2019年に「MDSAML」になった妻・移植までの日々を夫の目線から振り返ります★

 

 フルマッチはおろか、1座ミスマッチドナーも数人。他に糸口はないか模索し続けたある日、見つけた以下のサイト

 

https://www.marrow.or.jp/okinawa/taiken-nakamura.html

 

 AMLになった沖縄出身の女性が、海外バンク(アメリカ)から骨髄移植を受けふるさとに帰ったという話。早速、僕は骨髄バンクのHPで「海外バンク」について調べました。

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日本骨髄バンク(Japan Marrow Donor ProgramJMDP)は、米国(NMDP)、台湾(BTCSCC)、韓国(KMDP)、中国(CMDP)の骨髄バンクと業務提携を結んでおり、当該海外ドナーとのコーディネート・移植が可能です。
https://www.jmdp.or.jp/medical/familydoctor/oversea.html

 

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4か国と提携している骨髄バンク。しかしそこには、費用の壁が。例えばアメリカの方から提供が受けられた場合にかかる費用が約500。でも、これで命が助かるのであれば

https://www.jmdp.or.jp/documents/file/03_recipent/NMDP_202010.pdf

 

私は少しでも可能性があればと、次の受診で主治医に尋ねましたが…。「その方面にルーツが少しでもなければ厳しい。型が全く違うから」と主治医は即却下。

 

 やはり事は簡単には運べない。暗闇の中、もがき続ける妻と私でした。