前回に続き、ロシア・ウクライナ戦争に関して。
かなり反転攻勢が続いているようですね。
ロシア軍の装備品が大量に遺棄されて、撤退したことが報じられています。
ウクライナ軍参謀本部は、今月6日からの1週間で破壊したロシア軍の装備は590と主張。戦車86両、装甲戦闘車両158両、砲門が106丁や車両159台などとした。
最新兵器も鹵獲された、とありますが、どうなんでしょうね。多くは旧型兵器だと思います。
例えば、T80U型戦車
新型のT-14戦車ならば、最新兵器だな、という感じがしますが、T80ですからねぇ。
そんななか、こんな記事が。
ハルキウでロシア軍のズーパルク-1M対砲兵レーダーが鹵獲されたとのこと。 https://t.co/mkxHjolmfZ
— mssn65 (@jpg2t785) September 9, 2022
最新兵器だ、という記事を見かけましたが、どうでしょうねぇ。。。1989年に最初の運用ですからねぇ。
対砲兵レーダーは、レーダー範囲内に侵入してくる砲弾やロケット弾を検知、その砲撃起点を検出し、敵の迫撃砲、大砲、ロケットランチャーの位置を迅速かつ自動的に探知するように設計されています。敵の砲撃に長時間悩まされることなく、速やかに反撃することを可能にするものです。
さて、入試には出されないであろう問題をここでひとつ。
【問題】
対砲兵レーダーがあると、どこから飛んでくるか判定され反撃されます。ということは、ロケットや砲弾を撃った側は、短時間で反撃される確率が上がります。それで、前回のハイマースはすぐに移動できるように、戦車とは違った足回りとなっています。どんな足回りか、メリット・デメリットと共に説明しなさい。
T-80U型戦車
【前回の問題の答え】
GPS
グローバル・ポジショニング・システムの英語の略称、人工衛星によって地球上の現在位置を測定するためのシステム。