棋士が好きです。
天才なんだけど、やっぱり変わり者が多くて、バクチ打ちのようなセンスがあって。
中村太地の話は思わず涙が出そうだった。
将棋は自分から負けを宣言するゲームである。
当然、対局者は数手前から「あぁ、負けるんだな」と思いながら指すことになる。
その間に気持ちの整理をして、負けを受けいれて、投了する。
「一番美しい投了図を描いて指していました。羽生さんにも、そのように指してほしかったし、思いはくみ取って頂いた」
なんと儚い世界なのだろう。
文章がアツく、将棋をよく知らない方でも楽しめる観戦記。
- 透明の棋士 (コーヒーと一冊)/ミシマ社
- ¥1,080
- Amazon.co.jp