一日遅れになってしまいました

 

11月になっても、ロシア・ウクライナ戦争は終わらないですね

そんな中、先月、ロシアは核ミサイル発射実験を行いました

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f888621b856de70aa2565f83e99199f65f483364

 

前回の記事と同じものですが、今回取り上げるのは、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の「シネワ」

まず、そもそも、SLBMって何かですが・・・

 

 

前回のICBM(大陸間弾道ミサイル)は、地上に固定されているものが多いため、

最初に破壊される可能性があります。

とはいえ、最近では、トラックに載せたり、鉄道貨車に連結したりして、

通常は山間部に隠しておき、必要な時には、移動してから発射する形のICBMも多いです。

ロシアや北朝鮮のものは、この手のものが多いですね。

アメリカのICBMは、すべて地上発射型だったかな?

 

一方で、SLBMは潜水艦に搭載しているため、通常は海中に潜んでいて、

有事の際には、そこから発射する形のものがほとんどです。

海軍基地からの出港時に後を付けていなければ、どこに潜んでいるか分からない、

という点では、核戦争の大きな抑止力となっている兵器ですね。

 

水中発射シーン

 

 

記事に戻って、ロシアの「シネワ」というSLBM。あまり情報が多くないですね。

Wikipediaでも、英語のみ

 

 

型番からみると、R-29RMU2 ということは、R-29系統のSLBMということなんでしょうね。

 

 

個人的には、NATOコードの

SS-N-18 Stingray(スティングレー)とか

SS-N-23 Skiff(スキフ)とか

方がよく知っていたりしますパー

ゲームの影響ですねニヒヒ

 

さて、ここで入試には出て来ない問題を一つ

【問題】

上記の動画でもわかるように、水中に留まる潜水艦から、弾道ミサイルを発射しますが、海上に出た時点で、ミサイルの1段目に点火して、噴射し、上昇していきます。では、潜水艦から海面に出るまで、弾道ミサイルはどのようにして海上に射出されるのでしょうか? 

 

答えは次回の記事で

 

【前回の問題の答え】

 

前もって通知しておかないと、弾道ミサイルの発射炎を探知した同じ核兵器保有大国のアメリカが、自国に対する核攻撃ではないかと考え、反撃することになってしまい、核戦争を誘発してしまう事がないようにするため。