中国のカーシェアリング
今朝は中国国内出張の為に駅にきた。
カーシェアリングの車がずらりとならぶ。
日本でも何年か前からあるから驚くことなく、中国でもカーシェアリングが始まってるんだな…と。
が…
全て電気自動車。
中国国内メーカーの電気自動車らしい。
駅や空港だけでなく、街中にもカーシェアリングステーションがあるらしい。
うちの子会社があるこの街はけして都会とは言えない
田舎町だが、これだけ並び、街中にあれば
いずれ電気自動車が普及するのは時間の問題。
中国は自動車産業は後発。
トヨタやGMやBMWなどのグローバル企業にブランド、技術などからしても対抗出来るはずがない。
しかし電気自動車なら…かもしれない。
電気自動車はこれからだからね。
日本の自動車メーカーは電気自動車はやる気になれば
簡単に勝負出来るはずだが、既存のモデルや雇用、下請け業者まで考えると、安易に電気自動車へシフトは難しい。
でもこの国は違う。
先日も中国スタッフのヨウさんのディーゼル車が
7年前の環境対策前のディーゼル車だから
車検が受けれなくなった。
それも突然生まれた法律で、ある日突然ゴミとなった。
この国なら、そんな切り替えを強引に切り替えしてしまう国。
中国に訪中し始めた15年ほど前に、取引先の銀行さんが中国上海に事務所を設立されて
出張の際に責任者の方と話しした際に
毎月銀行の頭取から全店舗にビデオレターが届く為に
中国人スタッフにVHSデッキを買ってくる様にと頼むと、これ何ですか?と言われたらしい。
中国はVHSからDVDに変わる時期に経済成長しているから
DVDからスタートし、一気にDVDプレーヤーが国内生産され普及したVHSの存在を知らない人が多く居たと。
この電気自動車も同じで、中国国内メーカーは一気に電気自動車にシフトするだろうね。
グローバル企業に勝負出来、中国国内だけ見ても勝算はあるからね
中国出張の数は減ったからこそ、こんな変化が目新しく感じるのかもしれないな。