妻はMDSの宣告を受けたものの、すぐに入院とはなりませんでした。
先生からは「すぐにどうこうすることはない」と言われ。ダイフェン(=バクタ)だけ処方され(カビの肺炎防止・好中球が400しかないので)週一外来で、自宅での経過観察となりました。
妻のメンタルを心配し、日中は義母が彼女のそばにいてくれました。
私は、新たに赴任した支社に片道70分の通勤が始まりました。仕事してても、頭の中は妻のことで一杯でした。昼休みには毎日近くの本屋へ。これまで無縁だった病気の棚に並ぶ、がんの本。改めてその本のバリエーションに、日本人の2人に1人が罹患する病だということを実感しました。
この日から、血液にかかわらず目につくがんに関する本、白血病・MDSについてググる毎日。全く知識が無いのが怖く、真偽も定かでない情報をインプットし続ける僕。
罹患した病気の重大さから、入院とか、すぐに治療が始まるのをイメージしていた僕は、何も治療が始まらない焦りやもどかしさから、様々な余計なお世話や助言を妻にしてしまいました。(反省を込めて記します)
①「白血病患者支援フリーダイヤル」などへの相談の推奨
②食事について(玄米ごはんなど)
③コンディションイングについて
④散歩の推奨
⑤フコイダン などなど
今思うと、心配しすぎた外野が、根拠のない空論で、1番辛い本人に迷惑をかけていただけでした。。詳細はのちほど。
※様々な書籍(食事・漢方・瞑想など)を購入し読みましたが、普通に約に立ったのは写真にあるようなきちんとした解説本でした。