昨日タクシーの運転手さんと話をしていたら、給料日の話からサラリーマンの礼儀の話に発展しました。
その運転手さん曰く・・・
「今の若い人は自分の力で何でもできると思っているけど、勘違いも甚だしいよ!」
何でもこの運転手さんは、大手企業で部長をやっていたらしい・・・
「部下っていうのは上司の引き立てがなければ出世できないんだから、暑中見舞いに年賀状・・・常に『あなたのお世話になり感謝しています』という気持ちを表わさなきゃだめなんだよ!」
「上司もそんな部下を一生懸命育てて一人前にしてやろう、と思い精一杯頑張る。そういう構図が組織には必要なんだ。普段は厳しいことを言っててもお互いに心の奥底で通じている。それには、一定の礼儀というものが大事なんだと思うね。俺は・・・」
「俺は部長を辞めた後もその当時の部下からいまだに年賀状をもらっている。嬉しいよ!当時はコイツ本当に解かってるのかな?と思うこともあったけど、こうやって辞めて何年たっても賀状をくれるっていうのは、深いところでは俺の気持ちが解かってくれていたって思うんだよね・・・あっお客さん着きましたよ。ゴメンね、しゃべりぱなしで・・・」
普段からお世話になっている人にあらためて感謝の気持ちを表わす、というのはなかなかできないことですよね。特にそれが毎日顔をあわせている職場の上司だとなおさらだと思います。
タクシーの中での気付きは結構多いのですが、今日は上司と部下の関係について考えさせられました・・・