高市早苗総理が就任した。女性初の内閣総理大臣、日本のみならず、表面的には歴史的快挙として報じられている。
しかし、現実は、おめでとう、で片付けられるものではない。政治の本質、国家の舵取りという観点から、冷静
にその意味を見極める必要がある。
高市氏は自民党の長年の中枢で鍛えられた議員だが、過去の発言や政策を見ると、理論や理念は強いが、現場や実務の現実感覚に欠ける面が指摘できる。政治は机上の議論だけでは成立しない。国民生活、経済、安全保障のリアルな負荷を理解し、即座に対処する能力が問われる立場だ。
安易な期待が蔓延する危険性もある。「女性初だから応援しよう」「変化が起きるだろう」という幻想。政治はジェンダーではなく、能力と実績で動くべきだ。幻想に支えられた期待は、国家運営の現場では無力に等しい。国民生活の負荷は軽減されず、政策の失敗は回避できなくなる。
加えて、歴史的に見れば、自民党内での権力闘争や派閥の論理も影響する。総理一人の意思では動かせない制度的制約もある。高市氏に過剰な幻想を抱けば、国民はまた「制度の犠牲者」になりかねない。政治の現実は甘くない。
問われるのは、国民生活への影響だ。経済政策、外交・安全保障、社会保障、いずれも短期的な人気取りでは解決できない。高市総理の政策が、単なる象徴的リーダーシップに終わるのか、実効性を伴うものになるのか、今後の数か月で判明するだろう。
今までのところ、迅速で精力的にうごいているが。諸外国からの評判も上々のようだし、支持率80%超えは、多くの国民の声が反映されているのだろう。
結論として、歴史的快挙だけで浮かれてはいけない。政治家の個人史や性別はどうでもいい。現実的に「日本という国家がどうなるか」を、冷徹に見極め、必要な警戒と監視を国民が怠らないことが、唯一の安全策である。
高市総理には、頑張ってほしい。自民は嫌いだが、高市総理を応援する。