この日は、骨髄異形成症候群の宣告を受けて1週間、宣告後初の外来でした。
(妻はひどい貧血でずっと家にいて頭痛があるとカロナールを飲んで塞ぎ込んでいました)
MDSの宣告を受けた時はうろたえまくって冷静に先生と話ができなかった僕は、この1週間、ドクターの友人に会ったり、本やネットで様々な予備知識をつけ診察を迎えた。
主治医は、前の週より冷静な私たちを前に、より詳細な病状と対策を紙に書きながら説明してくれた。
<ポイント>
・MDSの薬として唯一ビダーザ(軽い抗がん剤)がある(根治治療でなく維持療法)
・現在、芽球は8%あるが、ビダーザをやって叩く程ではないのですぐにはやらない
・数値がこのまま維持できれば良いが、変動したら対処を考える
・白血病化への高いリスクとなる染色体の異常はなかったので良かった
・若いから(白血病化する前に)どこかのタイミングて移植をしましょう
※当初、単球の増加が伴うCMMLが疑われましたがこの後ぐっと下がりCMMLは否定されました。
血液の数値は前回とほぼ変わらなかった。
<採血数値>
・ヘモ7・5
・血小板2・7万
・芽球1%(末梢血内)
移植を見越してか、ドナーの話も少しでた僕は移植について勉強をしようとこの診察を受けて思った。
↓この日から毎回、診察が終わった日の夜に、先生の話を書き出して、1週間かけて勉強をすることにした。まずは敵を知らなければ闘えないからね。絶対大丈夫。最善の治療を受けて直そうねママ。