私達はいろいろな思いをかかえて生きています。 それが自分にとって良いことであれば、物事はいい方に進むのですが、これが自分にとって不必要な思い込みであれば、思い込みの砂丘に嵌りこんで出れなくなります。 この思い込みは、小さい頃のに起こったもので、記憶の底に沈めて忘れたものであっても、その存在自体は消えてないんです。 本当に、「ひょっ」とした時に出てきます。
今回は戦争のお話。 このクライエントは、小さい頃に戦争を経験してます。 目の前で人が撃たれ、同じ年の子供たちが置きざれにされる。 食べ物もなく、ピーナッツ数粒が食事です。 戦後、生きることに必死だった。結婚、子育て、両親の世話。 時々、夜中泣きじゃくって起きることがあったりしたが、忙しさの中、長く気にかけていることも出来ず生活していたそうです。
やっとお子さん達が巣立ち、自分も老後を迎えた今、なぜ未だに夜中泣きじゃくって起きるのだろう、なぜ少しでもお腹が減ると不安になるのだろう、なぜ、なぜと疑問が噴出してきたそうです。
ヒーリングで、クライエントさんが抱えている疑問は、ほとんどが戦争の恐怖からとわかり、本人も納得されていました。
日本に生まれ、アメリカに住み、幸運なことに戦争を経験することなく過ごしていますが、今でも世界のどこかで争いがあります。 国々の戦争だけでなく、国内の内紛、人種の争い。 いつになったら、私達は、皆同じに生きていると言うことを学ぶのでしょうか? 肌の色、言葉、習慣が違っても、食べること、寝ること、トイレ行くこと、愛し合うこと。 基本は皆一緒なのに。 子供、孫の世代には、戦争がない世界を目指しましょう。

