衣サイクル研究会では、環境省事業実施前より、「家庭に眠る衣類(古着)の回収」に取り組んできました。
スーパーの店頭などをお借りして、21年度には約22トン、22年度は、松山市との協働事業が始まったこともあり、11月末までで、約25トンの衣類(古着)を回収しています。
e-cycle でも、当然のことながら、「衣類の回収」をしています。
ここでは、持ち込まれた衣類の計量を行い、その重さ500gにつき1ポイントを「CO2ポイントカード」にポイントとして(Tシャツの形の)スタンプを押します。
これは、セーターなどの化学繊維を燃やすと、倍の重さのCO2を排出することを知っていただくため、ポイント1つで1kgのCO2を削減できたことを認識していただくためのグッズです。
もちろん、古着をお買い上げにも、同様に、買っていただいた重さを計量し、重さ500gにつき1ポイントを発行しています。
特に、お買い上げの方については、「えっ? 重さで・・・!!」と驚かれます。
(普通は、お買い上げ金額ごとでしょうから・・・)
「CO2ポイントカード」がいっぱいになる(50kg分のCO2削減)と、e-cycleの100円の商品券を差し上げています。
最初は、お買い上げの方は、お買い上げだけ、持ち込みの方は、持ち込みだけ、といった利用でしたが、毎回、レジでも説明していることから、1週間目にして、両方ともに利用される方も出てきました。
私たちの活動の意味が、少しずつ伝わっているように感じます。
皆さまからは、「変わった店やなぁ」と言うのが正直な感想かもしれませんが。
12月1日のオープンから、8日までの回収衣類の量は次のとおりです。
☆持ち込み者・・・76名
☆持ち込まれた衣類の重さ・・・638kg
☆削減できたCO2の重さ・・・1,275kg
このデータについては、近々、店頭表示します。