東日本大震災に伴う千葉県新浦安の液状化現象
お友達の千葉県浦安市の不動産会社営業マンからのお話です。
この方のブログ http://ameblo.jp/rock-village です。
実際に巨大地震による液状化現象を体験した貴重な事例です。
全国各地に液状化現象を起こす敷地が存在します。
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今回の地震の第一波の時は、お客様をベイシティ浦安の11階へご案内している最中でした。
本当に立っていられない揺れで、逃げようにも逃げられないくらいでした。
建物自体はスーパーゼネコンが建築している建物だったので、ある程度の安心感はありましたが、本気で倒れるんじゃないかと思い、かなり恐ろしかったです。
3~5分位でしょうか、非常に長い大きな揺れがおさまってからすぐに建物の外へ逃げました。
もちろんエレベーターは停止していたので、11階から階段で急いで降りました。
やっと1階にたどりついて、外に出た瞬間の写真がこれです。
いわゆる「液状化現象」です。
いたる所から泥水が噴出し、配水管が損壊しているのか、水が噴水のように地面から噴出し、信じられないような光景に、一瞬絶句しました。
新浦安の埋め立てに使用された土砂は、実は太平洋沿岸の地底から掘ってきた使っています。
ですので、地盤は粘土状なのです。
入船中央、北、西エステート、今川、見明川団地といった低層住宅の湿気が多いのも、それが理由の一つでもあるようです。
現在は浦安市を含めた京葉線沿いが断水、ガスが停止しているエリアも多い状況です。
ただ上水道は17日に完全復旧する見通しとの事です。
マンションによっては、排水管が壊れてトイレ・台所の排水さえ使用できない所もあります。
エルシティ新浦安などではすぐに管理組合が主導となり仮設トイレが設置されたり、携帯用トイレが配られたり、大変手際が良かったです。
駅周辺のマンションは築25年~30年経っており、大丈夫か心配でしたが、建物自体は損壊等は全く無くありませんでした。
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、コストを抑えようとする民間マンションと違い、新浦安駅周辺マンションはエアレジデンスを除いて全て旧公団住宅が分譲しており、実は大変丈夫なのです。
柱や梁などもやたら大きく、間取り的には不便な部屋もありますが、今回の一件で改めて見直しました。
この地震が起きる直前に書いたブログで、地盤の事を書きましたが、まさかこんな事が起きるとは夢にも思いませんでした。
私が勤務している会社で管理している一戸建ての物件で、一億円近くするものもいくつかありますが、その内の一つが傾いてしまったり、アパートが傾いてしまったりと、本当に参りました。
本当に立地、地盤が大切だと再認識しました。
ちなみに今回の巨大地震で死傷者は一人も出ていないので、無闇に新浦安を恐れる必要はないと思います。
今日も今回の地震の影響で、賃貸の契約手続き中の案件で数件のキャンセルが出ました。
ディズニーランドの駐車場の液状化現象の映像が大きかったのでしょうか。
冷静に判断して欲しいものです。
私の会社では一昨日、昨日、今日と関係者の安否確認と物件の状況確認、オーナー、借主への連絡等でバタバタです。
東北及び関東のみなさん、本当に大変かと思いますが、力を合わせて頑張りましょう!!
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