スポーツ | ある弁理士の思うこと

スポーツ

亀田選手の判定に関する騒動が沈静化してきたのかと思ったら、

なんだか、八百長疑惑まで出てきてしまった。

さらに、親父さんの教育方針まで出てきてしまっているようである。


八百長問題は、WBA?を巻き込む話であり、

いつもホームアドバンテージがあることから、

結局、うやむやになるように思える


ところで、格闘技の世界では、

例えば、PRIDEやK-1などでは、試合前には挑発合戦のようであるが、

試合後にはお互いに相手を讃えあっている。


ボクシングは殴り合いであるから、

そんなことは必要ないという意見もあるだろう。

でも、先日にボクシングの世界チャンピオンになった選手(名前を失念)は、

前の試合で対戦相手が亡くなってしまったために、引退まで考えたが

その対戦相手のことを考えると、やめられないといっていた。


また、先日のHERO’Sでは、半分意識をなくしてしまった桜庭選手の試合で、

途中で止めなかったことについて、

殺し合いではないのだからと、前田氏が言っていた。

つまり、単なる殴り合いではない。


やはり、格闘技もスポーツなのであろう。

なぜ、このような格闘技の選手と同様に振舞わないのか?


自分や自分の家族だけがよければよい、という感じを受けてしまう。

これでは、世界チャンピオンになっても尊敬されないのだから、

結局、損になってしまうように思える。


スポーツは、やるにしても、観戦するにしても、

スカッとしたいのであるから、

周りの人を気持ちよくして欲しいものである。


相手選手をこき下ろすだけでは、

いやなものを見てしまったという感触が残るだけである。


最後に、最近の風潮でもあるが、

「他人に迷惑を掛けなければ何をやってもかまわない」と、

教育しているそうだが、

存在しているだけで何等かのかかわりが生じており、

迷惑を掛けないということはないと思う。

お互いに道を譲り合わなければ、事故が頻発するだけである。