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住宅ローンの種類と特徴・・固定金利期間選択型(多摩大学大学院客員教授 紀平正幸)

住宅ローンの金利タイプには、「固定金利型」と「固定金利期間選択型」「変動金利」の3種類がありますが今回は、「固定金利期間選択型」を説明します。

借入当初のみ金利が確定している
固定金利期間選択型は、借入当初の一定期間のみ適用金利が決まっているタイプのローンです。都市銀行をはじめ信託銀行や地方銀行など多くの金融機関で取り扱われています・・固定の期間は2年、3年、5年など短いものから20年、35年と長いものもあります。

固定期間終了後は、その時点の金利で改めて固定金利期間選択や変動金利型を選ぶ仕組みになっています。・・なお一部の金融機関では一度、変動金利型を選択すると、その後は固定金利期間選択型を選べないという商品もあるのであらかじめ確認が必要です。

固定金利期間選択型は固定期間が短いほど金利が低めで現在、各銀行では優遇金利を適用するなど金利競争も激化しています。


固定金利期間終了後の金利に注意
固定金利期間が終了し金利が改定された後は、適用される金利次第では返済額が変ります。・・特に当初の固定金利期間に優遇金利が適用されていると金利改定後には大幅に返済額が上昇する事になるので注意が必要です。

たとへば借入額3000万円を元利金等返済、返済期間30年、固定金利期間選択型の3年固定で借りる場合の返済額を見て見ましょう。

当初の3年間は優遇金利が適用されて1%、4年目から適用金利が3.5%になると、当初の3年間の返済額は、月9万6491円ですが4年目からは13万7887円と月々の返済額が43%も大幅に増加する事になります。

この場合、変動金利のように返済額の上限が設定されていないので適用金利が上がればそれだけ毎月返済額も上昇してしまう点に注意が必要です・・したがって固定金利期間選択型のタイプを選ぶ場合には、利用者に対して借入前にいくつかの適用金利による返済シュミレーションをして金利上昇リスクについても十分理解することは大切です。

もちろん将来の金利動向を正確に予測する事はできませんがシュミレーションに当たってはいくつかの金利上昇パターンを仮定してシュミレーションによる返済額を作成しましょう。


●ポイント
固定金利期間選択型は、一定期間ごとに適用金利が見直されるもので借入当初の金利だけでなく固定金利期間終了後の適用金利もチェックしましょう・・そして返済額が増加しても無理なく返済できるかどうかを検討する必要があります。


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