先日ようやく、担当して下さっている出版社の編集者さんと、初めましてとお会いすることができました。
タイミング的に電話一つで始まった連載でしたが、
メールのやり取りで細やかにご配慮下さり、書くことを軌道にのせてくださりました。
対面での打ち合わせで見えてくるものはやはりあって、
久しぶりの外、久しぶりのお仕事モードの場面で挙動不審な私もいましたが、
今お会いできてよかったと思いました。
エッセイを書き始めたタイミングは、四月終わり。
時期的に“ステイホーム”で、内面を見つめる時間が多くなる中、
この感覚を記録しなければと、どちらかというとポジティブな気持ちから題材を選び、始めました。
しかし状況や気持ちは時事的変動的な部分もあって、
掲載と執筆にももちろん、タイムラグが生じています。
“残すべき部分を記録として残しつつ、心の変化を細やかに落とす。”
人や場所や、これまでご縁をいただいている繋がりを大切に、誠実に書きたいという気持ちは、愛媛新聞で書かせていただいていた時から共通してあります。
例えば数週間後、数カ月後の私も読んで発見があるような、ささやかかもしれないけれどその時の気付きになるようなログ的にも綴れたらいいのかなと、感覚先導で題材を選び、これからもアウトプットしたいと思っています。
ただ一つ。
大きな構成としては、ブラームス大先生のピアノソナタの第3番が頭に常にあります。
今の第1クールがおわると、
『内の世界、 内と外の繋がる世界、 外の世界』
と、第1クール同様に並ぶ、第2クール、第3クール、第〇クール…、
そしていつかの締めくくりには、
4月下旬に書いている“予測する今後の世界”が、今までの3つの世界にプラスされて並ぶ予定です。
ブラームス大先生の構造美に習って大きくまとまるように、
今日も文字に落としてみたいと思います。
第5回の連載が更新されました。
1、地域の現状”道後“
(本文は5月初旬に綴っており、道後温泉は6/19に営業再開!)
2、都会の矛盾”自由が丘“
“外の世界”では、ゲストの方々にお話を伺っています。
取材に応じてくださった方々に、心から感謝致します。