今回は、SSNについて取り上げます。SSNとは、攻撃型原子力潜水艦 のこと。
空母打撃群に付随している潜水艦は、横須賀を母港としてはいません。
太平洋を管轄する第7艦隊の下で、第7潜水戦隊を構成しています。
SSN-717 オリンピア (USS Olympia, SSN-717)
SSN-724 ルイビル (USS Louisville, SSN-724)
SSN-759 ジェファーソンシティ (USS Jefferson City, SSN-759)
SSN-762 コロンバス (USS Columbus, SSN-762)
SSN-763 サンタフェ (USS Santa Fe, SSN-763)
SSN-770 ツーソン (USS Tucson, SSN-770)
SSN-771 コロンビア (USS Columbia, SSN-771)
SSN-773 シャイアン (USS Cheyenne, SSN-773)
一番下のSSN-773は、ロサンゼルス級原子力潜水艦の62番艦で最終建造艦です。
最初のネームシップになっている
SSN-688「ロサンゼルス」は1972年に起工、1976年に就役
最終のSSN-773「シャイアン」は1992年に起工、1996年に就役
20年で62隻、単純計算で、年に3隻を建造してきているんですね。改良を重ねてきていますが、すごい数ですね。
次回も潜水艦について取り上げていきます。
さて、入試には出されないであろう問題をここでひとつ。
【問題】
潜水艦は水上艦と違って、水中に潜る、潜航する事ができます。もちろん、浮上して航行する事もできます。では、浮上した状態から、どのようにして船を水中に沈めていくのでしょうか? また逆に、海中に沈んでいる状態から、どのように浮上させるのでしょうか? それぞれ説明しなさい。
【前回の問題の答え】
装輪車になっている。つまり、戦車のような「キャタピラー」ではなく「タイヤ」になっている。
道路や固い土地であれば「タイヤ」の方が速く移動できる反面、ぬかるんだ土地に入ると「タイヤ」では埋まってしまい身動きが取れなくなる可能性が高くなる。