どこへ行こうか悩んだ末、選んだのは高野山方面でした。
ただし今回は、気合を入れて走るツーリングというよりも、冬の路面状況を確認するための様子見ツーリングです。
寒気が入った直後はさすがに危険ですが、今回は寒気が抜けた翌日。
天気予報を見る限り大きな崩れもなく、「無理をしなければ走れる範囲はあるだろう」と判断しました。
それでも冬の高野山は油断できません。
奈良側ルート・国道168号からスタート
今回のルートは、奈良方面から国道168号を使い、県道53号を経由して高野山へ向かうルートです。
大阪側から登るルートと比べると交通量が少なく、落ち着いて走れるのが特徴です。
街中を走っている間は路面も乾いており、特に不安を感じる場面はありませんでした。
気温は低いものの、走行自体は快適で、「本当に山の上は大丈夫なのか?」と思うほど穏やかなスタートでした。
野迫川村に入って変わる景色と空気
雰囲気が変わり始めたのは、野迫川村に入ってからです。
周囲は一気に山深くなり、気温が一段階下がったような感覚になります。
路肩や日陰部分に、うっすらと雪が残っている場所が見え始め、自然と緊張感が高まります。
走行に支障が出るほどではありませんが、冬の山らしい静けさと張り詰めた空気を感じました。
天狗木峠付近で冬らしい路面状況に
天狗木峠に近づくにつれて、路面状況はさらに変化します。
場所によっては雪がちらつき、みぞれ状になっている区間も出てきました。
スピードを落とし、ブレーキやアクセル操作も慎重に。
ここから先は、「走れるかどうか」ではなく、「どこで引き返すか」を常に考えながら進む必要があります。
冬のツーリングで一番怖いのは、無理をしてしまう判断ミスだと改めて感じました。
村道 上・高野線で感じた冬の現実
村道 上・高野線に入ると、雪やみぞれ、そして部分的な凍結路が現れました。
見た目では判断しにくい場所もあり、慎重なライン取りが求められます。
この状況になると、「まだ行ける」よりも「ここまでにしておく」という判断が何より大切になります。
冬山では、引き返す勇気が次のツーリングにつながります。
シンコー E804&E805を雪道で使ってみた感想
今回のバイクはアドベンチャーバイクのVストローム250SX。
装着しているタイヤは、シンコーのE804(フロント)とE805(リア)です。
オンロードとフラットダートをバランス良く走れるタイヤですが、雪道では正直なところグリップは強くありません。
特にトラクションをかけたときに、不安を感じる場面がありました。
もちろん無理をしなければ走行自体は可能ですが、「多少の雪なら大丈夫」と過信するのは危険です。
雪道を想定するのであれば、ゴムの柔らかいブロックタイヤの方が安心感は高いと感じました。
冬ツーリングで一番大切なのは判断力
電熱ウェアや防寒装備も重要ですが、冬の山道では何よりも判断力が大切です。標高や日当たりの違いで、路面状況は一気に変わります。
少しでも不安を感じたら無理をしない。今回のツーリングは、「走れたこと」よりも「危険を確認できたこと」に意味がありました。
今年も安全第一でツーリングを
今年最初のツーリングは、派手さはありませんが、多くの学びがありました。寒気が抜けた翌日でも、高野山はやはり別世界です。
これからもしばらくは冬らしい路面状況が続きそうですが、無理をせず、安全第一でツーリングを楽しんでいこうと思います。
🎥 YouTube動画も公開しています
今回のツーリングの様子は、YouTube動画としても公開しています。
文章では伝えきれない路面の雰囲気や、走行中の緊張感も映像で確認できます。
今年1本目の動画になりますので、ぜひご覧ください。
YouTube動画はこちら
又YouTubeで 【デュークチャンネル 凍結の高野山】 で検索してみてください。








