ご無沙汰しておりますが、サラです♪♪
意外と書かれているようで書かれていない、
お店でのセッションを楽しむコツを最近見出しました。
私はサックス奏者なので、ホーン奏者よりの内容ですし、
人によっては異論があるかもしれませんが。
最近、私はいわゆるジャズスタンダード以外を
演奏したいことが時々あります。下手の横好きですが(笑)
黒本・リアルブックに載っているモンク、ハンコック、エバンス、
コルトレーンのオリジナル 等ならよいだろうと、
下手にリクエストすると、他プレイヤーとの好みの違い等が影響して、
嫌な顔をされてしまうことがあります。
スタンダードのバラードも似たような状態になったことがあります。
多くの人が演奏しやすい為に良く演奏される曲がありますが、
それだけをやるのはつまらなくて、以下のやり方等を編み出しました。
楽しめなくて、参加費と時間のムダになってしまうからです。
参加費が少なくともHMCの10倍ですからねぇ~ (20倍もざらにある)
① 自分 + ホストバンドの編成で演奏できるときに、
思いきって自分のやりたい曲をリクエスト
これが一番やりやすいパターンだと思います。
ただし、モード曲やかなりの難曲(「Giant stepes」に近いの難度)だと、
嫌がられることがある為、様子を見てやったほうよいかもしれません。
本来はホストバンドは、お客さんのサポート役なので、
極力、リクエストに答えて欲しいと思いますが。
ちなみに、裏技としてモード曲にこだわらず、
「Softly as in a morning sunrise」をリクエストすることがあります。
大半のプレイヤーが知っていて演奏しやすく、
かつサビ以外はモーダルに演奏できるからです。
② バラードをリクエストするなら、ワンホーン編成の時がチャンス!
リズムセクションはホストメンバーでなくても良いですが、
各参加者の技量が分かるなら、参考にしてやるかを考えても良いと思います。
クイズじゃないけど、どうしてかなと一度考えてみましょう。
バラードはゆっくり演奏しますよね。
演奏が長いと、聴いている人は退屈になることがありえます。
また、時間を取る分セッション参加者に
まんべんなく順番を回しにくくなる恐れがあります。
もし、ホーン奏者が2人いたらどうなるでしょうか?
その分、演奏が長くなることになります。
絶対にそうなるというわけではなく、ケースバイケースですが、
飽きる・時間を取られるという状況を作りたくないため、
ホーン2人以上の編成で演奏することは少ないのだと思います。
それでも、どーしても演奏したいなら、
各奏者のアドリブを半コーラスずつにすると時間を短縮できますよ。
2曲以上のバラードの連続は嫌がられる場合が多いので、
ホストメンバーかお店のスタッフに確認して進めると良いと思います。
③ ホストメンバーの演奏をよく聴いてスタイルや趣向を探り、
お気に入りの奏者を見つける
そういう奏者を見つけたら、スケジュール表を確認して
同じ人が出演のセッションに参加すると良いと思います。
複数のお気に入り奏者が見つかるとさらに良いと思います。
(必ずしも、自分の都合が出演日と合うとは限らないため)
そうすると、セッション開始前 or 休憩中に自分のリクエストについて、事前に相談しやすくなると思います。
(セッション形態によって、やりにくい場合もありますが)
運よく仲良くなれば、さらに円滑にやりとりができると思います(笑)
初心者向けに分かり易い例を出すと、
ホストバンドが自分の好きな曲を演奏したら、要マークだと思います。
その曲をどのメンバーがリクエストしたかまで分かると、
さらに具体的な参考情報になると思います。
大体でも、ホストメンバーや参加者の演奏スタイルを
聴き分けられると、さらに得られる情報が多くなると思います。
私は、スイング的か、バップ的か、モーダル的か、新主流派以降的か(リハモナイズが頻出)を感じ取ったりしています。
実際には、複数のスタイルの混合型の奏者がいたりしますが。
およそ、どの奏者が好きそうかまで想像が膨らめば、
かなりの情報を得られることになると思います。
(本人に聴いてみて予想とは違う場合が時々ありますが)
④ お店のライブ日の出演者を調べる
横道にずれますが、自分の演奏スタイルとセッションの相性について、
この方法を使って成功したことがあります。
中野区にある某ジャズクラブのセッションが該当します。
ライブは、お店のオーナー・スタッフが集客を意識しつつ、
好みの奏者を選んで出演依頼することが多いと思います。
ということは、ジャムセッションの雰囲気も
オーナー・スタッフの趣向が反映される可能性ありと思ったわけです。
上記のお店には、私が知っていてかつ好きな奏者が複数出演しているため、思い切ってセッションにいったところ、お気に入りとなりました。
長文でしたが、お読みくださったみなさま有難うございます。
あくまでも一個人のやり方ですが、参考になれば幸いです。