これまで、空母の艦載機について取り上げてきました。
空母は一隻のみで運用される事はありません。大きな攻撃力と無限の航続力を持っていますが、自艦の防衛に関しては弱い部分があります。それで、周囲を固める他の艦船とともに行動するのが普通です。
日本の横須賀港を母港とする「ロナルド・レーガン」は「第5空母打撃群」の旗艦として、他の艦船を従えて行動します。
横須賀市HPから
直属のミサイル巡洋艦3隻
CG54 アンティータム
CG62 チャンセラーズビル
CG67 シャイロー
駆逐艦たち
DDG52 バリー
DDG65 ベンフォールド
DDG69 ミリアス
DDG76 ヒギンズ
DDG83 ハワード
DDG105 デューイ
DDG114 ラルフ・ジョンソン
DDG115 ラファエル・ペラルタ
艦種記号を見るとCGとDDGの2種類ですね。
これらについては次回以降、取り上げていきます。
実際に空母が作戦行動する時は、巡洋艦が1・2隻、駆逐艦が3~5隻で動きます。
それ以上に配備されていますが、整備をしていたり、他の艦船と作戦行動していたりしています。
さて、入試には出されないであろう問題をここでひとつ。
【問題】
空母打撃群には上に挙げた巡洋艦や駆逐艦以外にも重要な艦船が配備されています。ある意味、この種別の艦船がいないと、遠くの海域にまで行って活動する事ができません。どんな種類の艦船だと思いますか。その理由も含めて答えなさい。
答えは、次回の記事で。
【前回の問題の答え】
運航可能な最低気象条件が昼間より厳しい。
天候情報の入手が困難。現場直近の着陸は安全確保が困難。騒音対策など。
詳しくは以下のPDFから
https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000360984.pdf