昨日の続きで分析すれば・・・
ミュージシャンにとって本当に演りたい曲と世の中に認められる曲が
1、一致すれば当然「天職」でめでたし!めでたし!
2、不一致→しかし売れる曲を書ければ→「適職」
3、不一致→売れる曲を書かない。(または書けない)→「転職」
稼ぐ手段は別にして、音楽は趣味とする。
ということになります。
でも良く考えると、2、と3は一緒だと思いませんか?
2、の場合、売れる曲を書くことを稼ぐ手段として、趣味の領域で本当に演りたい曲を追求すればいいのですから・・・
サザンと桑田バンドの関係とか、そのように見えるのですが・・・(サザンが売れるため、桑田バンドが本当に演りたい部分)
だから厳しい見方ですが、正確には 3、の人は売れる曲を「書かない」のではなく、「書けない」から転職せざるを得ないのだとも言えます。(もしくは、もはや音楽を中心とした生活はやめたい、とか、新たな職に興味が出た場合等もあるでしょう。この場合は能動的な転職なので、本文で語りたい主旨とは別なケースです。)
ミュージシャンで生計を立てている人には意外に 2、の人が多いのではないでしょうか?
その中の一部の人が、上の例で、桑田は、「演りたい音楽=桑田バンド」も結果的に売れてしまう、そのような人が、1、の天職にたどり着くような気がします。
音楽家や画家は一生その悩みを抱えていくのだと思います。どうしても食えない時期は、納得のいかない仕事でも何とか食いつなぎながらやりたいことを追求していくのでしょう。人に音楽や絵を教えたり、お金のための創作をしたり、もしくは音楽や絵とは違うアルバイトをしながら・・・
さて、ミュージシャンの例を自分の今やっている仕事に置き換えてみましょうか?