イヤホンやヘッドホン用語に、『エイジング』(またはエージング)
と呼ばれるものがあります。
簡単に言うと、車の慣らし運転のようなもので、購入すぐの製品
より、一定の時間、音を鳴らした方が音が馴染んでよくなる、
と言われています。
エイジングは直訳すると、age(年齢)を重ねていくと言うことで、
『老化』となります。最近流行りの『アンチエイジング』はつまり、
老化防止(抵抗)ってことなんですね。
生き物では老化と言う意味ですが、工業製品や電気製品では
機械部品を「慣らし」「馴染ませる」効果のことを言います。
実際にイヤホン・ヘッドホンの購入後すぐの状態では、
・高音域がカサカサ、シャリついている感じがする
・低音域が弱い、スカスカする
・全体的に音が硬い、バラついている
感じがあります。
これが50~200時間程度の『エイジング』により、
・全体的に馴染んで、やわらかくまとまった
・高音域がきちんと伸びやかに鳴る
・低音域に締まりが出た
などなど、製品本来の性能を発揮するようになります。
(注)イヤホン・ヘッドホンの本来の性能を上回るようなこと
はありません。。。(-"-;A
エイジングでよく質問があるのが、
Q.どのようにエイジングすればいいんですか?
ですが、普段通りに普通に使っていればOKですよ。
「早く済ませたい」と言う場合は、いつもの音量(やや大きめ)で、
なるべく他ジャンル混合の曲でシャッフルして流しっぱなし
(聴かなくてもOK)にすれば良いと思いますよ。
by boo