テニスが好きだ。中でも、彼は私にとって特別な存在だ。
ラファエル・ナダル。スペイン、マジョルカ島出身。
全仏オープンンで9度の優勝。「クレーキング」、ナダル。
初めて彼の試合を見たのは2004年?2005年?頃だったと思う。
バンコクでたまたまテレビをつけたら放送していた、マイアミ・オープン。
当時No.1の無敵フェデラーに立ち向かうは、若干17歳の新星ナダル。
「ぶっとぶ」とは、こういう時言うんだなぁと思った。
とんでもない人が出てきた、こんなテニスがあったのか…。
この先数年、男子テニスは凄い事になるのではないか、という予言めいたものがあった。
全仏オープン4連覇、生涯グランドスラム達成、デビスカップ優勝、オリンピック金メダル。
本書は「人間じゃない」とまで表現されるナダルの意外な一面が読める。
雷が怖い、犬が怖い、家族が事故に合わないか心配でいてもたってもいられない…。
あぁ、普通の20代の若者なんだなぁ、と少し安心。
叔父でもあるコーチ、トニー・ナダルの教育は凄まじい。
教育を超えてちょっとイジメ?になっているような、読んでいて複雑な場面もあるが、
彼がいなければ今のナダルは間違いなくいなかっただろう。
今年、ナダルは試練の年を迎えている。
「走って走ってナンボ」のプレースタイルから、引退するのは早いのではないかとは昔から言われていたこと。
それでも彼がこのまま終わるわけがない、と世界中の誰もが心のどこかで思っている。
もう一度、赤土でナダルが見たい。復活を願っています。
- ラファエル・ナダル 自伝/実業之日本社
- ¥2,052
- Amazon.co.jp