さきほどの続き
大問3の問4
「まちが突然、開いた」とは、
どのようなことか。説明せよ。
(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
これは、なかなか難しいですね。
担当の生徒たちには、
どこまで書けば部分点を
確保できるか、を説明しました。
その最低限、部分点を獲得するため
どう考えていくか、ですが、
傍線の直前・直後には
「それを友人は
『まちが突然、開いた』とひょう現した。」
とあります。
指示語ですからね、前に書かれている事を
確認してみる。
「負の解放性」とある。
これは何を意味しているんだ![]()
と考える。
さらに前をみてみると
「背負ってきたもの、抱え込んできたものが
みなチャラになったかのような・・・」とある。
これは、どういうことなんだ![]()
と考えて完璧に書けるのは、
一部の生徒なんだろうな。。。![]()
近所付き合いが希薄な今日、
お隣さんはだれが住んでいるか知らない。
駅のホームで倒れているオヤジがいても
みんな素通りしていく![]()
他人に対してこれだけ無関心、
無関係だとして、壁をつくる。
それが、震災により、文字通りの
物理的な壁が崩壊するだけでなく
他人との壁も崩壊する。
日常生活も崩壊する。
そんな中で、倒れている人、
うずくまっている人がいれば、声を掛ける。
「大丈夫ですか
救急車呼びますか
」
(本文p3の11行目)
誰だかもよく分からない、
どんな人なのか分からないけれど、
声を掛け合って、助け合って、
生きていかねばならん、と思って
そういう事をするのではないか![]()
感謝したり、感謝されたり
そういうところから、
同じ被災者、新しい友人、
親しい仲間へと変わっていく。
そういった意味で、
「まちが開けた」
ということですね![]()
まぁ、解説にも同じような事が
書いてありますが、
生徒たちにとっては、
よく分からなかったようで、
具体例を含めながら
解説していきました![]()
でも、まぁ、難しいですね、これ![]()