”SHARP大逆転劇” の真実! ~「液晶テレビ」に賭けた男たち~ | 現役大家さん、現役投資家の生の声を聞かせます。

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ルビコンの決断より
「必ず一家に一台の時代が来るシャープのテレビが皆を喜ばせるんだ」・・とシャープ創業者の早川の熱意が国産テレビ第一号をシャープから誕生させた。

当初シャープの販売シェアは6割を占めテレビのシャープとまで言われていた・・しかしそれから十数年後、販売台数で他社に差をつけられていた。「シャープは自前でブラウン管を作らずたんにテレビを組み立てているだけだ」 と言われていた。

実は、ブラウン管を自社で製造するには多額の開発資金が必要だった・・しかしシャープは資金不足のためブラウン管を自社で製造できなかった・・松下電器(現パナソニック)などが自社ブラウン管を製造し始めるとたちまち逆転されてしまった。

1970年シャープ創業者 早川徳次は、技術者からアメリカで発見された液晶物質について聞いた・・まったく新しい表示装置(液晶テレビ)の可能性を知った。

「これならブラウン管に勝てるかもしれない」早川は直感した・・夢の液晶テレビへの挑戦が始まった・・液晶の原理を発明したアメリカの会社でさえ実用化を断念したほどその開発は困難を極めた・・しかしSHARPは諦めませんですたね。

1973年 液晶表示での電卓を発売・・液晶電卓は、消費電力が少なく、小型化で単三電池一本で100時間使えるという画期的な商品だった。

1978年 白黒ですが動画を映し出す事に成功
1980年 早川徳次 逝去(享年86)・・技術陣は、早川が生きている時に間に合わなかった事を悔んだ
1985年 液晶ディスプレーにカラー動画を映し出す事に成功
1987年 「3インチカラー液晶テレビ」 発売
1997年 日本経済は、バブル崩壊後の最悪期を迎えた。山一証券など大手金融機関が相次いで破たん・・多くの家電メーカーの業績も悪化、シャープも苦境に立たされていた。
1998年 ノートPC用の液晶ディスプレー事業は海外メーカーの台頭で赤字に転落・・液晶テレビの開発は続けられていたが15インチ程度で横からは映像が見ずらいなど課題は残されたままだった。

ここでルビコンの決断!・・早川の言葉「他社にまねされる商品を作る」 なぜなら 「世の中に望まれる商品だから」・・世の中に無いものそれは「液晶テレビ」・・シャープは、ブラウン管から撤退し液晶テレビ一本で勝負する事を宣言!・・失敗したら会社が傾きかねない莫大な開発費を投入する決断だ。

■液晶テレビの開発にかかる莫大な資金調達方法は、当時シャープのドル箱の半導体事業(年間640億円を投資、売上高2531億円、利益56億円)から撤退し浮いた資金を投入する事だった。

■シャープの半導体事業は、世界20位・・このまま続けてもトップにはなれない・・究極の選択と集中を実行したのが当時のシャープだった・・半導体技術陣をも説得し液晶テレビ事業部に参加させた。

■2001年シャープの液晶テレビAQUOSデビュー発売とともに大ヒット・・販売台数は右肩上がりに伸びていった。

■その後、技術者達から今後は大型の液晶が必要との声が上がり1500億円を投入して三重県に亀山工場を建設・・これで30インチクラスの大型液晶ディスプレーの大量生産が可能となった・・品質でも高い評価を受け、世界の亀山ブランドと呼ばれるまでになった。

■2004年アテネオリンピック効果も有りこの年のAQUOSの出荷台数は、国内130万台 海外142万台でSHARPは国内トップのテレビメーカーとなりました・・物語ですね。


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