団鬼六がプロ棋士相手に飛車落ちで挑んでいくシリーズ。
女流棋士との平手対局もある。
団鬼六はどこか憎めない。文章を読んでいるとそれがよく分かる。
羽生善治に向かって、「賞金の使い道は?」
郷田真隆には、「郷田くんも裏ビデオってみるの?」
なんと面白い人なのだろう。
升田九段との対局が個人的におもしろかった。
対局後、升田はとぼけて言う。
「序盤はあんたが優勢じゃった」
「えっ、どのあたりです?」
「駒を並べたとき。わしには飛車がないがあんたにはある」
「・・・。敗着は何でしょう?」
「あんたが駒を動かしたのが敗着だ」
今第一線で活躍しているプロ棋士たちの若き頃の話もたくさん出てきて、おもしろいです。
特に行方五段(当時)の鬼六からの愛され方はすごい。
棋士って、本当に魅力的です。
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