては対岸の出来事ではなくなるだろう。


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