オアシス～君がいたから～ 全16話
KNTVで視聴しました
あらすじ
1980年代から90年代の韓国激動の時代を
舞台に3人の男女の初恋や友情、
過酷な人生を描く
家柄による身分の違いがありながらも
兄弟のように育った2人の前に都会から来た
女学生が現れ、徐々に関係が崩れていくー
KNTVさんよりお借りしました⇒★
ネタバレ無し
史劇＝朝鮮時代までの印象で
エンタメとして脚色してあっても
歴史的背景、年表がしっかり頭に入ってたら
もっと面白いんだろうなと思いながら
話題になった史劇のみ楽しんできました。
近代（70年代～90年代）でも史劇って言う事を
最近知り、近代のほうが私は見やすいかも。
有名なドラマだと「ジャイアント」しか
思いつかないけど...
KBSの朝ドラみたいなシリーズは
その年代の設定が多い気がする。
「それでも青い日に」
やってることはマクチャンドラマと
変わらないんだけど
クラシックな雰囲気が落ち着く。
「オアシス」もそんな感じかなと思ったら
映画みたいにしっかりした作品だった！
音楽の入り方や場面展開の仕方が好み。
朱蒙、奇皇后の監督らしいです。
学生時代に知り合った3人の
青年期を描いていて
前半は麗水や光州が舞台。
全羅南道なまりが
ユノッペの故郷の言葉だ
と
聞いていて心地良かったです。
ドゥハク家の人達
ドゥハク（チャン・ドンユン）は
兄弟のように育てられたチョルウンの
身代わりで罪をかぶって刑務所へ。
両親がチョルウンの家の使用人で
ドゥハクは成績も運動も腕っぷしの強さも
チョルウンより秀でてはいけないと
押さえつけられてきた。
刑務所に入ったことがドゥハクにとって
人生で大きな階段を踏み外すことになった。
なかなか這い上がれずに状況が悪くなる。
おとなしい見た目と違って
チンピラ街道まっしぐら
時代の移り変わりでいつしか
不動産を回すインテリやくざに。
持ち前の頭の良さと頼もしさが溢れていて
常にまわりに仲間がいるのが救い
見た目で線が細い役者さんかなと思ったら
演技がうまくてひきこまれたわ
うまく元の場所に戻ってほしいなと
願いながら見てた。
ﾊﾟｯと見はCNBLUEのミニョクの系統だけど
阪神の近本選手に似てると思った。
ドゥハクの両親
この父ちゃん
時代のせいもあるけど
なんでも地主さんの言うこと聞きすぎや。
お母ちゃん役はソ・ヒジョン
こないだ「イブの罠」で議員秘書役で見て
パリっとした役もできるんや！と驚いた。
お母さん役も多いみたいだけど
家政婦役のイメージが強い。
今回はお母さん役で画面占有率が高い！
田舎のお母ちゃんなのもあって
時々、ユン・ヨジョン先生に見えてくる
（「がんばれクムスン」のおばあちゃん）
ユン・ヨジョンさんと顔の感じが似てるからかな
宣材写真だとぱりっとしてる。
女優さんやね
他の人たち
ヒロインはジョンシン（ソル・イナ）
ドゥハクとチョルウンが想いを寄せる
映画館の娘
腕っぷしが強く（笑、よくでてくる）
気が強くて芯がある。
ソル・イナはトレンディドラマ（古）よりも
ホームドラマかクラシックなドラマが合う。
TWICEのジヒョちゃんみたいなヘルシーさが
見ていてスカッとする
チョルウン（チュ・ヨンウ）
ドゥハクの人生を狂わせた張本人
チョルウンも色々あって大変だったな
とは思うけど、私は許せない～～
まわりの人がせっせとお膳立てしてくれて
下駄はかせてくれて神輿に担がれてきたから
できあがったこの人間性
（あれ？既視感）
卑劣な顔するのが上手だったわ。
普通の時は時々ユノッペの友達の
カン・ドンホさんに見えたり
なかやまきんに君に見えたり
大学生になったチョルウンを
取り巻くのは民主化闘争
映画「1987、ある戦いの真実」を見た
あとだったので状況がわかりやすかった。
チョルウンの母ちゃん
（カン・ギョンホン）
KNTVさんの紹介文が
裕福に育った世間知らずって
バッサリと言い当てすぎるやろ。
息子のためなら、と言いつつも
全ては自分の欲のためという
チョルウン側の人間はどいつもこいつも
悪いの3乗やった。
時々聖子ちゃんに見えて
歳の割に綺麗にしてる人なのか
と調べたら75ライン
会社の先輩と同い年やった
↑いけずな所も一緒やな。
主役ドゥハクが魅力的なキャラクターで
悲運だから応援する気持ちで見守って。
チャン・ドンユンが爽やかだけどしっかりした
雰囲気で他の作品も見たいなと思った。
クラシックなしっかりしたドラマで
落ち着いて見られて面白かった。
最近のドラマが少し疲れてきたな
という人におすすめです。
（9.0点/10点満点中）