人間はとても便利な生き物で。

嫌なものを見ないように、
眼を瞑るという選択が許される。

ただし、
眼を瞑っている間、
どんなに見たいものも見ることができないというのも事実。



何かを見るために、
嫌なことを受け入れて生きるか、

何かを見ないために、
喜びを諦めて生きるか、

選択は、
2つに1つ。


人間には誰でも、
どちらかを選ぶ権利がある。

とても便利で、
とても不便な、
そんな生き物で。

時期はずれの雨。
こんな早い時期に雨が降るなんてあまり記憶にない。

雨の日の思い出にはろくなものがない。
たしかあの日の品川も雨だった。

雨の日に楽しかった思い出は、
たった2つ。
どっちも、
今につながってるかな。




雪も、
すっかり溶けてきたな。

辛いという字に、
一を加えたら幸せという字になるから、

だから、
その一を探そう、
なんて世間ではよく言うけど。


でもさ。
ふと思ったのね。

ベースが「辛」で、そこに一を加えるんじゃなくて、
本当は、みんないつでもベースに「幸」を持ってるのに、
その中の「一」を見落としてるだけなんじゃないかな?


だから。

きっと真っ直ぐ目をこらして、
んでゆっくり、
ふぅ。
なんつってため息ついちゃったりなんかして、
肩の力抜いて周りを見ればさ、

ホントは自分は「辛」なんかじゃなくて、
「幸」なんだってことに気付くはずだと。



そうやって思ったとある朝。


見落としてたのは何かな?